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記録ID: 118920
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ハイキング
八幡平・岩手山・秋田駒

秋田駒ヶ岳 国見温泉コース 高山植物開花状況偵察

2011年06月26日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
07:40
距離
13.7km
登り
1,018m
下り
1,005m

コースタイム

6:40 国見温泉口駐車場
8:00 横長根
9:57 馬の背
10:35 横岳山頂
10:44 焼森
11:15 八合目小屋
昼食
11:52 八合目小屋出発
12:46 阿弥陀池避難小屋
13:00 横岳山頂
13:09 大焼砂
13:52 横長根
14:20 国見温泉口駐車場
天候 ☁薄曇り
過去天気図(気象庁) 2011年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
秋田方面から国道46号仙岩峠の長いトンネルを抜けると左側に国見温泉の標識あり。岩手県道266号へ左折してしばらく登ると国見温泉です。
岩手方面から国道46号道の駅雫石あねっこを過ぎてしばらく進み、岩手県道266号へ右折してしばらく登ると国見温泉です。
コース状況/
危険箇所等
国見温泉石塚旅館 http://www5.famille.ne.jp/~kunimihp/
国見温泉森山荘 http://www.morisansou.com/

危険なことは、駐車場に車を停めると蚊の群れに襲われます(笑)これは峠道を登ってきた車のエンジンが熱くなっているためと思われます。一般的に蚊は二酸化炭素発生源(人の吐く息)や熱源、(人の)匂いに集まってくるようです。また黒いものにも寄ってくるようですが、これは黒は熱を吸収しやすいためと思われます。これからの時期、虫除けの対策が必要かと思いました。
蚊の生態↓参照
http://ja.wikipedia.org/wiki/%e3%82%ab
【1】国見温泉口の駐車場。おとといの豪雨の影響で、川ができた跡がくっきり残っていました。写真では分かりにくいですが、かなりデコボコでした。
【1】国見温泉口の駐車場。おとといの豪雨の影響で、川ができた跡がくっきり残っていました。写真では分かりにくいですが、かなりデコボコでした。
【2】国見温泉コース、ここからスタート。
【2】国見温泉コース、ここからスタート。
【3】案内図の横にポストがありました。
【3】案内図の横にポストがありました。
【4】サラサドウダン(ツツジ科)
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【4】サラサドウダン(ツツジ科)
【5】振り返ると、石塚旅館が見えます。緑色の温泉はしばらくガマンガマン。
【5】振り返ると、石塚旅館が見えます。緑色の温泉はしばらくガマンガマン。
【6】マイヅルソウ(ユリ科)
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【6】マイヅルソウ(ユリ科)
【7】ナナカマド(バラ科)
【7】ナナカマド(バラ科)
【8】ゴゼンタチバナ(ミズキ科)
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【8】ゴゼンタチバナ(ミズキ科)
【9】アカモノ(ツツジ科)
【9】アカモノ(ツツジ科)
【10】イワカガミ(イワウメ科)
【10】イワカガミ(イワウメ科)
【11】キバナノコマノツメ(スミレ科)
【11】キバナノコマノツメ(スミレ科)
【12】ツルミヤマシキミ(ミカン科)
【12】ツルミヤマシキミ(ミカン科)
【13】ハクサンチドリ(ラン科)
【13】ハクサンチドリ(ラン科)
【14】ツマトリソウ(サクラソウ科)
【14】ツマトリソウ(サクラソウ科)
【15】横長根稜線に出ると、視界が開けます。女岳(左)小岳(右)がいよいよ見えてきました。
【15】横長根稜線に出ると、視界が開けます。女岳(左)小岳(右)がいよいよ見えてきました。
【16】今歩いてきた横長根を振り返る。
【16】今歩いてきた横長根を振り返る。
【17】男岳/横岳分岐までやって来ました。左の男岳方面は谷すじのお花畑を見た後に急登のコース。右の横岳方面は見晴らし良い稜線を歩くコース。どちらにしようかな♪で左を選択。
【17】男岳/横岳分岐までやって来ました。左の男岳方面は谷すじのお花畑を見た後に急登のコース。右の横岳方面は見晴らし良い稜線を歩くコース。どちらにしようかな♪で左を選択。
【18】大焼砂(男岳コース)を歩きます。
【18】大焼砂(男岳コース)を歩きます。
【19】追い越していった夫婦が、立ちどまって何かを見ています。
【19】追い越していった夫婦が、立ちどまって何かを見ています。
【20】たぶんみんなコレを探してる。コマクサ(ケシ科)。やっと咲いている個体を見つけました! 見渡す限りコマクサだらけの絶景が見られるまではもう少しかかりそうです。7月上旬くらいかな。
【20】たぶんみんなコレを探してる。コマクサ(ケシ科)。やっと咲いている個体を見つけました! 見渡す限りコマクサだらけの絶景が見られるまではもう少しかかりそうです。7月上旬くらいかな。
【21】こういう境界線って不思議だよね、と思う。
【21】こういう境界線って不思議だよね、と思う。
【22】横長根の稜線と仙北平野がうっすらと見えます。
【22】横長根の稜線と仙北平野がうっすらと見えます。
【23】遠くに田沢湖の湖面。
【23】遠くに田沢湖の湖面。
【24】ヒナザクラ(サクラソウ科)
【24】ヒナザクラ(サクラソウ科)
【25】チングルマ(バラ科)
【25】チングルマ(バラ科)
【26】ショウジョウバカマ(ユリ科)
【26】ショウジョウバカマ(ユリ科)
【27】写真フィルムの交換をしていると、どんどん追い越されます。お先にどうぞ行って下さーい。
【27】写真フィルムの交換をしていると、どんどん追い越されます。お先にどうぞ行って下さーい。
【28】ムーミン谷の駒池が見えてきました。
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【28】ムーミン谷の駒池が見えてきました。
【29】ガーン( ̄◇ ̄;)なーんと、駒池の木道がおとといの豪雨で水没しています! 前を行く人たちに倣って左側の笹藪を回り道しました。
【29】ガーン( ̄◇ ̄;)なーんと、駒池の木道がおとといの豪雨で水没しています! 前を行く人たちに倣って左側の笹藪を回り道しました。
【30】う回した道を振り返ってみる。道無き道を行く人たちが小さく見えます。
【30】う回した道を振り返ってみる。道無き道を行く人たちが小さく見えます。
【31】チングルマのお花畑。三分咲きくらいかな。まだまだこれから楽しめそうです。
