飯豊連峰。丸森尾根〜朳差岳

2017年06月20日(火) 〜 2017年06月21日(水)

• GPS: 32:00
• 距離: 17.7km
• 登り: 2,178m
• 下り: 2,177m

コースタイム

1日目

• 山行: 9:35
• 休憩: 1:50
• 合計: 11:25

4:10 スタート地点、飯豊山荘
6:19 6:40 夫婦清水
8:21 8:21 丸森峰
9:25 9:40 地神北峰
10:06 10:06 頼母木山
10:21 10:51 頼母木小屋
11:22 11:22 大石山の分岐
12:05 12:05 鉾立峰
12:38 12:38 朳差小屋
12:44 12:46 朳差岳
12:51 13:33 朳差小屋
14:08 14:08 鉾立峰
14:56 14:56 大石山の分岐
15:35 頼母木小屋

2日目

• 山行: 4:06
• 休憩: 0:19
• 合計: 4:25

2:50 頼母木小屋
3:14 3:14 頼母木山
3:52 4:00 地神北峰
4:25 4:25 丸森峰
5:39 5:50 夫婦清水
7:15 ゴール地点、飯豊山荘

天候

1日目　晴れ　2日目　曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

駐車地点　飯豊山荘前

コース状況／危険箇所等

コース状況　登山道は良好
危険箇所等　丸森尾根。丸森峰から地神北峰までは雪渓が続く、特に北峰直下が急で早朝や低温時のクラストした時の下降は要注意
水場　
丸森尾根　夫婦清水の雪渓下の水場が使用可
頼母木小屋　小屋に水はまだ引かれていない。小屋より東俣川側へやや登りの道を往復15分で雪渓下の水を獲る事が出来る
朳差岳小屋　小屋下の東俣川上部の雪渓の切れた所から水を獲るがまだ雪渓が切れておらず水を獲る事は出来ない、必要な場合は雪渓の雪を溶かして使う事になる

