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Yamareco

記録ID: 1190580
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ハイキング
八幡平・岩手山・秋田駒

乳頭山(乳頭温泉周回コース)

2017年07月08日(土) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 岩手県 秋田県
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
04:40
距離
9.0km
登り
699m
下り
631m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:54
休憩
0:45
合計
4:39
距離 9.0km 登り 701m 下り 647m
10:36
37
11:13
66
12:19
12:20
27
12:47
14
13:01
13:44
11
13:55
13:56
43
14:39
36
15:15
0
15:15
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2017年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
秋田新幹線田沢湖駅から乳頭温泉行きのバスに乗り、終点手前の乳頭温泉で下車。
9時20分田沢湖駅着のこまち始発便に乗れば、9時40分発のバス便に接続でき、10時半には登山口に立てるので、首都圏からでも十分日帰り登山が可能です。
コース状況/
危険箇所等
乳頭温泉バス停付近に登山口が3つあり、黒湯コース、孫六コース、蟹場コースの順に距離が長くなりますが、蟹場コースは気持ちのいい田代平湿原を経由できるので、入下山のどちらかで利用することをお薦めします。また、黒湯コースは天然の一本松温泉跡が一見の価値ありです。
今回は蟹場コースを登り、黒湯コースを下りましたが、いずれも一般ハイキングコースで、特に危険個所はありません。ただ、黒湯コースは一部滑りやすい粘土質の道があるので、雨後の下りは足元に注意が必要と思われます。
孫六コース分岐付近に、立派な避難小屋の田代平山荘があります。手元のガイドブックでは、付近に水場の表示がありますが、山と高原地図にはマークがなく、確認していないので状態は分かりません。

