庚申山 コウシンソウはどこ？皇海山の眺めに感動！

2017年06月10日(土) [日帰り]

• GPS: 07:35
• 距離: 15.7km
• 登り: 1,273m
• 下り: 1,262m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:40
• 休憩: 0:50
• 合計: 7:30

5:00 銀山平
6:00 6:00 一の鳥居
6:50 7:00 庚申山荘分岐
8:50 9:15 庚申山
10:20 10:30 庚申山荘
11:25 11:25 一の鳥居
11:30 11:35 庚申七滝
12:30 銀山平

天候

晴れ後雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

国道122号線で草木ダム横を通り、足尾に向かい、
原向駅を過ぎ、信号のある交差点を左折
（銀山平の看板あり）道なりに約5kmでかじか荘（休館中）
手前に銀山平公園の広い駐車場があります
登山口ゲート前の駐車スペースはロープが張られ、駐車できません

その他周辺情報

サンレイク草木
入浴料500円、露天風呂もあり、のんびり出来ました♪
http://www.kokumin-hukusha.or.jp/annai/ken/gunma/210045.html

写真

6/10 4:57

銀山平駐車場
おはようございます！晴れそうな兆しにわくわくしてきました♪

6/10 5:03

数々の歴史を秘めた庚申山に向かいます。ちょっと緊張も！

6/10 5:07

昨日登った備前楯山への道を見送り、直進

6/10 5:08

厳重なゲートがありました

6/10 5:18

密やかな滝

6/10 5:31

谷底まで木々の葉が茂り、音はすれども姿は見えずの滝

6/10 5:49

天狗の投石
雨あられの如く、凄く沢山投げたんですね(*_*;

6/10 6:00

一ノ鳥居に到着
これからが本当の登山道

6/10 6:20

こんな道標に歴史の重みを感じます

6/10 6:24

鏡岩
巨石には何故か杖のつっかい棒がユーモラス。単に立てかけてあるだけなのに…

6/10 6:24

鏡岩の悲しい伝説

6/10 6:32

夫婦蛙石
そう言われればそのようにも(~_~;)

6/10 6:39

仁王門
さすがに信仰の山らしさを感じさせる岩の名前

6/10 6:45

緩やかな斜面の自然林に陽の光、心が和みます

6/10 6:48

参道らしい石段
古くから修験道の山として整備がされているのではないかと思い、先人を偲びながら石段を踏みます。

6/10 6:51

開祖「勝道上人」の碑

6/10 6:52

庚申山荘分岐
左へ行けば安全、右に行けば危険の伴うお山巡り！コウシンソウに会いたくて、危険は覚悟で右へ！

6/10 7:13

シロヤシオ
花は散りかけですが、咲き残っていました

6/10 7:13

笹の茂る尾根
徐々にきつい登り(/_;)

6/10 7:14

青空に励まされ

6/10 7:14

庚申山の稜線に励まされ、登ります

6/10 7:21

地面で美しさが際立つ落花

6/10 7:25

上から見た最初の鉄梯子

6/10 7:26

どの辺りの山見えているのか分かりませんが、視界が開けて来ました

6/10 7:28

シロヤシオ満開♪

6/10 7:31

コウシンコザクラ
岩壁に群生する姿は愛らしいの一言(^.^)

6/10 7:32

コウシンコザクラと何やら白い花のコラボ

6/10 7:41

巻道を一旦下り、この橋で大岩を迂回します。下る道を見落とし、直進して垂壁に阻まれ、うろうろしました。ご注意ください！

6/10 7:42

絶壁の下を通り

6/10 7:44

立って歩けそうもない枝尾根を眺めたり

6/10 7:44

そのうちに、次第に慣れて来るもので

6/10 7:47

崖下を覗きこんだり

6/10 7:50

鉄梯子にも又かという感じで慣れて来ます

6/10 7:52

可愛らしいスミレ

6/10 8:07

覗き窓になった岩は沢山あります。どうしてこんなふうになったのか？興味深いですが…

6/10 8:09

こんな絶壁の間を登って行けば、コウシンソウに会えるのでしょうか？勇気がありません(;_;)

6/10 8:14

壊れかけた祠

6/10 8:18

ここにものぞき窓岩

6/10 8:20

庚申の岩戸
この岩を通過後、庚申山荘からの登山道に合流

6/10 8:25

見下ろした大岩の下の合流点

6/10 8:26

胎内くぐりはあちこちにあるのですね

6/10 8:47

どうやら岩場は抜け、緩やか針葉樹林帯に入りました。多分山頂はもうすぐ！

6/10 8:52

ハラハラ＆ドキドキの連続を乗り越え、庚申山山頂に到達です!(^^)!

6/10 9:02

長い間の念願を果たしました

6/10 9:04

木の枝に付けられた山頂標識もあります

6/10 9:07

シャクナゲ

6/10 9:09

下山開始後、100mほど歩いて、山頂の先に見晴らしの良い展望台があることを突然思い出し、慌てて引き返しました！あやうく後悔するところでした(^^ゞ

6/10 9:09

何とも素晴らしい皇海山の姿。名前も素晴らしいと思いますが、日本百名山に選ばれている理由の一つが、ここからの景色ではないかと眺めて居て思いました。やはりこの眺望は一度は見ておくべき絶景かと思います(*^^)v

6/10 9:10

日光大連山のシルエット

6/10 9:10

中央やや左に錫ヶ岳、右奥に日光白根。錫ヶ岳に登った日を思い出すと感無量！

6/10 9:11

鋸岳方面の稜線
去年までは庚申山を経て皇海山を往復する夢がありましたが、体力に限界を感じた今は眺めるのみ(;_;)横浜からいらしたという女性二人は皇海山を目指し、山頂でお見送りしました。長丁場ですし、予報通り、昼から雨が降り出し、どうしたか気になります。