写真

6/20 4:11

夜明け前の稜線、飯豊山荘前より

6/20 4:53

丸森尾根を登っていると対岸の尾根越しに日が昇って来た

6/20 5:18

朝日連峰

6/20 5:27

飯豊本山

6/20 5:41

大朝日岳。手前は祝瓶山

6/20 5:56

今日の目標、朳差岳

6/20 6:02

白いイワカガミ

6/20 6:40

夫婦清水

6/20 7:03

梶川尾根

6/20 7:49

まさかのカタクリ、丸森尾根中腹に沢山咲いていた

6/20 8:06

丸森尾根中腹にて

6/20 8:11

丸森尾根中腹にて

6/20 8:21

地神北峰に続く雪渓

6/20 9:23

丸森尾根上部にて

6/20 9:40

地神北峰より扇の地紙方面

6/20 9:41

地神北峰より朳差岳方面

6/20 9:41

地神北峰より二王子山

6/20 9:44

ハクサンイチゲ

6/20 9:45

ハクサンイチゲ

6/20 9:44

チングルマ

6/20 10:06

頼母木山山頂

6/20 10:07

頼母木山より朳差岳方面

6/20 10:17

頼母木小屋　

6/20 11:17

小屋で一休み後朳差岳に向う

6/20 11:37

鉾立峰

6/20 12:05

鉾立峰山頂

6/20 12:08

鉾立峰より朳差岳

6/20 12:34

朳差岳と避難小屋

6/20 12:45

朳差岳山頂

6/20 12:44

朳差岳山頂より東俣尾根

6/20 12:48

朳差岳山頂直下のイワカガミ

6/20 12:50

ハクサンイチゲ、盛りは過ぎている

6/20 13:34

避難小屋でラーメン食べて頼母木小屋に向う

6/20 13:42

ハクサンチドリ

6/20 13:50

アゴク尾根

6/20 14:03

チングルマ

6/20 14:09

鉾立峰より頼母木小屋方面

6/20 14:29

鉾立峰、大石山最低按部より頼母木小屋

6/20 14:56

大石山分岐

6/20 15:34

頼母木小屋に戻って朳差岳を振り返る

6/20 15:40

小屋に入って寝転ぶ、疲れた！

6/20 16:00

一休みして水場に向う

6/20 16:18

この水はうまかった

6/20 19:12

夕食後のひととき

6/20 19:13

夕食後のひととき

6/21 2:52

二日目　暗いうちに小屋を出発

6/21 3:25

夜道を歩く

6/21 3:47

夜道を歩く

6/21 3:48

夜道を歩く

6/21 3:52

地神北峰、夜が明け始める

6/21 3:53

地神北峰より扇の地紙方面

6/21 3:54

地神北峰より朳差岳方面

6/21 4:10

夜明けが近づく

6/21 4:10

大朝日岳方面

6/21 4:18

太陽が見えた。しかしこの後見えなくなった

6/21 4:25

蔵王連峰

6/21 4:54

長者ヶ原

6/21 5:30

丸森尾根よりツツジと朳差岳

6/21 5:30

丸森尾根より朳差岳

6/21 5:50

コブシ、夫婦清水付近にて

6/21 6:00

ダイグラ尾根と飯豊本山

6/21 6:17

丸森尾根にて

6/21 6:38

丸森尾根より飯豊山荘

6/21 7:14

飯豊山荘到着

6/21 7:30

山の神を拝んで帰路に着く、雨が降り出す

撮影機器：

COOLPIX S3600 ニコン

感想

mikiosam

　梅雨の晴れ間に飯豊連峰に向う。目指すは朳差岳
一日目　自宅を車で出発1時30分。夜が明けきらぬうちに丸森尾根を登り始める4時10分、高度を上げるに従い朝日連峰や飯豊本山、今回の目標朳差岳が見えて来る今日はほんとに天気が良い(下って来た人の一人がこの三日間で今日が一番良いと言っていた)足下にはいろいろな花が咲いている、丸森尾根の中腹になんとカタクリが沢山咲いていた。丸森峰から地神北峰までは雪渓が続く北峰直下はけっこう急でだった、山頂からは朳差岳方面が良く見える、花の稜線を楽しみながら頼母木小屋に向うこの小屋は好ロケーション所に立てられている思う、しかし残念ながら水は小屋まではまだ引かれていない、水場まで往復15分の看板が立っている。小屋で休憩後ウエストバックに水300ccや行動食ガスコンロ等をもって朳差岳往復に出発する10時50分。アップダウンを繰り返しながら晴天の山頂に30年振り位(以前8月に東俣川を遡行し山頂の小屋に泊まった記憶が有る)に立つ事が出きた。景色を充分楽しんだ後小屋まで下る、小屋で持って来た袋麺を食べようと思い小屋下の雪渓を水場に下るがどうも水はまだ出ていない様なので途中で引き返し雪渓の雪をコッヘルに取って小屋に戻り塩ラーメンを作って食す、汗で水分と塩分を失った体には大変美味しく感じた。一休み後頼母木小屋に戻るべく出発13時33分、鉾立峰と大石山の按部からの登り返しは気温の上昇と早朝からの行動の疲れも出てけっこうきつかった、小屋に戻って100cc程の水を飲み干し暫く横になる(疲れた！)15時35分。さて水を汲みに行く、小屋横の道を緩く登っていくと雪渓の下に水が流れている冷たい水をたっぷり飲んで生き返る。小屋に戻り冷えたビールを飲みご飯とビーフカレーの夕食にする、夕食後小屋の外でウィスキーを舐めながら朳差岳を肴に贅沢なひと時を過ごす。19時過ぎに寝袋に入る、今日の泊まりは自分の他に男性単独行1、女性2人パーティー1である。
　
　二日目　今日は天候下り坂の予報なのと早い時間に家に帰りたい事情も有り暗いうちに出発する2時50分。曇りで星は出ていないが視界は良く風は有るが寒くは無い、新潟であろうか夜景が見える。地神北峰で明るくなる、東の空が赤くなるが雲が濃くご来光は難しい、前日登った丸森尾根を下降する、クラストした急な雪渓を慎重に下りやがて傾斜は緩くなる、前方を見るとなんとピンクのおぼろな太陽がゆっくり昇って来るではないか、立ち止まって写真を撮るがすぐ雲に隠れてしまいこの後太陽を見る事は無かった。曇り空ながら視界は良く稜線も見えている、雨の気配は感じられない。夫婦清水で一服し痩せて傾斜の増す尾根を下り飯豊山荘到着7時15分、雨に降られる事は無かったが駐車場で着替えていると降り出して来た。山荘前の山の神に無事下山のお礼をし手を合わせ帰路に着く。
　
　二日間ややタイトな行動では有ったが飯豊の山を充分楽しめた。朳差岳には5月の連休の時に思ったが改めて積雪期に登りたいと思った。