【乗鞍岳】雷鳥の親子に遭遇したこちらも親子の登山

2017年07月08日(土) 〜 2017年07月09日(日)

• GPS: 07:25
• 距離: 8.9km
• 登り: 546m
• 下り: 533m

コースタイム

1日目

• 山行: 3:27
• 休憩: 1:41
• 合計: 5:08

8:19 畳平バスターミナル
8:25 8:25 鶴ヶ池
8:40 8:40 県境ゲートバス停
8:52 8:52 不消ヶ池分岐（自称）
8:56 8:57 不消ヶ池
9:05 9:06 摩利支天分岐
9:17 9:24 肩の小屋
9:27 9:27 「剣ヶ峰口」
10:11 10:12 朝日岳（乗鞍）
10:22 10:22 蚕玉岳
10:27 10:28 乗鞍岳頂上小屋
10:34 11:43 乗鞍岳
11:50 11:51 乗鞍岳頂上小屋
11:53 11:58 蚕玉岳
12:28 12:42 「剣ヶ峰口」
12:43 12:43 肩の小屋
12:59 12:59 摩利支天分岐
13:06 13:06 不消ヶ池
13:11 13:11 不消ヶ池分岐（自称）
13:20 13:21 県境ゲートバス停
13:27 鶴ヶ池

2日目

• 山行: 1:31
• 休憩: 0:45
• 合計: 2:16

8:06 鶴ヶ池
8:11 8:13 県境ゲートバス停
8:31 8:47 富士見岳（乗鞍）
8:58 8:59 県境ゲートバス停
9:13 9:38 大黒岳（乗鞍）
10:16 10:17 県境ゲートバス停
10:21 10:21 鶴ヶ池
10:22 ゴール地点

初日の魔王岳および2日目の御来光のために登った最初の大黒岳ログは取れていません。

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

自家用車にて松本IC→乗鞍観光センターまで。センター駐車場に車をデポしてアルピコ観光バスに乗り換え。観光センター→終点畳平

コース状況／危険箇所等

コース状況：全般的に登山道整備が行き届いており歩きやすいです。登山デビュー戦、子連れ登山には最適です。お花畑散策路は除雪が済んでおらずに通行出来ませんでした。海の日の3連休開通を目指して除雪中との現地の方の説明でした。

危険箇所：剣ヶ峰までの途中では、今回はまだ残雪が見られました。間も無く消えると思われますが、剣ヶ峰山頂までの間に雪に慣れてないと苦労すると思われるミニトラバース箇所があり、下りで渋滞が起こっていました。不安な方はストックの携行とチェンスパがあると安心でしょう。

その他周辺情報

宿泊先：白雲荘　https://norikura-hakuunso.jimdo.com/
温泉：湯の華銭湯 瑞祥 松本館　
〒390-0841　長野県松本市渚1-7-1 なぎさライフサイト内
TEL [phone]
http://zui.sakura.ne.jp/matsumoto/info.html

写真

目の前を走るアルピコ観光バスを追いかけてスタート地点へ。あれに乗るのかな？

乗鞍観光センターから本日の目的地がくっきりと

バスに揺られて50分。「気持ち悪い・・・」と息子。相当くねくね道でした。

終点で完全にノックダウンしています(^_^;)

畳平は日本一高いバス停なんですね〜

ダウンした息子を放置し、取りあえず土産物を見たり写真撮影したりして時間をつぶすこと45分

少し復活して、まずは「魔王岳」に登ってみると言い出しました

魔王岳からは穂高連峰が望めます

穂高＆槍様！

ミニケルン作成中

1座目、魔王岳到着です

うーん、気持ちがいい〜

ほらほら、本日の目的地はあっちだよ！

魔王岳では早速コマクサも発見

気を取り直していざ、主峰へ！

鶴ヶ池

10m進んでは立ち止まり、10m進んでは石ころを蹴飛ばしたり、中々進みません。

残雪もまだありますね

残雪の融解場所に出来ている池が氷河の様！

良い天気に恵まれました

息子のやられたクネクネ道が見えています

肩の小屋まで来ました

花が見ごろです

途中の残雪。雪慣れしていない人には少し危ないトラバースですが、距離はそれほど長くはないです。

少しずつ高度があがってきて

山頂を捉えました！

あとちょっと〜！

急激に雲が湧いてきてます

岩場になるとなぜか張り切る子供たち

山頂小屋オープンしていました

山頂直下にもほんのちょっとだけ残雪

お社が見えた！！

遂についに・・・

登頂でーす！

山頂でも眺望があって良かった♪

御嶽山は雲の中

残雪。池との境目が青いー！

なぜかテントウムシが大量にいました！

茶色のテントウムシ

眺望にご満悦の2人

なかなか帰ろうとしませんね・・・。満足してくれて良かった(*^_^*)

