利尻山（北の山旅その1）

2017年07月13日(木) [日帰り]

• GPS: 09:32
• 距離: 15.4km
• 登り: 1,577m
• 下り: 1,744m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:37
• 休憩: 0:54
• 合計: 9:31

4:34 利尻山北麓野営場（登山口）
4:45 4:47 甘露泉
7:28 7:28 長官山
7:41 7:42 利尻岳山小屋
8:47 8:48 沓形分岐
9:08 9:56 利尻山北峰
10:27 10:27 沓形分岐
11:09 11:09 利尻岳山小屋
11:24 11:25 長官山
13:26 13:26 甘露泉
13:36 13:37 利尻山北麓野営場（登山口）
14:01 14:01 利尻島ファミリーキャンプ場ゆ〜に
14:05 ゴール地点

天候

曇りのち晴れ、風強し

アクセス

利用交通機関：

自家用車 船

稚内までは車、利尻島には船（ハートランドフェリー　片道\2,140）

コース状況／危険箇所等

道は整備されていますが、下部は根が這っており歩きにくい。
森林限界を超えた九合目あたりは特に強い風が吹いていました。
頂上はほぼ無風でした。

その他周辺情報

下山後は利尻富士温泉　500円

写真

7/12 10:10

稚内港から「ボレアース宗谷」号にてしゅっぱーつ

7/12 12:32

海霧が晴れて利尻山が見えてきました

7/12 12:46

1時間40分掛け鴛泊港に着きました

7/12 16:25

時間があったので、レンタルバイクで利尻島を一周しました。島の南部と北部で気候が異なることを実感

7/13 4:12

翌日、宿（田中家 ひなげし館）を4時に出て、利尻北麓野営場にやってきました。ここから山頂まで1500mの登りです。天候は曇り、風強しです

7/13 4:34

04:34 いざ出発。外来植物を持ち込まないため、ここで靴底を洗います

7/13 4:39

良い道から始まります

7/13 4:44

ほどなく甘露泉水。本コース最後の水場です。少し口に含んでみましたが特に印象はなし

7/13 4:44

ここから清水が湧き出しています

7/13 4:46

三合目です

7/13 4:49

橋を渡るといよいよ山道

7/13 4:49

登山者数カウンタです

7/13 4:55

アザミの類い

7/13 5:10

エゾマツかなぁ？トド松かなぁ？

7/13 5:13

四合目はまだまだ樹林帯

7/13 5:22

このあたりで少し陽が差してきました

7/13 5:43

斜めに生えた白樺林になってきました。何度か頭をぶつけます

7/13 5:45

五合目

7/13 5:59

ガスが徐々に薄くなってきました。相変わらず風は強いですが樹林が強風から守ってくれています

7/13 6:07

六合目。第一見晴台というだけあって一気に視界が開けます。この辺りからの植生はハイマツが中心となります

7/13 6:10

チシマギキョウでしょうか？イワギキョウでしょうか？

7/13 6:11

クローズアップ。花びらに白い毛がないのでイワギキョウと思います

7/13 6:11

これは何かなぁ？後日判れば改訂します

7/13 6:12

これも後日調べてみます

7/13 6:13

6．5合目にある携帯トイレブースです

7/13 6:26

ねじ曲がった白樺と丸い石がゴロゴロ。歩きにくい道です

7/13 6:27

七合目。ここから胸突き八丁の急登。覚悟して登りましょう

7/13 7:10

第二見晴台。ここまで900m登って来ました。残り600mか...

7/13 7:11

靄っていて、あまり見晴らしが良くありません

7/13 7:18

ハイマツの道を行きます

7/13 7:28

八合目は長官山（1218m）。ここで初めて山頂が見えました。あと500mか...

7/13 7:31

これはスマホでの撮影。こっちの方が写りが良いとは...

