岩手山 (馬返コース、行きは新道、帰りは旧道)【岩手県、岩手山】、行き帰りは逆がよかったか
- GPS
- 06:54
- 距離
- 12.7km
- 登り
- 1,460m
- 下り
- 1,460m
コースタイム
馬返P 8:20 – 登山口 8:25 – 0.5合目 8:44/45 –(新道経由)- 1合目 8:56/9:03 – 2.5合目新旧道分岐 9:17/19
-(新道経由)- 3合目 9:26 – 4合目 9:42 – 5合目 9:59/10:05 – 6合目 10:23/25 – 7合目新旧道分岐 10:48/55
– 8合目避難小屋 10:59/昼/11:15 – 不動平 11:28/29 – 火口壁A 11:42/43 – 岩手山頂上 11:56/12:10
-(時計回り)- 火口壁A 12:22/岩手山神社奥宮往復/32 – 不動平 12:42 – 8合目避難小屋 12:55/13:02
– 7合目新旧道分岐 13:07 -(旧道経由)- 5合目 13:30 – 4合目 13:48 – 3合目 14:04 – 2.5合目新旧道分岐 14:09
– 1合目 14:19 -(旧道経由)- 05合目 14:27 – 登山口 14:42/45 – 馬返P 14:47
●行動時間 6:27
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
(盛岡)=(馬返)-岩手山-(馬返)= (網張温泉)=(盛岡) ●アクセス一言メモ ○馬返 ・盛岡市内(駅付近)からでも、高速を利用せずとも約40分で到着することができる ・滝沢ICからでも直線的に進み到達できる |
コース状況/ 危険箇所等 |
●コース状況 ○馬返コース新道 ・新道旧道を問わず、途中の案内標識はよく整備されている。H19年整備とのことだから、きちんとしているのも当然か ・新道は木立の中の急坂 ・旧道との比較で言えば、単に登り降りするには新道のほうがいいように思う ・数々の花の種類を見ることができるのが旧道だが、シラネアオイに限っては、新道のほうがよく見ることができる ○馬返コース旧道 ・4合目より上部では、露岩帯や砂礫帯の急坂が相次ぎ、登降ともに厳しい ・砂礫の下りは足に厳しいので、どちらかといえば登りに使うべきか ・しかし、見通しは良好であり、登山口や滝沢村中心部等がよく見える ●買う、食べる ・登山口近傍には買い物できるような所はない。滝沢駅前や盛岡市内まで行けばなんでもあり |
写真
感想
岩手県2座目。
朝からレンタカーのバッテリー上がりなどで出遅れ。ようやく8時過ぎに登山口である馬返駐車場へ。
駐車場から一息登って登山口。手前には清水が潤沢な水量を誇っている。
登山口から登山道に入るとすぐに、滝沢村の標識に励まされる。なかなか心のこもった標識。
徐々に登山道のような勾配に。ミツバツツジが咲いているが、当初は枯れ始めていたものが、道を進むにつれて満開になっていった。
沢の縁を通り抜け、0.5合目。ここでも新旧の道が分かれる。
あまり明確な理由はないが、行きは全て新道とすることに。ガイドブックにある“旧道は眺めがよい”という台詞が頭に残っており、帰りに眺めがよければ歩きながらでも楽しめるであろう、というくらいの思い。
この辺りで、老夫婦に追いつく。実はこのお二人とは一日中離合を繰り返すことになる。
この部分の新道は、じめじめ感のある濃い木立の中を登る。
やがて1合目。休憩できるような広場になっている。
1合目からしばらく進むと木の階段が始まる。黙々と登ると、露出した土の斜面。登り切ると2合目。
そこから再び木立の中をしばらく進むと2.5合目。中途半端が多いが、合目が先にあり、新コース整備が跡になったためのことであろう。
2.5合目からも新道を選択。こちらの新道も木立の中の急登。ときどき大岩があるので座ることができる。3合目、4合目、5合目と新旧ルートを接続する間道があるようだ。
付近にはシラネアオイが何度も姿を現す。次第に群落が大きなものになっていくように思う。
5合目頃からは、旧道を行くグループの話し声がよく聞こえる。確かにずいぶん近いところを並行しているのがよくわかる。向こうでは、“雪が見える”と小さな子のいるグループが歓声を挙げている。
6合目を過ぎてやがて、小さな雪渓の上を歩きやや沢側に登ると、いよいよ最終盤の登り。明るい、見通しの利く木立を抜けると、7合目に飛び出した。
7合目で新旧のルートが合流する。岩手山山頂部も眼前に現れる。見下ろせば、滝沢方面も見えている。しばし休憩しているとさっきの歓声の主と思しき子連れの一行が。場所を空けるためにも先へ。
程なくで既に8合目の小屋が見え始め、この間が近いことが分かる。
やがて、8合目。時間は早いが、ここでもうお昼に。気持ちのよい冷たい清水もあるし、いいだろう、と。
昼を食べ、不動平へ。ここから見る岩手山は大きな塊。火山岩の砂礫の急坂を次々に登る人並みが見える。と、そこには先ほどの労夫婦が。早いじゃないですか…
最後の急坂に取り付くが、昨日来の疲労蓄積でいよいよ足が重くなってきた。早く登り切りたい、と思う。
火口壁に到着し、残りは気力で頂上へ。月並みに時計回り。
頂上は焼走りコースが見下ろせる位置。雪を頂いた秋田駒や八幡平がよく見える。また、火口丘も大きく見える。火口丘の頂上には高くケルンが積まれているが誰が行ったのやら。
頂上からは、そのまま時計回りに一周。最後に火口内に神社があることに気づく。火口壁からの下降点まで進んでから、リュックを降ろし空身で神社を往復。神社は岩手山神社奥宮とのこと。
火口壁からは一気に下る。
8合目で水を補給。ここまで行程こそ違うが要所で出会い続けた老夫婦にお別れを告げる。たぶん、これで駐車場までお会いしないであろう。
7合目からは旧道を選択。砂礫の下りは滑ってしまうので、足には悪い。眺めはいいが、見とれていることもできない。そのうち岩場に変わり、6合目、5合目と花に囲まれながら岩礫帯を下り続ける。
あとは淡々と往路の巻物を巻き返すように戻る。
登山口の清水で、タオルを浸し、顔を洗う。
駐車場まで戻り、着替え、アイスクリームを食べていたら、またしても老夫婦と遭遇。これからのご無事を祈り、お別れした。
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