復路から、夏スキーヤーを撮影。コブ楽しそう♪

鶴ヶ池まで戻りました

池の周囲にハクサンイチゲ

これは？

池と花を満喫しました

今夜は白雲荘にお世話になります。
やった〜飛騨牛のすき焼き♪

夕焼けを期待して外へ

残念ながら雲が湧いて夕焼けは見えませんでした

代わりにおぼろ月と湖面に映る月

ここから2日目、夜明けです。

御来光を見たくて3時半に起床

子供たちは夢の中なので、一人大黒岳へ

大黒岳山頂1人占め

良い夜明けです

だんだんピンクの空が近づいてくる

吊り尾根アップ

笠ヶ岳から槍の稜線

何度も撮ってしまいます

ピンクに染まった空

南方面は霞んで見えず

ゆっくり太陽が顔を出しました

夕焼けのような朝焼けです

ちょっぴりモルゲンもどき

今朝もコマクサが綺麗です

2日目は富士見岳からスタート！

昨日と違って元気に登ってくれてます

途中ポーズを取るほどの余裕ぶり

こちらも撮影会は大好きです

イワウメ

何だっけ？

先を急ぐ息子

3座目　富士見岳到着！ケルンがデカイ。

張り切ってケルンを積み増す

こちらからも穂高が素敵！その名の通りなら富士山も見えるはずなんですが、今回は見えず。

岩場から下をのぞきこむのは親譲り・・・(^_^;)

イワカガミも満開です

雷鳥が見れると聞いて、4座目、大黒岳にも来ました。

あ！雷鳥！・・・と思ったら違う小鳥でした。

諦めかけた瞬間、今度は本物！

しかもヒナ連れです。携帯カメラの限界を知る・・・。

この中にヒナがいますが、分かりますかね(^_^;)

お母さん雷鳥とヒナ

冬毛の方が見つけやすいですね。

産毛がフワフワ

お母さん雷鳥はヒナと付かず離れず

見守っている様子は人間と同じですね〜

雷鳥も見れたので下山です。白雲荘の皆様、最後までお世話になりました〜！

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 靴 ザック サブザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 レジャーシート 地図（地形図） コンパス 笛 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ガイド地図（ブック） ファーストエイドキット 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック カメラ

感想

ハルボー

海の日を含めた3連休を子供達と海では無く　どこかのお山へ・・と考えては見たものの、どこも激混みの様子が予想されました。
うるさい子供達と混み合う山小屋に泊まるのも、山荘でご一緒する方々に申し訳ないと思い、個室が取れたら計画しようと思って問い合わせをしてみました。すると、やはり3連休は個室も相部屋も満室とのこと(・・;) けれども1週前倒ししたら個室も大丈夫！と言われたので、じゃあ、それで♪ と急遽 乗鞍岳を訪れることにしました。
梅雨の最中で天候を心配していましたが、今回は2日間とも好天に恵まれました！

初日のバスでいきなりグロッキーとなった息子・・・。なんとか吐かずに終点まで持ち堪えたものの、到着後1時間近くバス停でウダウダする羽目になり 出鼻をくじかれます。ですが、このマッタリした1時間が子供達の高度順応にも良かったようで、その後は頭痛や腹痛を訴える事もなく登山することが出きました。

お宿は白雲荘さんにお世話になりました。なんとなんと、山小屋なのにお風呂に入れるんです！　雪解け水の多いこの時期限定のサービスです(^.^)
宿も改装したてでとてもキレイな上、食事も大変美味しく、何より山荘のおかみさんやご主人やスタッフの気さくで温かい心遣いがとても居心地が良くて、1泊で子供達も私も超お気に入りのお宿になってしまいました！ 次回もぜひお世話になりたいです♪

さらに今回、お宿の他にもう1つの収穫は、子供達に初めて雷鳥を見せてあげられた事でした。 しかもヒナ連れの親子雷鳥！！
フワッフワの産毛が生えた雷鳥はとっても小さくて、携帯カメラでは全然写せませんでしたが、みんなの良い思い出となりました。

乗鞍岳は日帰りも簡単に出来る山ですが、ゆっくり宿泊付きで回る事で子供達とのんびり過ごす事が出来ました。またぜひ訪れたいと思います。

【今回の収穫】
◯雷鳥の親子に会えた
◯子供達、残雪で初めてのトラバース体験
◯白雲荘という良いお宿を知れた
◯白雲荘で話が弾んで山友&スキー友達になれた人と出会えた
【今回の不覚】
◯息子はバス酔い対策が必要らしい
◯雷鳥を写せるカメラが無かった・・・