東六甲縦走 (笹枯れ発見)


- GPS
- --:--
- 距離
- 15.4km
- 登り
- 791m
- 下り
- 1,118m
コースタイム
魚屋道登山口 9:12〜9:19
トンネル跡 10:04〜10:09
崩落個所 10:42〜10:50
山頂 11:27〜11:40
石の宝殿 11:59
水無山 12:17〜12:22
船坂峠 12:52〜13:05
大平山 13:33〜13:45
大谷乗越 14:08〜14:13
展望所 14:56〜15:02
塩尾寺 15:19〜15:30
阪急宝塚着 16:11
所要時間 上り 2:27 内休憩時間 20分
” 下り 4:31 ” 56分
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
感想
◆ 梅雨も終盤になり、ぐずつく天気が多くなった。お陰で先週は行けなかった。九州では大雨らしいが、今日は何とか持ちそうだ。
天気予報は 晴れ、 気温 23〜30℃。 本格的な暑さではないが、湿気が多く、蒸し蒸しする、気持ちの悪い天気だ。
◆ 魚屋道の登山道に入ると、道はかなりの水が流れたらしく、砂や小石が流されてしまって、大きな石や岩が剥き出しになっていて、歩き難くて参った。それ程の雨は降っていないと思っていたので、びっくりする。
そして、先年の台風で道が崩落して、道幅が半分くらいになった処を、未だ通れるので、用心をして通っていたが、そこが再度崩落して、いよいよ通れなくなくなっていた。
新しく高巻く道が造られて、長いアルミの梯子を伝って登山道に出た。
◆ この崩落個所の手前で、笹枯れを発見した。今黒紫の実をつけている。葉はみんな枯れているので、実が落ちたら枯れるのだろう。
六甲山にも長らく通っているのが、初めての経験だ。
MtMrSs さんの報告によると、筆屋道では既に今年の5月に開花しいて、もう枯れてしまっているらしい。私は、今年は通っていないので知らなかった。
◆ 魚屋道の笹の実は、道の土手の上に生えている、1.5m位の六甲では背の高い方の種で、その辺り一面に広く茂っている、背の低い笹ではない。ほんの数本しか生えていない種だ。多分スズタケと云ふ種だと思う。これが、数本ずつ実を付けてるのを、2か所で見つけた。だからこの笹枯れが、広い範囲で発生するとは考えられない。しかしこれから、どう云ふ具合に広がるのだろう。
◆ 太平洋側には、一般的にスズタケの他にミヤコザサが多い。六甲でも同じで、スズタケと同時に、ミヤコザサが一斉に開花するとは考えにくい。
実は、笹や竹のユニークな生態は、未だ分かっていない事が多いのだ。なにしろ、開花の時期が60年〜120年と言われていて、あまりにも長いので、観察するのも容易ではない。
◆ 山頂では、薄日はさしてるが、ガスの中みたいで凌雲台も霞んでしか見えなかった。
一休みして、縦走路に入るべく石の宝殿に向かう。昨日までの雨で、船坂峠までの下りは道がぬかるんでいるだろうと思っていたが、思ったほどではなかった。
水無山の付近で、また笹が実を付けてるのを、二か所で発見した。魚屋道のものと同じ種で、スズタケだ。ここでも数本ずつだけである。
◆ 大平山まで来ると、天気が良くなってきた。ここにはアンテナの塔が二つもあり、林道に沿って電柱が建っていて、電線が通っているが、最近電線を邪魔する木や枝を切り払ったので、日当たりが良くなり、その照り返しと共に暑くて堪らなくなった。
次の休憩所、大谷乗越も、車道を挟んで西側に小さな広場があるのだが、此処も西日が当たり、とてもゆっくり休めなかった。
◆ 次の休憩所は、高圧線の鉄塔の下で、このコース唯一の展望の利く展望所だが、木々を刈り込んでいるので、日当たりが良く、暑くてゆっくりできなかった。夏場には、このコースは向かない事を思い出した。
しかし、今日は霞んで見える大阪湾の向こうに、ひときわ高いあべのハルカスが、半分から上の方だけ見えた。最近では、これも珍しい事だ。殆ど見えないことが多いからだ。
◆ 普通、ここが最後の休憩所だが、今日は後半ゆっくり休めなかったので、久しぶりに塩尾寺で休んだ。
しかし、ここはまだ標高360mもあり、阪急宝塚までアスファルト道を300mも下らなければならない。これが何時もの事だが膝に来る。
コメント
この記録に関連する登山ルート

日記も拝見しました
ササが繁茂する光景を見たいですね
御互い頑張りましょう
olddreamer さん、今晩は。
コメント有難うございます。
私は、武奈ヶ岳には、笹は無い方がいいと思っている者ですが・・・。今後どうなりますかね。
それに、心配なのは鹿です。六甲山に鹿はいませんし、これからも入って来る心配は無いと思いますが、比良山や北山は笹が生えると、今は滅多に見ない鹿が大台ケ原のように増えるのではないかと心配です。
大台ケ原の正木ヶ原の唐檜の森が枯れてしまったのは、鹿の所為らしいですからね。
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