登山口に登山ポストは見当たりませんでしたが、各温泉宿で受け付けてもらえるかもしれません。
トイレは公衆トイレが見当たらないので、各温泉宿で借用します。
携帯電話(au)は不通区間が多いですが、登山口付近と稜線上では概ね通じました。
その他周辺情報 登山口から徒歩圏内に鶴の湯を除く乳頭温泉6湯が勢揃いしており、個性派揃いの各宿とも日帰り入浴が可能なので、どこの温泉で汗を流すかはお好み次第です。黒湯と孫六温泉はややバス停から距離がありますが、他の4湯はバス停が目の前で便利です。
乳頭温泉バス停のすぐ隣の大釜温泉裏手の蟹場コース登山口からスタートします。草木が青々と茂っていますが、ヤブに悩まされることはない快適な道でした。
2017年07月08日 10:36撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
7/8 10:36
乳頭温泉バス停のすぐ隣の大釜温泉裏手の蟹場コース登山口からスタートします。草木が青々と茂っていますが、ヤブに悩まされることはない快適な道でした。
一本調子で高度を上げる坂の途中で振り返ると、秋田駒ヶ岳の稜線がきれいに望めました。
2017年07月08日 11:03撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
7/8 11:03
一本調子で高度を上げる坂の途中で振り返ると、秋田駒ヶ岳の稜線がきれいに望めました。
大白森分岐に突き上げて縦走路に合流しました。ここから東に舵を切って進みます。
2017年07月08日 11:13撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
7/8 11:13
大白森分岐に突き上げて縦走路に合流しました。ここから東に舵を切って進みます。
乳頭温泉一帯のブナの美林には瞠目させられます。
2017年07月08日 11:18撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
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7/8 11:18
乳頭温泉一帯のブナの美林には瞠目させられます。
しばらく進むと田代平湿原に飛び出て、池塘の向こうに目指す乳頭山が見えてきました。
2017年07月08日 11:56撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
1
7/8 11:56
しばらく進むと田代平湿原に飛び出て、池塘の向こうに目指す乳頭山が見えてきました。
ワタスゲ咲く湿原を気分よく進みます。
2017年07月08日 11:57撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
7/8 11:57
ワタスゲ咲く湿原を気分よく進みます。
ワタスゲ越しの乳頭山が優美です。
2017年07月08日 11:58撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
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7/8 11:58
ワタスゲ越しの乳頭山が優美です。
乳頭山と池塘と木道とワタスゲのコラボが見事です。
2017年07月08日 12:01撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
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7/8 12:01
乳頭山と池塘と木道とワタスゲのコラボが見事です。
少しカメラを右に振った構図もなかなかいい感じです。
2017年07月08日 12:01撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
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7/8 12:01
少しカメラを右に振った構図もなかなかいい感じです。
池塘とワタスゲを主役の構図で。
2017年07月08日 12:02撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
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7/8 12:02
池塘とワタスゲを主役の構図で。
風に揺らめくワタスゲをアップで。
2017年07月08日 12:03撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
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7/8 12:03
風に揺らめくワタスゲをアップで。
ワタスゲの大群落です。
2017年07月08日 12:03撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
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7/8 12:03
ワタスゲの大群落です。
少し高い場所から田代平湿原を振り返ります。
2017年07月08日 12:07撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
7/8 12:07
少し高い場所から田代平湿原を振り返ります。
残雪を抱いた駒ヶ岳と乳頭山に続く稜線が素敵です。
2017年07月08日 12:10撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
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7/8 12:10
残雪を抱いた駒ヶ岳と乳頭山に続く稜線が素敵です。
田代平分岐で孫六コースと合流しました。この辺りが湿原の終点になります。
2017年07月08日 12:12撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
7/8 12:12
田代平分岐で孫六コースと合流しました。この辺りが湿原の終点になります。
山頂まで残り2キロです。
2017年07月08日 12:13撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
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山頂まで残り2キロです。
少し先の田代平山荘付近に池塘があり、乳頭山が望めます。
2017年07月08日 12:19撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
7/8 12:19
少し先の田代平山荘付近に池塘があり、乳頭山が望めます。
心強い田代平小屋です。
2017年07月08日 12:20撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
7/8 12:20
心強い田代平小屋です。
少し登った地点から田代平を俯瞰します。奥には明日登る大白森山頂部の平坦で広大な湿原も見えています。
2017年07月08日 12:26撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
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7/8 12:26
少し登った地点から田代平を俯瞰します。奥には明日登る大白森山頂部の平坦で広大な湿原も見えています。
目指す乳頭山が近づいてきました。
2017年07月08日 12:30撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
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目指す乳頭山が近づいてきました。
黒湯コースと合流しました。ここから山頂へはあと一息です。
2017年07月08日 12:45撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
7/8 12:45
黒湯コースと合流しました。ここから山頂へはあと一息です。
黒湯コースの先に駒ヶ岳が見えています。さすがに少し霞んでいますが、今日は雲が全くかからないのが嬉しいところです。
2017年07月08日 12:46撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
7/8 12:46
黒湯コースの先に駒ヶ岳が見えています。さすがに少し霞んでいますが、今日は雲が全くかからないのが嬉しいところです。
多くの人達で賑わう乳頭山山頂に到着しました。
2017年07月08日 12:57撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
7/8 12:57
多くの人達で賑わう乳頭山山頂に到着しました。
反対側の可搬式山頂標識です。奥の笊森山が一際大きく見えます。
2017年07月08日 12:58撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
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7/8 12:58
反対側の可搬式山頂標識です。奥の笊森山が一際大きく見えます。
山頂から望む駒ヶ岳です。ここから反時計回りにぐるっと。