6/10 9:41

お山巡り分岐まで下山

6/10 9:43

お山巡りに比べたら、安全かと思いきや、なかなかどうして、鎖＆梯子オンパレードに気が抜けません(~_~;)

6/10 9:55

このコースも正に奇岩怪石の連続

6/10 9:56

滝沢馬琴はこの地を訪れていたのですね！驚きました(+_+)

6/10 10:04

こんな垂壁を眺めていると想像力が涌いて来るものなんでしょうか？今のようにアクセスも良くない時代に幾日もかけて江戸から歩いて来たのでしょうね！

6/10 10:15

？

6/10 10:15

クリンソウ
鮮やかに咲き始めていました♪

6/10 10:19

庚申山荘
以前は、宿泊してみたいと思っていましたが、荷を軽くすれば日帰り出来る為、諦めました。

6/10 10:25

ちょっとだけ、中を覗かせてもらいました♪

6/10 10:26

コウシンソウの写真が玄関の壁に貼ってあり、せめてもと写真撮影(;_;)

6/10 10:30

さようなら
もう二度と来ることはないかもしれません！いや、またコウシンソウを見る為だけに、出かけて来たい気もして心が微妙に揺れています。リニューアルしたかじか荘にも寄ってみたいですし、また来るかも(^^ゞ

6/10 10:35

いやはや、スリリングな登山を終え、無事分岐に帰還出来たことに感謝！

6/10 10:37

杉木立の下で、陽を受けて輝く遅咲きの花

6/10 11:20

川の流れも緩やかになり、一ノ鳥居はもうすぐ

6/10 11:31

せっかくですので庚申七滝に立ち寄りました

6/10 11:32

滝の中腹に橋がかかり、その先は通行止めでした

6/10 11:32

上流の全容は見通せない感じです

6/10 11:32

滝の下流

6/10 11:37

さようなら一ノ鳥居
これから長い退屈な林道歩き

6/10 12:08

姿のない滝
駐車場に着く寸前、小雨が降り出し、車に乗った直後雨脚が強まりました。出発を一時間早くして、大正解！

6/10 13:14

付録
足尾の街を抜け、コンビニに買い出しに行く途中、駅に泊まっている電車が見えたので、寄って写真を撮りました（トリテツではありませんが…）

6/10 13:14

一両編成の可愛らしい電車（ワンマン電車で、駅も出入り自由なので、歩きまわって写真が撮れました）

6/10 13:15

間藤駅
ここが渡良瀬渓谷鉄道終点の駅なのですね！

6/10 13:15

渡良瀬渓谷鉄道終点
終点という響きには寂しいものがありますが、自分だけでしょうか？

6/10 13:15

足尾銅山の栄枯盛衰を思うにつけても、いつまでもこの電車がなくなりませんようにと祈るばかりです

6/10 13:16

目前に険しい地肌を晒す山が、銅山の歴史を強く思い起こさせます

6/10 16:48

明日縦走する古峰ヶ原湿原登山口に到着

6/10 16:48

傍らに気持ちの良さそうな東屋もあります

6/10 16:49

古峰原峠の標識

6/10 16:49

明日は快晴の予報♪
眺めが素晴らしいという象の鼻展望台にも是非寄ろうと思います。大展望が楽しみ♪

感想

kyom4

コウシンソウの咲く時期に是非「庚申山」に登りたいと思い
ずっと計画を温めておりました。
前日、銀山平から程近い「備前楯山」に登り、
いよいよ、メインテーマの庚申山登山開始。
週間天気予報で、午後から雨とのこと、出発時刻を一時間早くしました。

昨年までは、庚申山を経て皇海山を往復する計画も立てていました。
膝を痛め、腫れに悩まされるようになり、歩き通す自信がなくなり、
鎖や梯子の危険箇所の連続するというお山巡りも、
こんな自分にとって大丈夫かと数日前から不安がありましたが
是非コウシンソウをこの目で見てみたいという思いが強く、決行。

希少な花を見るにはやはり、事前の細かな情報収集と先達が必要だったと
とぼとぼ帰る道すがら、幾度も悔やみました。
しかし、気を取り直し、来年も歩けるようだったら
庚申山荘に宿泊するのも良いし、新しくなるかじか荘も楽しみですし
再挑戦しようと思います。

コメント

tuusann

コウシンソウはありました
私は昨日１２日に同じコースで登って来ました。
コウシンソウは「お山巡り」の分岐を過ぎて山頂への登りの途中で右手に岩場があります。踏跡が有るので注意すればわかります。岩場に張り付いて咲いていました。
お山巡りで痩尾根（蟻の戸渡？）を過ぎて桟橋を登ると開けた草原？の先にある岩場がありますがそこの岩壁に何株か咲いていました。（ここで登山道は右にトラバースします）例年だと２０日過ぎなのでまだ早いのかも知れません。

kyom4

Re: コウシンソウはありました
tuusannさま　コメント有難うございます

岩場の連続する中、一体どこにあるやらと探しながら歩いておりましたが
やはり注意力不足で咲いているお花を見つけられなかったのですね
こういう希少なお花を見る為には、
良く知っている方に同行させていただくのが一番かと
痛切に感じながら下山しました。

もし又行く機会がありましたら教えていただいた箇所を探したいと思います。
リニューアルしたかじか荘にも寄ってみたいですし
来年再計画してみたいと思います
有難うございました