鎌倉山、峰床山 & 八丁平
- GPS
- --:--
- 距離
- 13.9km
- 登り
- 988m
- 下り
- 988m
コースタイム
天候 | 曇り、午後から雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
全体に道はしっかりしていて問題ないと思います。 渡渉ポイントもOKです。 八丁平から東へ尾根を越え、沢に下りる途中で地形図と照合に迷う地点がありました。 |
写真
感想
雨で歩けない日が続き、欲求不満が積み重なってきたなかで、今日の夕方までは天気が持ちそうな予報を見て、無理やり出かけてしまいました。
比良から安曇川を挟んだ西側、京都との県境の鎌倉山と、少し京都に入った峰床山を歩きます。
でも今日のメインは峰床山の山麓にある八丁平という湿原です。
もちろん規模は大きくなさそうですし、植物の種類も少ないようですが、あまり見たことがない景色の中を歩けることを楽しみに行ってみました。
坊村の市民センター前は、琵琶湖側からと並んで比良のメイン登山口です。
私はここに車を置くのは初めてです。
登山口の看板を見ると、尾根道と谷道の両方があって、先日の鈴鹿のように増水してたら困るので、尾根道を選択して登りはじめます。
ここ数日仕事以外で体を動かせていないので、坂道ですぐに汗が流れます。
汗と一緒に悪いものが流れて体が絞れるイメージを浮かべながら歩きます。
登り出しは学校の朝礼のような植林地帯の中を歩き、しばらく登ると今度はブナが多い雑木林になります。
朝礼の風景と比べると、この賑やかさはアジアの市場を連想しながら歩いていました。
意外だったのが、花を全然見つけられないこと。
その代わりに見ていて飽きなかったのは、地面から出てきたばかりの木や草の芽。
双葉の形もいろいろあって、ついつい立ち止まってしまいます。
湿原が近づくと、雰囲気ががらりと変わります。
周りの色が土の茶色から一面緑になります。
花も目立ってきました。(名前は気長に調べますね)
鹿とハチあわせしたりしながら1時間かけてゆっくり湿原を一周し、尾根を越えて斜面をジグザグに下りていきます。
ここで本日初のルート間違いをやらかし、30分ほど費やして仕切りなおし、谷の沢を渡って林道へ。
スタート地点までの道は、出会ったご夫婦と道連れになり、山の話に花を咲かせながら帰りました。(夏に槍ヶ岳を登るのに体力をつけるためのトレーニングだそうです)
最後になって雨がポツポツ降ってきて、よく今まで耐えてくれたと天気にも感謝しながら車に乗り込みました。
山を歩いて、天気が悪くても花がなくても、そこで見つけたものや起きたこと、出会った人・・・楽しみの種はいっぱいありますね。
コメント
この記録に関連する登山ルート
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京都から朽木に向かうと右が比良・・・
当然左にも山々が連なっており、いずれね・・・なんて考えて結局まだ行ってないのは良く知らなかったから。
山と高原の地図も比良のはボロボロ、北山のは凄く綺麗なまま・・・
この記録拝見して初めて知りました。
千年杉にも八丁平も魅力的ですね
ヤバイ・・・行きたい山がまた増えた・・・
京都の最高峰が971.5mの皆子山だというのも最近知りました。 その北隣が峰床山。
確かに雄大な景色や達成感を求めるなら他に行きたい山もたくさんありますが、どうしてどうして面白い山歩きができましたよ
歩いてると不思議なもので、目に入るもの、耳に届く音(声)、手足の感触・・・そんなものを楽しむセンサーが100倍働くのを感じます。
お嬢さんたちのセンサーも、きっと私たちとは感度が3ケタくらいちがうんだろうと思いますよ
あらー エリアはだいぶ離れているとはいえ、鎌倉山ですか!!
私は神奈川の鎌倉市にいました 箱根に続く接点が 鎌倉
木の子供たちの擬人法、面白いですね。今度まねっこさせて頂きます
静かに歩けそうだし、景色に変化があって楽しめそうなカンジ。
を見たり、沢の水音を聞いたり・・・感性が豊かになりそう。
monsieurさんのレコを拝見して、私もお山から、いつも色々なものを頂いているなぁ〜と思いました
いつもいつも私の拙いレコから、いいところを拾ってもらってありがたやありがたや・・・
の名前もなかなか覚えられないんですが、18で初めてひとり旅 をしたときからずっと「こうなりたい自分 」というのがありました。
美しいものを前にしたときに、「美しい」と感じたい。
なんて格好をつけ過ぎなんですが、普段の生活の中で自分の心の中にはいろんな願望や不満があって、たぶん目の前のものがその通りに見えていないような気がします。
だから山(旅)に出たときは、自分の心の中を無色透明に近づけて、それが大きいことや小さいこと、赤いことや青いこと、動くことや育つこと、いろんなことを感じて喜びたい。 感心したい。
山を歩いていると、窓が全開になるのを感じてうれしくなります。
何を見ても聞いても「いいもの 」に思えてきます。
だから私の山行には「はずれ」はないんです
・・・ところでpippiさんのNAMEの由来は、あの長くつしたさんですか?
こんばんは!
また来ちゃいました
何か凄く良いことが書いてあって、思わず頷いてしまいました。
私も、お山に入ると、安らぎ、心が素直になります
pippiの由来は 好きから来ているのですが、
長靴下のピッピも含んでいます。
おてんばピッピが大好きで、憧れでした
ピッピが、トミーとアンニカと一緒に「いいもの探し」をした話、覚えてますか?
草むらからブリキの缶を拾って「これにお菓子を入れておけば、『お菓子入り缶』になるわ」と上機嫌になります。 ところが缶の底には穴があいていて、「これじゃあ『お菓子なし缶』ね。でもそれもとてもいいものよ」 とめげないシーンがありました。
彼女にとって大事なことは、それが何に使えるかじゃなくて、「私のお気に入り」を見つけたってことなんですよね。
やまに行って花が咲いててもいなくても、ガスで景色が見えなくても、山は「とてもいいもの」なんです。
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