キイシモツケ咲く龍門山

2017年06月10日(土) [日帰り]

• GPS: 02:04
• 距離: 5.3km
• 登り: 493m
• 下り: 470m

コースタイム

日帰り

• 山行: 1:44
• 休憩: 0:17
• 合計: 2:01

距離 5.3km 登り 493m 下り 483m

15:50 田代コース登山口
16:21 田代峠
16:51 17:07 龍門山
17:38 17:39 中央コース登山口
17:51 田代コース登山口

◆龍門山の前に登った観音峰山（ベニバナヤマシャクヤク）
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1165068.html
◆2015年6月の龍門山
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-655424.html

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

田代コース登山口付近の路肩に駐車

写真

6/10 15:44

ウツボグサ咲く田代コース登山口から、

6/10 15:45

田代コースを登り始めます。

6/10 15:51

草深い道を進んでいくと、このお花は何？

6/10 16:01

沢を横切った先には地蔵尊が祀られています。

6/10 16:10

ちりなし池への分かれ道を見送り、鬱蒼とした道が続きます。

6/10 16:20

田代峠に達し、尾根の上に出ます。

6/10 16:24

この先はモチツツジが目立ちます。

6/10 16:33

緩やかに起伏する尾根道を進んで、蛇紋岩がごつごつとした坂道に差し掛かると、

6/10 16:35

カキノハグサがちらほらと。

6/10 16:38

磁鉄鉱を多く含んだ蛇紋岩で、磁針を近づけると著しく磁性を示すという磁石岩の上に立つと、

6/10 16:39

周囲に広がるのはキイシモツケの群落。

6/10 16:49

この先はキイシモツケが見事。無数の白い花をまとった枝をくぐるのは、花のシャワーを浴びるかのよう。

6/10 16:50

枝いっぱいにびっしりと白い花を重ね、雪が降り積もったのかと見紛うほど。

6/10 16:52

キイシモツケの花を鑑賞しながら進むと、龍門山の頂上に達します。

6/10 16:55

岩場の上に立つと、キイシモツケの群落越しに紀の川流域を見渡し、対岸に横たわる和泉山脈の彼方に大阪湾は、見通せるような、見通せないような。

6/10 16:59

緩やかに傾斜する草地が広がる頂上の周囲は、キイシモツケの群落で飾られます。

6/10 17:00

見渡せば、あちらにも、

6/10 17:00

こちらにもキイシモツケ。今がちょうど盛りのようです。

6/10 17:02

白いお花といえば、足下に目をやるとテリハノイバラも見かけますが、

6/10 17:05

やはり見どころはキイシモツケ。夕方の光を浴びて白い花穂が輝いて見えます。

6/10 17:07

その様子を遠巻きに見守るアザミ。今はすっかり引き立て役に徹している様子です。

6/10 17:08

下りは中央コースへ進みます。

6/10 17:11

こちらもカキノハグサが点在し、

6/10 17:16

シライトソウも見かけます。

6/10 17:16

標識に導かれて蛇紋原に立ち寄ると、松が茂って分かりにくいですが、蛇紋岩が折り重なるようにして急傾斜の斜面をなし、至るところでキイシモツケが白い花穂を垂れています。

6/10 17:20

コースに戻るとタツナミソウが多く、

6/10 17:22

今度は明神岩に寄り道し、岩頭に立って紀の川を見下ろします。

6/10 17:23

不気味に口を開けた風穴をのぞき込みます。国内では蛇紋岩洞はこの風穴だけという貴重なものとのこと。

6/10 17:27

薄暗さを増す樹林帯の中をどんどん下って、

6/10 17:42

中央コース登山口でコンクリート舗装の農道に飛び出すと、その先は芳香を放つテイカカズラや、

6/10 17:43

道端を青紫色に染めて賑やかなクサフジを始め、

6/10 17:44

ドクダミや、

6/10 17:48

マンネングサの仲間？、

6/10 17:48

ウツギなどを眺めながら田代コース登山口に向かいます。

撮影機器：

Canon PowerShot S120 Canon

iPhone 5s Apple

装備

個人装備

ぶらさげリラックマ

感想

anappleaday

　観音峰山のベニバナヤマシャクヤク鑑賞に続いての本日2座目は、キイシモツケを眺めに紀州富士・龍門山へ。
　田代コースを登って尾根上で出ると、モチツツジが目につき、足下にはカキノハグサも。お目当てのキイシモツケといえば磁石岩の辺りから増え始め、白い花を追いかけながら進むと頂上に至ります。頂上の周囲はキイシモツケの群落で飾られ、枝いっぱいに白い小花を重ねる様子は何とも見事。帰路の中央コースでも蛇紋岩の岩稜帯はキイシモツケで覆われます。ちょうど盛りの時期に巡り合わせたようで、短時間でしたが満足のいく山行となりました。