稲村岩尾根→鷹ノ巣山→日蔭名栗山→高丸山→赤指尾根


- GPS
- 07:27
- 距離
- 24.6km
- 登り
- 2,953m
- 下り
- 3,044m
コースタイム
ヒルメシクイノタワ10:44
鷹ノ巣山11:06
鷹ノ巣山避難小屋11:37
日蔭名栗山12:08
高丸山12:22
赤指尾根下り始め12:58
峰谷15:35
峰谷橋16:07
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
復路:西東京バスの峰谷橋バス停→JR奥多摩線の奥多摩駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
稲村岩尾根はぬかるんでいる箇所があり、急登とあいまって滑りやすいところもありました。 虫が多く肌を露出しているところは噛まれたり刺されたりしました。 |
写真
感想
梅雨の合間に晴れが来そうでしたので迷わず山に行くことにしました。さすがに標高の高いところにしないと暑いかなと思って、日帰りできそうな鷹ノ巣山へ。以前は石尾根づたいに登りましたが、今回は稲村岩尾根から行ってみることにしました。
奥多摩駅から混んでいるバスに30分ほど乗って中日原のバス停へ。そこからすぐに木陰の山道へ入れたのはよかったです。天気は青空一面の快晴で暑くなりそうな日だったからです。
少し登って、気持ちのいい沢の渡渉があって、そこから急登が始まりました。あんまり飛ばし過ぎないようにゆっくりゆっくり登って、稲村岩との分岐点で小休止。
そこからさらに延々と尾根道を登って行きました。稲村岩尾根は平らなところがあまり少ないので、少しでも傾斜がゆるやかなところがあったら迷わず休んだほうがいいでしょう。
麓ではそうではありませんでしたが、標高を上げるとだんだんと虫が多くなってきました。よくない天気が続いていた中で久々の晴れで虫も一斉に活動し始めたような感じでした。
ようやくたどり着いたピークはヒルメシクイノタワで小休止が可能ですが、虫が多くあまり落ち着かないので、再び登り始めました。この当りから足を大きく上げて手で支えないとと登れないようなところも出てきました。
10ヶ月ぶりの鷹ノ巣山山頂の展望は以前のガス模様と打って変わって素晴らしく、奥多摩の山はもちろん、遠くにはうっすらと丹沢方面も見え、富士山、大菩薩の山々もはっきり見えました。
眺めはよかったのですが、あまりにも虫が多く、眺めているうちに手を噛まれたり、食われたりと散々でしたので、山頂には長居せずすぐに下りはじめました。下っている最中も延々と虫がまとわりついてきており、何かを食べる余裕もなかなかありませんでした。
鷹ノ巣山避難小屋からは前回行かなかった日蔭名栗山の方へ行ってみました。どことなく七ツ石山から雲取山を目指した時と景色が似ていました。同じ石尾根だからなのかもしれませんが。
日蔭名栗山を登っている途中も景色はよく、歩みを止めてずっと眺めたくなるほど。ブンブン虫がよってくるのでそれもままなりませんでしたが。
日蔭名栗山の山頂そのものの展望はありませんが、少し西側の坂道からは大変眺めが良く、うっすらと南アルプスの山までもが見えてしまいました。はっきりとした三角形はおそらく甲斐駒ヶ岳で、ちょっと南側の一番高い山はおそらく北岳でしょう。冬場はもっときれいに見えるのでしょう。巻き道を行くこともできますが、この日蔭名栗山だけは登ってみても損はしないでしょう。
反対にその西側の高丸山はものすごい急斜面を登った割にはそこまで展望もよくなく、ここは巻いた方がよかったのかもしれません。そのかわりにツツジが咲いているのを見つけました。下を向いている花が多く、満開の時期はちょっと過ぎてしまったといったところでしょうか。
千本ツツジはこの次にして、赤指尾根を下って行きました。高度を下げると虫もだんだんと少なくなってきて、下りそのものは順調で問題ありませんでしたが、山道が終わって林道に出て集落へたどり着いてから、峰谷までの車道下りがえらい長かったです。ところどころでショートカットはできたのですが、初見でそれを見抜くのはちょっと難しいところでした。峰谷バス停ではバスまで時間があったので、峰谷橋まで頑張って歩きました。バスが来る5分前に到着できてよかったです。バス停付近の男子トイレの水道が節電のためか出ませんでしたので、車椅子用のトイレを利用しました。
この時期に奥多摩の山へ登るときは虫対策をしっかりしないといけないことが分かりました。
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