高妻山−花を追わば虫に集られる

2017年06月24日(土) [日帰り]

• GPS: 07:47
• 距離: 12.3km
• 登り: 1,309m
• 下り: 1,302m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:09
• 休憩: 0:36
• 合計: 7:45

5:20 戸隠キャンプ場バス停
5:39 5:39 弥勒尾根コース分岐
6:37 6:38 帯岩
6:57 7:00 一不動避難小屋
7:58 7:58 五地蔵山
8:27 8:28 八観音
9:38 10:05 高妻山
10:52 10:52 八観音
11:21 11:21 五地蔵山
12:01 12:02 弥勒尾根1596ｍ点
12:34 12:37 弥勒尾根入口
12:47 12:47 弥勒尾根コース分岐
13:05 13:05 戸隠キャンプ場
13:05 ゴール地点

天候

晴れたり曇ったり

アクセス

利用交通機関：

自家用車

戸隠キャンプ場向かい、無料の登山者駐車場を利用

コース状況／危険箇所等

滑滝、帯岩、山頂直下の激登などアスレチック要素が楽しめる
道は明瞭、迷うところはない
弥勒尾根もそこそこ急な坂
最初から最後まで、噂通りに虫が凄い

その他周辺情報

戸隠神告げ温泉（600円）まで車で15分くらい

写真

この建物の左に水洗トイレ有
登山口へは真っ直ぐ進む

険しそうな九頭龍山
戸隠山は隠れてるっぽい

こっちは五地蔵山
高妻山も隠れてる

左側の鞍部が一不動で、
右のてっぺんが五地蔵で…
結構歩くことになりそう

戸隠牧場を通って

立派な五地蔵桜の脇を過ぎれば

いよいよ登山口
帰りは正面の道から戻ってくる予定

序盤の谷筋で見られる花達
ズダヤクシュ

コケイラン

エンレイソウは実が膨らみ

僅かに雪の残る谷間に
ニリンソウ

微妙に透けたサンカヨウ

ラショウモンカズラ

隣の葉に頬杖をつく
オオバミゾホオズキ

ノビネチドリ

これが滑滝かぁ
高さは3，4m程なので怖くはない

そして帯岩
こっちは怖いので右側は見ない

初めましてのシラネアオイ
氷清水でお出迎え

一不動に到着
お隣の黒姫山、御巣鷹山

ここから稜線を辿って五地蔵山へ

花の種類もガラっと変わる
グンナイフウロ

ハクサンチドリ

カラマツソウ

サラサドウダン

お向かいの飯縄山
虫がたくさん写り込んでる

木々の隙間から高妻山
結構遠いな

ツマトリソウ

マイヅルソウ

ミツバオウレン

ゴゼンタチバナ

ヨツバシオガマ

そして本日の大本命
キバナノアツモリソウ

四普賢の手前で一輪だけ

じっと見てると、
アノ人のアゴに見えてきた

ツバメオモト

イワカガミ

四普賢からちょっと進むと
キタコレ！！

立派なアゴをお持ちで
奥のヤツらはフタを閉じてる

「元気ですかーっ！」
って聞こえてきた

こっちでは井戸端会議中

六弥勒を過ぎると
いよいよ山頂方向が望める

八観音からはシラネアオイ・ロード

色が濃いのは開いたばかり？

蕾も色が濃い

ムラサキヤシオツツジ

九勢至に到着するとガスが出だした

岩の裂け目にイワハタザオ

ガスで真っ白の山頂到着

先に進むと一瞬だけ乙妻山が見えた
ガスがなければ妙高、焼山、雨飾とかも見えただろうに

虫が半端なく昼飯は簡単に
大袈裟な袋の中にフツ―のようかん

九勢至まで降りると晴れる
お約束ですな

こっちはヤバそうな西岳
踏み入る事はないだろう（たぶん）

コメバツガザクラ

アカモノ

まずは飯縄山を正面に見ながら下る

古池と種池も見えた
あの脇を歩いて黒姫山にも登りたい

樹林帯の中を進めばギンリョウソウ

長くて急な尾根を下って
漸く牧場に戻ってきた

感想

忍者クロこげ

遠征の予定を立てていたが
とうとう梅雨入りしてしまった
土曜はなんとか天気がもちそう
直前まで迷って、出かけることにする

景色はあまり期待できそうにないけれど
それを補って余りあるお花達が迎えてくれるだろう

期待通り、沢山の種類の花が次から次に現れる
中でもお目当てだったシラネアオイ、
そして大本命のキバナノアツモリソウに歓喜
今年はネットでも情報が見られず
咲いてるかどうか不安だった
最初の一輪を見つけたときは思わずガッツ・ポーズ！
その後は上機嫌で険しい山頂まで歩いて行けた

ただ、虫はうわさ通りに凄い
先週登った三ノ峰もなかなか虫が多いのだが比ではなかった
ちょっとでも立ち止まると溺れそうになる位まとわりついて来る
下山後、刺された形跡はなかったので良しとしよう