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Yamareco

記録ID: 1161076
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ハイキング
妙高・戸隠・雨飾

おくしが嶽★上信国境【破風岳・毛無山・御飯岳】須坂五味池破風高原より小串硫黄鉱山跡地

2017年06月05日(月) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
06:32
距離
16.5km
登り
1,085m
下り
1,075m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:50
休憩
0:44
合計
6:34
7:25
87
8:52
9:02
23
9:25
9:26
18
9:44
9:45
44
10:29
10:30
13
10:43
10:54
8
11:02
11:06
33
11:39
11:41
16
11:57
11:58
37
12:35
12:48
71
13:59
ゴール地点
天候 梅雨入り前の高気圧
太平洋側は晴天、北アルプスは雲の中
過去天気図(気象庁) 2017年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
破風高原駐車場
http://www.suzaka-kankokyokai.jp/contents/midokoro/20.html
20キロの山道はすれ違い困難な部分が多い。
キツネの家族、猿の軍団、リスに会いました。
トイレあり
乳牛牧場へのゲートが閉まっていたため手前の駐車場に停めましたが、
下山後はゲート開いてました。
環境保護協力金200円
100万株のレンゲツツジはまだ咲き始めで、あと10日程先

道路情報 冬期閉鎖についてhttp://www.pref.nagano.lg.jp/suzakaken/doro/heisa.html
コース状況/
危険箇所等
●五味池破風高原〜破風岳
乳牛牧場側から三角点を目指しましたが、笹狩りされた幅広の登山道
牧場を過ぎれば、道標もテープも必要ないほど、迷いようの無い道です。
山頂手前の左側は切り立った崖ですが、木が生い茂っている為恐怖心はありません。

●破風岳〜毛無山
谷間なのに空気が澄んでいれば日本海も太平洋も見えちゃうかも?って立地だけど、その分風は強いです。
小串鉱山の遺跡があり、広々とした笹原です
万座からの道路の最終地点で駐車場あり、ここからの登山も可能です。
毛無峠は強風です
登山者よりも、リモコン飛行機を飛ばす方、バイクやドライブの方の方が多い

●毛無山〜御飯岳
笹原の稜線歩きから木の根をまたぐ樹林帯に入ります。
道は狭いですがおおむねわかりやすく、テープもあります。
一部残雪ありました。
御飯岳から先は、踏み跡も細く笹薮です、下山は迷いやすいと思いますが、登りなら何とかなりそうです。でも私は登りません。