2017年07月08日 12:59撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
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7/8 12:59
山頂から望む駒ヶ岳です。ここから反時計回りにぐるっと。
駒ヶ岳八合目から笊森山へと続く稜線です。
2017年07月08日 12:59撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
7/8 12:59
駒ヶ岳八合目から笊森山へと続く稜線です。
笊森山から乳頭山へと続く稜線です。今日は行きませんでしたが、途中の千沼ヶ原もぜひ訪れてみたいところです。
2017年07月08日 12:59撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
7/8 12:59
笊森山から乳頭山へと続く稜線です。今日は行きませんでしたが、途中の千沼ヶ原もぜひ訪れてみたいところです。
真ん中を縦走路が貫いています。
2017年07月08日 13:00撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
7/8 13:00
真ん中を縦走路が貫いています。
奥に岩手山の雄姿が望めました。
2017年07月08日 13:00撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
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7/8 13:00
奥に岩手山の雄姿が望めました。
岩手山と八幡平へと至る裏岩手連峰です。
2017年07月08日 13:01撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
7/8 13:01
岩手山と八幡平へと至る裏岩手連峰です。
裏岩手連峰が脈々と続いています。
2017年07月08日 13:01撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
7/8 13:01
裏岩手連峰が脈々と続いています。
広大な風景です。
2017年07月08日 13:01撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
7/8 13:01
広大な風景です。
田代平を見下ろします。
2017年07月08日 13:03撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
7/8 13:03
田代平を見下ろします。
田代平からの登路を振り返ります。
2017年07月08日 13:03撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
7/8 13:03
田代平からの登路を振り返ります。
田沢湖も俯瞰できます。
2017年07月08日 13:03撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
7/8 13:03
田沢湖も俯瞰できます。
駒ヶ岳をアップで。今日のアルパこまくさの駐車台数の多さは半端でなく、大勢のハイカーが登っていることでしょう。
2017年07月08日 13:03撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
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7/8 13:03
駒ヶ岳をアップで。今日のアルパこまくさの駐車台数の多さは半端でなく、大勢のハイカーが登っていることでしょう。
駒ヶ岳と田沢湖のコラボをアップで。
2017年07月08日 13:04撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
7/8 13:04
駒ヶ岳と田沢湖のコラボをアップで。
岩手山をアップで。近いうちにぜひ登ってみたい雄峰です。
2017年07月08日 13:06撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
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7/8 13:06
岩手山をアップで。近いうちにぜひ登ってみたい雄峰です。
田代平と右端に大白森の大湿原をアップで。
2017年07月08日 13:07撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
7/8 13:07
田代平と右端に大白森の大湿原をアップで。
山頂で休憩後、黒湯コースを下ります。途中で右の方を見ると、田代平の見え方が変わってきました。
2017年07月08日 14:02撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
7/8 14:02
山頂で休憩後、黒湯コースを下ります。途中で右の方を見ると、田代平の見え方が変わってきました。
光輝くニッコウキスゲです。群落とまではいかないものの、所々で咲いていました。
2017年07月08日 14:09撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
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光輝くニッコウキスゲです。群落とまではいかないものの、所々で咲いていました。
下山途中に乳頭山を振り返ります。右側は急斜面のようです。
2017年07月08日 14:12撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
7/8 14:12
下山途中に乳頭山を振り返ります。右側は急斜面のようです。
沢音が近づいてくると、野趣満点すぎる一本松温泉跡がありました。このワイルドさは北海道東大雪の岩間温泉を彷彿とさせます。登山道から湯船が丸見えで、脱衣所に難儀しそうですが、絶妙の湯加減でしたので、ぜひ一度浸かってみたいところです。
2017年07月08日 14:46撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
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7/8 14:46
沢音が近づいてくると、野趣満点すぎる一本松温泉跡がありました。このワイルドさは北海道東大雪の岩間温泉を彷彿とさせます。登山道から湯船が丸見えで、脱衣所に難儀しそうですが、絶妙の湯加減でしたので、ぜひ一度浸かってみたいところです。
ちゃんとお手製の看板もあります。
2017年07月08日 14:47撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
7/8 14:47
ちゃんとお手製の看板もあります。
かなり下の方から乳頭山を振り返ります。こちらからは端正な円錐形に見えます。
2017年07月08日 14:55撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
7/8 14:55
かなり下の方から乳頭山を振り返ります。こちらからは端正な円錐形に見えます。
黒湯温泉の裏側に到着しました。
2017年07月08日 15:10撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
7/8 15:10
黒湯温泉の裏側に到着しました。
去年ゲットした湯めぐり手形で黒湯温泉に立ち寄ります。
2017年07月08日 15:14撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
7/8 15:14
去年ゲットした湯めぐり手形で黒湯温泉に立ち寄ります。
この湧水が登山後の喉にはめちゃめちゃ美味でした。
2017年07月08日 15:14撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
7/8 15:14
この湧水が登山後の喉にはめちゃめちゃ美味でした。
混浴風呂と男女別風呂では源泉が違いました。
2017年07月08日 15:15撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
7/8 15:15
混浴風呂と男女別風呂では源泉が違いました。
乳頭温泉バス停から大釜温泉越しに駒ヶ岳を遠望します。今日は終日本当にいい天気に恵まれました。
2017年07月08日 16:32撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
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7/8 16:32
乳頭温泉バス停から大釜温泉越しに駒ヶ岳を遠望します。今日は終日本当にいい天気に恵まれました。
撮影機器:

感想

去年10月の3連休に霧氷に彩られた秋田駒ヶ岳に登る機会を得ましたが、連休中は悪天候の日が多く、残念ながらもう一つ登頂を企てていた乳頭山には登れませんでした。
今回は真夏の陽気の中、登り残した念願の乳頭山のピークを踏むことができ、時間不足で千沼ヶ原には立ち寄ることができませんでしたが、田代平湿原を横断するコースを選択したのは大正解でした。
乳頭山には駒ヶ岳方面からの縦走者も多く来ていたので、今度はぜひ自分もこの縦走路を歩き通して、絶景と称される千沼ヶ原にも足を伸ばしてみたいと思っています。

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