南アルプスの女王(仙丈ヶ岳)
- GPS
- 07:05
- 距離
- 9.5km
- 登り
- 1,157m
- 下り
- 1,155m
コースタイム
天候 | 晴れ(山頂で一瞬降雪?) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2007年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
芦安〜広河原、広河原〜北沢峠 マイカー規制のためバス利用 |
予約できる山小屋 |
|
写真
感想
晴天に恵まれた10月6・7日、初めての南アルプスに行きました。思えば7月に鳳凰三山計画を台風に潰されて以来のリベンジマッチでもあります。
今回は色々教訓になることがありました。南アルプスをこれから目指す方、ぜひ参考にしてもらえればと。
さて金曜日夜、仕事から帰って支度して、23:00車で出発。今回は天気も良さそうでワクワク。首都高の事故渋滞も何のその。メゲることなく走って2:30芦安市営駐車場に到着・仮眠。バス乗り場近くの駐車場はこの時点で90%埋まっていました。早い到着が肝心です。
朝4:30周囲の音に目覚めると、すでにジャンボタクシーに人が集まっています。第一便は5:10ですが今日は北沢峠まで行くので5:40広河原行の第二便まで朝食を食べてゆっくり過ごしましたが、これが本日の誤算のはじまりでした。5:30バス乗り場へ行くともう人が沢山集まっています。人数に合わせて増発することもなく、通勤ラッシュに負けないギュウギュウ詰めで、立ったまま1時間ゆれるバスで広河原到着ですでにクタクタ。乗り換えの北沢峠行乗り場も第一便の客の順番待ちの後ろに並ぶことになり、始発には乗れず途方に暮れそうになりそうなところに増発便が! 結局30分遅れの7:45に北沢峠到着。ここまででも色々苦労しました。
さて、スタートの遅れを挽回すべく、尾根への急登をペースを上げて登り、8:55大滝ノ頭五合目到着。何とコースタイム2時間の登りに1時間10分?! コースタイム設定はちょっと遅すぎでは。
ここで甲斐駒や北岳を眺めて小休止。しばらく登ると森林限界を超えて見晴らしサイコー。9:55小仙丈ヶ岳到着。
ここからは前方にカールを抱いた仙丈ヶ岳、右には北岳・間ノ岳、振り返れば甲斐駒、そしてその左奥に遠く北アルプス(槍の穂先が見える!)。ここから仙丈山頂までは3つのカールに囲まれた気持ちの良い稜線歩きです。
11:05山頂到着。
雲間に浮かぶ四囲の山々(中央アルプスも間近に見えるし、御嶽、乗鞍も)をおかずにゆっくり昼食。と思ったところで何と雪が。今シーズン初雪を仙丈ヶ岳山頂で迎えることが出来ました! その雪も15分ほどで止み、また視界が開け、西から青空が広がりはじめました。
12:00までゆっくり山頂を満喫し、いよいよ下山開始。
藪沢カールを巻いて仙丈小屋へ降り、12:55馬ノ背ヒュッテ到着。ここでしばし休憩者と談笑していたら、どうやら北沢峠の小屋は予約無しでは今日は泊まれない可能性が高いとの情報を得、急いで大平山荘へ下山。14:20大平山荘到着、やはり予約無しはNGということでトボトボ北沢峠まで戻り、長衛荘もNGを確認し、小屋泊を断念。15:00北沢峠発の臨時便で広河原へ戻りました。広河原のバス乗り場は16:00の市営駐車場行を待つ長蛇の列。ここでも市営駐車場行は増発も含め超満員で乗れず、17:00最終便まで待つか甲府行バスで途中の山ノ神ゲートで降りて駐車場まで歩くかの選択となり、甲府行バスにギュウギュウ詰めでまた立ったまま1時間ゆられ、結局車に戻ったのが17:30。山は楽しかったけどインフラは最悪。教訓の多い一日でした。
教訓.
・北沢峠はバス便があるので、小屋は予約しないと断られる(ハイシーズンは)
・午後入りしないのであれば、ぜったい始発バスに乗ること
・とにかくバス待ち列は早めに並ぶ(ちょっとの違いが立ち席となってしまう)
一旦甲府まで車で出て晩飯を食べ、お酒・つまみ、翌日の朝食を買って再び駐車場へ。今度はバス乗り場が見えるポイントに車を停め、寝袋で車中就寝。仮眠用に寝袋持ってきて良かった!
で翌日の甲斐駒へつづく。
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