●破風岳〜五味池
四阿山側から下山しました。こちらは笹狩りがされておらず、朝ならカッパズボンがいる程でしたが、ルートは鮮明です。
その他周辺情報 小布施温泉 穴観音の湯
http://www7.plala.or.jp/obuseonsen/
目に入ると痛いくらい塩気のある温泉です
北信五岳の景色も素晴らしく、露天は枕木があり空を眺めてくつろげます
高気圧
山に登る選択しかないっ!
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高気圧
山に登る選択しかないっ!
破風高原駐車場
まだまだ残雪の北アルプス
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破風高原駐車場
まだまだ残雪の北アルプス
乳山牧場からの北信五岳
先ずは破風岳三角点へ
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乳山牧場からの北信五岳
先ずは破風岳三角点へ
青空を映す水辺
きれいだなぁ( ´ ▽ ` )
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きれいだなぁ( ´ ▽ ` )
根子岳の隣の草原です
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根子岳の隣の草原です
御飯岳が見えました
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御飯岳が見えました
破風岳!
四角い『 が山頂
この山容が見たくて須坂から登ってきました♪
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破風岳!
四角い『 が山頂
この山容が見たくて須坂から登ってきました♪
小さな花も群生すると見事です
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小さな花も群生すると見事です
破風岳山頂
ヤッホーっ!
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破風岳山頂
ヤッホーっ!
破風岳から毛無峠、御飯岳への眺め
長閑な景色に秘められた歴史がありました
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破風岳から毛無峠、御飯岳への眺め
長閑な景色に秘められた歴史がありました
砂地に見えるのは小串硫黄鉱山の跡地
大正から昭和40年代、ここに町があり、小中学校まであったそうです
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砂地に見えるのは小串硫黄鉱山の跡地
大正から昭和40年代、ここに町があり、小中学校まであったそうです
毛無山
万座からの道路も行き止まりです。
鉱山がなかったら道もなかった
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毛無山
万座からの道路も行き止まりです。
鉱山がなかったら道もなかった
美しい笹原も、昔からの自然植生ではなく、小串鉱山の硫黄製煉による煙害で高木が立ち枯れし、現在の姿になったものだそうです
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美しい笹原も、昔からの自然植生ではなく、小串鉱山の硫黄製煉による煙害で高木が立ち枯れし、現在の姿になったものだそうです
振り返って緑に輝く破風岳
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振り返って緑に輝く破風岳
ジグザク急斜面
帰りに登り返すのもまた楽しみ
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ジグザク急斜面
帰りに登り返すのもまた楽しみ
斑尾山が随分下に見えます
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斑尾山が随分下に見えます
グンマーの県境
バックには浅間山
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グンマーの県境
バックには浅間山
小串鉱山の錆びた鉄塔が並ぶ
不思議な景色
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小串鉱山の錆びた鉄塔が並ぶ
不思議な景色
群馬県側
赤城山も榛名山も見えました
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群馬県側
赤城山も榛名山も見えました
硫黄をはこんだ鉄塔
電線もワイヤーもありません。
潰れている鉄塔もありました。
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硫黄をはこんだ鉄塔
電線もワイヤーもありません。
潰れている鉄塔もありました。
冬は日本海からの烈風の通り道。
取り残されて何十年も耐えてきたんだね
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冬は日本海からの烈風の通り道。
取り残されて何十年も耐えてきたんだね
約40年前に閉鎖された小串硫黄鉱山。硫黄の匂いはありません
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約40年前に閉鎖された小串硫黄鉱山。硫黄の匂いはありません
御飯岳への道も笹原
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御飯岳への道も笹原
歩いてきた道も笹原
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歩いてきた道も笹原
残雪もあり
ストックで線を引きながら歩くと帰りが面倒くさくないです
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残雪もあり
ストックで線を引きながら歩くと帰りが面倒くさくないです
志賀高原の笠岳です
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志賀高原の笠岳です
志賀山と裏志賀山
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志賀山と裏志賀山
御飯岳山頂
誰もいるはずもない突き当たり
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御飯岳山頂
誰もいるはずもない突き当たり
たまらん!( ^∀^)
手前から、毛無山、破風岳、四阿山、根子もチラ見えです
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たまらん!( ^∀^)
手前から、毛無山、破風岳、四阿山、根子もチラ見えです
毛無峠
鍋底形の大きな鞍部
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毛無峠
鍋底形の大きな鞍部
もう一度、破風岳へ寄り道
行きは逆光だったので。
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もう一度、破風岳へ寄り道
行きは逆光だったので。
1999m
1999年須坂商工会議所青年部
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1999m
1999年須坂商工会議所青年部
こっちの標識は
1999年9月9日とコダワリの日付
1999年にはかなり賑わったようです
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こっちの標識は
1999年9月9日とコダワリの日付
1999年にはかなり賑わったようです
土鍋山は次回のお楽しみです
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土鍋山は次回のお楽しみです
四阿山と根子岳
帰り道はこの標識がたくさんありました
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帰り道はこの標識がたくさんありました
牧場だけど牛はいない
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牧場だけど牛はいない
バックに北アルプス、、、、
見えません^_^;
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バックに北アルプス、、、、
見えません^_^;

感想

志賀高原の笠岳に登った時に眺めた笹の山域
奥深くてまさか登山道があるとは思いませんでした。

他の方のレコでは、万座道路の突き当たりの毛無峠からの方が多いようですが、
須坂の破風高原からも登れ、丁度レンゲツツジも咲き始めているようなので行ってみました。

長野と群馬の県境
緑の笹原が素晴らしかったのですが、
小串鉱山がとても印象的で、帰宅して調べるほどにのめり込んじゃいました。

その名前の由来について
昔は人跡未踏の山域は大ざっぱに呼ぶしかなかった。
いい例が、屋久島の”奥岳”や、信濃の”木曾山”がそうである。
その後しだいに個別の山名がつけられ、
やがて大ざっぱな山名は用済みとなって消えていった。
”小串鉱業所”の名称は、その古名に因んだものと思われる。
閉山までに採掘した坑道の総延長は70kmに達し、
その範囲は土鍋山から万座山にまでおよんで、
図らずも”おくしが嶽”と一致する。

参考HP 小串鉱山について
http://www.geocities.jp/gunmakaze/column/14ogushi.html

小串鉱山がなかったら、今でも人跡未踏の“おくしが嶽”だったかもしれません。

文句なしに絶景のアルプス
信仰色の強い富士山、白山、御嶽山
海と山の 文化が往き来した関田山脈
地元の方に愛される里山
そして、鉱物採掘の影響を受けた山
山もイロイロ深いけど、登山も深いと感じました。

negima

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