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【31】チングルマのお花畑。三分咲きくらいかな。まだまだこれから楽しめそうです。
【32】チングルマ近づいて撮ってみました。
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【32】チングルマ近づいて撮ってみました。
【33】わ、自分の指が写ってます(笑)
ここから急登が続きますよ。
【33】わ、自分の指が写ってます(笑)
ここから急登が続きますよ。
【34】シラネアオイ(キンポウゲ科)
フィルム撮り
【34】シラネアオイ(キンポウゲ科)
フィルム撮り
【35】シラネアオイ(キンポウゲ科)
デジ撮り
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【35】シラネアオイ(キンポウゲ科)
デジ撮り
【36】女岳(右)と小岳(左)
【36】女岳(右)と小岳(左)
【37】急登から見下ろす。みなさん苦戦してます。
【37】急登から見下ろす。みなさん苦戦してます。
【38】女岳山頂付近を望遠で。
【38】女岳山頂付近を望遠で。
【39】馬ノ背の稜線に出ました。
【39】馬ノ背の稜線に出ました。
【40】横岳へ続く稜線。急峻な外観から敬遠してか、歩いている人はあまり居ませんでした。男岳へ向かったり、阿弥陀池に降りる人たちがほとんどです。という事で、横岳へ向かうことにしました。いつもよく分からない理由で行き先が決まるよな自分、と思う。
【40】横岳へ続く稜線。急峻な外観から敬遠してか、歩いている人はあまり居ませんでした。男岳へ向かったり、阿弥陀池に降りる人たちがほとんどです。という事で、横岳へ向かうことにしました。いつもよく分からない理由で行き先が決まるよな自分、と思う。
【41】横岳へ続く馬の背にて。
【41】横岳へ続く馬の背にて。
【42】阿弥陀池から男女岳へ続く道を見おろす。
【42】阿弥陀池から男女岳へ続く道を見おろす。
【43】イワウメ(イワウメ科)
【43】イワウメ(イワウメ科)
【44】横岳山頂は意外にもたくさんの人たちが休憩をとっていました。
【44】横岳山頂は意外にもたくさんの人たちが休憩をとっていました。
【45】まだ昼食をとるには早いので、そのまま横岳から焼森へ向かいます。
【45】まだ昼食をとるには早いので、そのまま横岳から焼森へ向かいます。
【46】焼森山頂。山頂というよりちょっと拓けた広場といったおもむき。
【46】焼森山頂。山頂というよりちょっと拓けた広場といったおもむき。
【47】さて、ここからどうするか。。(いつもこんな無計画で良いのかと思うのだが)まだ時間もあるし、ここで帰るのもおもしろくない。ということで、反対側の八合目まで下ってみる事にw
【47】さて、ここからどうするか。。(いつもこんな無計画で良いのかと思うのだが)まだ時間もあるし、ここで帰るのもおもしろくない。ということで、反対側の八合目まで下ってみる事にw
【48】タカネスミレ(スミレ科)
【48】タカネスミレ(スミレ科)
【49】はい、八合目小屋とうちゃく〜
サイコロ振って振り出しに戻った気分だぜ☆
【49】はい、八合目小屋とうちゃく〜
サイコロ振って振り出しに戻った気分だぜ☆
【50】さすがに空腹を覚えて昼食を採る事に。大震災のとき購入していたサトウのご飯(賞味期限あと少し)とレトルトカレーを暖めます。しばらくするとバスが到着してこれから登る人たちが降りてきました。スタート地点で飯食っている人も珍しいよな、という風な視線がとても痛い(笑)えー国見温泉から来たんです。はい^_^
【50】さすがに空腹を覚えて昼食を採る事に。大震災のとき購入していたサトウのご飯(賞味期限あと少し)とレトルトカレーを暖めます。しばらくするとバスが到着してこれから登る人たちが降りてきました。スタート地点で飯食っている人も珍しいよな、という風な視線がとても痛い(笑)えー国見温泉から来たんです。はい^_^
【51】一粒で二度おいしい、って昔なんかCMコピーがあった気がするけど、まさにそれかも。(アーモンドチョコか?)男女岳の西側を回り込んで、先ほど見おろしていた阿弥陀池に向かい(戻り)ます。
【51】一粒で二度おいしい、って昔なんかCMコピーがあった気がするけど、まさにそれかも。(アーモンドチョコか?)男女岳の西側を回り込んで、先ほど見おろしていた阿弥陀池に向かい(戻り)ます。
【52】途中、ちょっとした雪渓を渡りました。
【52】途中、ちょっとした雪渓を渡りました。
【53】お花畑を期待していましたが、ご覧の通りまだまだこれからといった雰囲気。
【53】お花畑を期待していましたが、ご覧の通りまだまだこれからといった雰囲気。
【54】ということで写真撮りも無く、あっという間に阿弥陀池へ。
【54】ということで写真撮りも無く、あっという間に阿弥陀池へ。
【55】阿弥陀池です。遠くに避難小屋も見えます。ちょっと天気が怪しくなってきました。今から男岳山頂に行っても眺望は期待できそうにありません。
【55】阿弥陀池です。遠くに避難小屋も見えます。ちょっと天気が怪しくなってきました。今から男岳山頂に行っても眺望は期待できそうにありません。
【56】横岳を再び経由して下山する事にしました。
【56】横岳を再び経由して下山する事にしました。
【57】阿弥陀池避難小屋が小さく見えます。
【57】阿弥陀池避難小屋が小さく見えます。
【58】戻りは大焼砂の稜線を行きます。
【58】戻りは大焼砂の稜線を行きます。
【59】ムーミン谷を俯瞰します。駒池の木道崩水没現場が確認できました。
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【59】ムーミン谷を俯瞰します。駒池の木道崩水没現場が確認できました。
【60】さらば秋田駒ヶ岳。もう少ししたらこのガレ場も見渡す限りピンク色のコマクサで覆われるのかも。その日を楽しみに、また来月訪れることにしよう。あー今回も楽しかった。
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【60】さらば秋田駒ヶ岳。もう少ししたらこのガレ場も見渡す限りピンク色のコマクサで覆われるのかも。その日を楽しみに、また来月訪れることにしよう。あー今回も楽しかった。
【61】下山後、楽しみにしていた国見温泉石塚旅館に立ち寄りました。風呂の中で、くぅあぁ〜〜きもちぃいいいーー♪
って独り言を発したら、隣のおじさんに山ですか?って(笑)
( ̄∇ ̄*)ゞエヘヘ 
バレバレですね。
2011年06月26日 19:18撮影 by  iPhone 4, Apple
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6/26 19:18
【61】下山後、楽しみにしていた国見温泉石塚旅館に立ち寄りました。風呂の中で、くぅあぁ〜〜きもちぃいいいーー♪
って独り言を発したら、隣のおじさんに山ですか?って(笑)
( ̄∇ ̄*)ゞエヘヘ 
バレバレですね。
撮影機器:

