大千軒岳(千軒コース)


- GPS
- 06:12
- 距離
- 13.5km
- 登り
- 1,051m
- 下り
- 1,064m
コースタイム
0850 広い川原
0925 金山番所
0940 千軒銀座
1005 休み台
1030 ガンバレ岩
1050 千軒平
1115 大千軒岳(着)
1130 大千軒岳(発)
1145 千軒清水
1200 千軒平
1235 休み台
1255 金山番所
1330 広い川原
1420 登山口
天候 | 曇りのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
大きな案内看板が出ているので見落とすことはないと思います。 林道入り口から奥二股登山口まで約7 Km。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
住川林道は特に問題個所はなく、スムーズに登山口までたどり着けました。 登山口にはかなり広い駐車スペースがあります。 登山道に入ってすぐに「吊り橋をわたる」との記録やガイドをよく目にしますが、「観峡橋」という立派な橋がかかっていました。 渡渉点はそれほど水量は多くはありませんでしたが、靴のまま足を濡らさずに渡るのは無理な感じ。 私はビーチサンダルを持って行って履き替えてわたりました。 その他は特に通過困難や危険個所もなく、コースもよく整備されている印象でした。 |
写真
感想
奥二股登山口にはすでに車が3台ほどありました。
登山口をを出発するとまもなく「観峡橋」という立派な橋をわたって知内川右岸に沿って進みます。
しばらく進むと「狭戸(せばど)」と呼ばれるゴルジュを道は驚くほど大きく高巻きます。
小さな支沢をいくつか越えて再び沢に戻ってくると、そこが「広い河原」です。
その名の通り広い河原でした。
持参したサンダルに履き替えてばしゃばしゃ渡渉しました。
左岸に渡ったあともしばらく沢沿いに道は続きます。
まもなく、対岸にピンクテープと明瞭な踏み跡が見え、渡渉点のように思われますが、ここを渡渉するとすぐにまたこちら側に渡り返すことになるので、ここはこのまま左岸をへつってしまったほうが早いです。
支沢をひとつ渡るとすぐに対岸からこちらに戻ってきた登山道と合流します。
左岸に明瞭な踏み跡もあります。
その後も左岸沿いに道は続き、十字架のある「金山番所」に着きます。
「金山番所」を出発するとほどなく「千軒銀座」に着き、ここで支沢をわたると、道は沢から離れ、ブナの森の急登となります。
振り返って後ろを見るたびに、高度があがっているのがはっきりわかるのがうれしい。
「休み台」を過ぎるころから根曲竹が出始め、やがて樹林がまばらになってくると「がんばれ岩」です。
このあたりから残雪が出てきましたが、ほんの少しだけでした。
傾斜がやっとゆるやかになって、シラネアオイの大群落に迎えられると、まもなく大きな十字架のある「千軒平」です。
シラネアオイは少し見ごろを過ぎてしまっていました。
稜線はガスっていて展望は得られませんでしたが、ここから大千軒岳にいたる稜線は夢のようなお花畑の中を進みます。
ミヤマアズマギク、エゾノハクサンイチゲ、ミヤマキンバイの3種が数の上では一番大きな群落を作っていました。
ミヤマアズマギク、なんて美しい花なんでしょう。
なんでこんなところに?と思わずにいられないような大千軒岳頂上直下に千軒清水という湧水があります。
まったく癖のない穏やかな味の水です。
甘露。
コメント
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温故知新とはよくいったもので、贅肉を削ぎ落としたような文章の中に、今日にも役に立つであろう情報が宝石のようにちりばめられているではないですか。知らず知らずのうちに、お気に入り登録しておりました。
笹柱殿の山れぽぉとを、ときおりこうして読み返してまいります。
ありがとうございます。
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