初見山!月山 山スキー
- GPS
- 96:00
- 距離
- 29.8km
- 登り
- 2,121m
- 下り
- 3,850m
コースタイム
- 山行
- 3:55
- 休憩
- 2:25
- 合計
- 6:20
- 山行
- 7:31
- 休憩
- 1:13
- 合計
- 8:44
天候 | 両日とも快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
ガスると全く分かりません。スキー場は竹竿がうってありますが… |
その他周辺情報 | 志津♨と寒河江PA向かいの湯チェリーに寄りました。 湯チェリーは300円、かけ流しなのにかなり安い。 |
感想
/17・18 19:30頃出発。寒河江PAに2時過ぎ着、仮眠どころかガッツリ眠り9:30出発し積雪期の初月山へ向かう。日本有数の豪雪地、どれほどの残雪量かとても興味のあるところだ。志津♨周辺から先の林道両脇残雪量はハンパなかった!ネイチャーセンターに停車スペースはなく、手前の林道脇となりそうだ。姥沢Pまで上がると丁度晴れてくる。すごいスケールの広い雪斜面でどこでも滑れそうだ。Pはガラガラで今日は快適に泊まれそうだ。
とりあえずリフトに乗り、山頂駅を目指す。なるほどリフトの軌道がコの字に除雪されていても、板が接地してしまう。真冬に営業できない訳だ。月山Pを目指そうと思っていたが、再びガスって来たので姥が岳から石跳沢を滑り、ネイチャーセンターに向かうことにする。姥が岳は割と人が多く、P付近は草原が少しのぞき始めていた。
姥が岳西面は雪悪いもののすごいスケールだ。上部ブッシュが少し気になる。装束場への尾根状を進む。よく見ればさらに北側の斜面からでもinできた。先行トレースを辿り湯殿山へ向かう。思いのほか急ではなく、雪はグズグズだがいい調子で登れる。稜上に亀裂も見られるがまだ平気かな?それにしても先行者はなぜ東側の雪庇上を歩いているんだろう?湯殿山Pは道標などなし。どうやら晴れれば朝日連峰がド正面、素晴らしい景色だろう。
湯殿山南斜面は最高!最高!途中1000m位で平坦となり、南側へトラバースして石跳川に出る。止まりそうな所を後傾で何とか乗り切った先で、ボーダーが大雪庇をジャンプしていた。ネイチャーセンターはその先すぐだった。仙台からきていた方々に聞けば東斜面は亀裂オンパレードだったそうだ。ちなみに鳥海はもっといいと言っていた。
1日3本のバスは500円で乗ることができ、14:51のバスで姥Pに戻り、ラストバスに間に合うとふみ、もう一本滑ることにする。この時間帯でガスが晴れた。月山がとてもデカかった。リフトに乗ったもののどうやらバスの時間を勘違いしていたようで、急いで下ることにする。滑ろうと思っていた斜面になかなかとっつけなかったものの、かなり下ってから石跳川への急斜面入口を発見、inすると結構な亀裂でも斜度は快適。最高だ。この時間帯は谷の中が日陰になっており、ここがまた良かった。バスに間に合わせるべく今までないようなスピードで下る。ビバ林間滑走!あっという間に先ほど滑ったところに合流。バスにも間に合った。姥Pに戻ると車は自分のものだけになっていた。このだだっ広い開放感満載の空間が貸し切りだった。
/19 起きるとガス。今日は月山Pに行く予定。滑りに行って下り口がわからないと困るので、しばらく待つと晴れてきた。リフトは8:30営業開始だった。山頂駅から見れば1700mくらいの鞍部状の部分が見えていた。歩き始めるとガスと晴れ間が交互にやってきた。鞍部からは日本海側が素晴らしく晴れているのが確認できた。月山Pへは斜登行で向かう。上部は気温が低く風が強かったのかザラメが凍ったような雪である。平らになってくるとその北側に小屋を発見し、P着する。日本海が美しかった。
いつかはやってみたい肘折♨ルートを確認、念仏平に行くのも時間が読めなかったので、このどこでも滑ることのできる斜面を何本か楽しむことにした。調子に乗って滑り下りすぎて1575mまで降りてしまった。滑った斜面の南側尾根状を登る。
途中、別人が下ってきたが1800m位でやめたようだ。
もっと上から滑ろうと思ったが、斜度が緩く面白そうな感じがしなかったので、登ってきた尾根状の北側を滑る。1600m位で谷にぶつかりここでやめた。つながっていればいい感じだったかな?
同じ尾根に登り返すと数人が自分の滑ったところを念仏平方面まで下って行った。ラストは大雪城を滑る。ダンビロで快適ではあるが、はじめに滑ったところが一番豪快に滑ることができた感じだ。無風で結構暑く、雪も腐っている。ヘロヘロになって登り返すも1800mくらいからガスになり、自分のトレースを目標に登る。ようやく平らになったが小屋のようなものは見当たらない。すると先ほどの別人トレースを発見、すべて信頼するわけでもない感じで進むと、下り口と思しきところに到着。鉄杭なども見える。
ラスト下りはP直下はボコボコで滑りにくい。少し南側なら?とさらに下るとあとはトラバースとなりながら下る。長い。行きに見かけたロープのところにでる高さで滑ってきたようだ。最後は勝手にゲレンデに引き込まれると思っていたが、気が付けば右側に巨大雪庇を見ながら腐った雪のブロックが落ちてこないかビビりながら滑る斜面に出てしまった。ロープが設定されていた理由が今わかる。新しいブロックが多く、精神的に押しつぶされて姥沢ヒュッテ上に出てきた。
志津で風呂に入り、さらに寒河江SAの直近温泉施設にも立ち寄り、充実の1日を過ごし自宅へ向かった。明日仕事とは思えない感じ…
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