感想

今回の山行は実はムーミン谷のチングルマ群生と大焼砂のコマクサ目当ての山行だったわけですが、まだまだこれからといった雰囲気でした。思ったのは秋田駒ヶ岳はやっぱり高山植物が豊富だなぁ、ということ。標高がたかが1600mほどの山とは思えない程、多様な高山植物が目につきます。ただ大雪の影響かもしれませんが、他の山と同様に、今年は例年より少し開花が遅い気がしました。楽しみはまだまだこれからあるゾ、ということなのかもしれません。また来月訪れようと思います。

今回の山行撮影機材
NIKON D40
NIKON F3/T
AF FISHEYE NIKKOR 10.5mm F2.8
Carl Zeiss Distagon T* 2/28 ZF
AF DC-NIKKOR 135mm F2D
Kodak GC 400
Kodak PORTRA 400
iPhone4

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コメント

ゲスト

うちもけっこう、ぷらぷらと思いつきで登ってしまう方なのですが…
国見から八合目まで行ってまた戻るなんて、素敵すぎますw
八合目でご飯食べてる人見たことないですよ(笑)
そして写真、やっぱり素晴らしい 魚眼楽しそうですね!

ニッコウキスゲはまだ咲いてなかったんですね。
うちは今月半ばにチャレンジしてみようかな?と思ってます。
咲いてるかな〜
2011/7/8 0:48
regu-lusさん
お褒めの言葉?ありがとうございます。
秋田側から登ろうかどうしようかって、当日の朝でも決まっていなかったんですw
優柔不断ですよね〜
結局両方いってしまいましたね。。

ニッコウキスゲはまだ見かけませんでした。
コマクサ目当てで来週末か、もしくは再来週末 に僕もまた出かけようと思っています。
お会いできるかもしれませんね。
2011/7/8 5:52
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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