7/13 7:56

いったん下ります。鞍部には避難小屋があったのですが写真を撮るのを忘れました

7/13 8:11

草木の生えない風衝地に出ます。この日もすごい風が吹いていました

7/13 8:11

九合目（1410m）です。あと300m。ここからが正念場です

7/13 8:28

大きな石がゴロゴロしてきました

7/13 8:31

見晴らしの良い稜線を行きます。港も見えます

7/13 8:42

崩壊地です。ロープもあり危険というほどではありませんが、どんどん崩壊が進みそうな気配です

7/13 8:45

山頂が近づいてきました。火山らしい地質となります

7/13 8:50

この後、山頂に着くまで歩きながらタイムラプスで動画を20分あまり撮ったのですが、あまり良い写りが良くなかったのでボツ

7/13 9:12

09:10 山頂（北峰 1719m）に着きました

7/13 9:10

本峰（1,721m）とローソク岩

7/13 9:24

エゾツツジとローソク岩。ローソク岩は存在感あります。

7/13 9:19

ローソク岩アップ。登ってみたい。いや脆そう

7/13 9:37

山頂からの眺め1

7/13 9:13

山頂からの眺め2

7/13 9:43

山頂からの眺め3

7/13 9:18

南面には黄色い花の群落。ボタンキンバイかな？

7/13 9:20

頂上付近も切り立った崖があります

7/13 9:22

調べておきます

7/13 9:22

調べておきます

7/13 9:24

ミヤマアズマギク？

7/13 9:25

調べておきます

7/13 9:27

調べておきます

7/13 9:28

チシマフウロ？

7/13 9:44

09:44 下山開始します

7/13 9:56

イソツツジ？

7/13 9:57

調べておきます

7/13 10:03

調べておきます

7/13 10:04

調べておきます

7/13 10:04

調べておきます

7/13 10:05

調べておきます

7/13 10:08

いろんな花が乱舞

7/13 10:10

どんどん下って行きます

7/13 10:13

調べておきます

7/13 10:17

エゾノハクサンイチゲ？

7/13 10:18

コケモモ？

7/13 10:18

調べておきます

7/13 10:20

ハクサンチドリ

7/13 10:24

火山礫の道は石車に乗らないよう注意が必要です

7/13 10:33

これがボタンキンバイ？

7/13 10:37

港に向かって下って行きます

7/13 10:48

九合目に降りてきました

7/13 11:04

調べておきます

7/13 11:07

鞍部よりの長官山

7/13 11:17

利尻山を振り返ります

7/13 11:19

長官山には薬師如来の石碑が

7/13 11:31

長官山から港

7/13 11:46

数少ないエゾカンゾウ。ここ以外2箇所ぐらいで単発で咲いているだけでした

7/13 12:56

長靴にジャージのズボン・・・地元のおばあさんのスタイルがスゴク決まっていました。膝を痛めて以来、途中までしか登らないそうですが、地元の山を愛されていることが良く判りました

7/13 13:26

そして、甘露泉水。登りの時とは違い、渇いたのどにはとても美味しかったです。いっぱーい飲みました

7/13 13:32

登山口に到着。靴の洗い場が設置されているのが嬉しいですね

7/13 13:35

愛靴、綺麗にしておきました。（そう見えないかな？）

7/13 15:07

下山後は30分ほど歩き、利尻富士温泉に立ち寄りました。ここの冷水はアイシングには最高！冷たさで足がしびれました。この後、宿の車で港まで送っていただきました

撮影機器：

iPhone 7 Apple

OLYMPUS Tough TG-5 オリンパス

感想

Ham⭐

長年の願いが叶い、北海道の山への訪問が実現しました。
トップバッターは「利尻山」。北海道で一番登ってみたかった山です。
高速道で新潟まで車で走り、新潟港から新日本海フェリーで小樽港に渡り稚内へ直行。

悪天候により稚内から利尻島への渡航を一日遅らせたため予約していた旅館をキャンセル。
観光案内所の協力もあり、何件か問い合わせた後に翌日の宿を出来ましたが、天候がはっきりしないので、さらに一日順延したときのことを考えツエルトや寝袋、自炊道具を持ち込みました。（結果は使わずに済みました）

宿は「田中家 ひなげし館」。ちょうど一人用の部屋が空いており、お世話になることとしました。
北海道ツアー唯一の宿泊施設の利用でごちそうを頂き、温泉にも入り快眠出来ました。

翌朝、強い風の中、4時に出発。
登山口まで宿のマイクロバスで送って頂きました。
こんな早い時間から大勢の登山者がいました。さすが人気の山ですね。

1500mも登らなければならないので、ゆっくりしたペースで歩くことに留意します。
ガスガスだった天気も登るに従い序々に良くなり、五合目辺りからは青空も見えるようになってきました。

1500mはやっぱりきついですね。しかし良くなる天気が元気を生み出します。期待に胸をときめかせ山頂に到着。目の前に現れたのは迫力あるローソク岩とピンクの花の群落。この取り合わせは感動モノでした。

この日はもやっぽかったり、宗谷方面は雲に包まれていたり、また強風が吹くなどと最高の天候ではありませんでしたが、そこそこの眺望が得られ、また山頂は無風状態でのんびり過ごすことが出来ました。
まずまずの条件で登れたことを感謝です。

長い下山を終えた後の温泉での冷水浴槽の水が冷たくて、10秒も足を入れていると痺れるぐらいだったのですが、その分アイシング効果は抜群。難度も入った結果、筋肉痛になることはありませんでした。

利尻山・・・孤高を誇るその山容、山頂を彩る高山植物、厳しい自然と、魅力たっぷりの山です、

コメント

kickey

トップバッターは利尻！
利尻、いいですね。
ヨーキさんが最後に登ったドラマチックな山。山頂から海が丸見えって、気持ちよさそう。お花もいっぱいで、いい季節に登られましたね。北海道は魅力的なお山がいっぱい。次はどこのお山かな？

Ham⭐

Re: トップバッターは利尻！
kickeyさん、こんばんは
北海道に行くなら利尻山と山心ついた頃から決めていました。
霧が晴れてれば360°海が見下ろせたのでしょうけど、この日は雲海になっていて鴛泊港付近以外の海は見えませんでした。
それでも麓での怪しい天候から、雲を突き抜け青空の山頂。
憧れの山に登れて大満足でした。
北海道の山はそれぞれ個性があって面白いですね。
次のお山はただ今レコ作成中

notung

素晴らしいお天気！
Ham0501さん、こんにちは。
（比べればあまりにショボすぎる）此方へのご来訪ありがとうございました。
さて、利尻山、もちろん実際目にしたこともないお山ですが、
書物（百名山のトップバッター）やTVでも何度も何度も観て
自然、頭に叩ッこまれて・・「エア登山」ならもう数回は登ってるような？？
・・アホなこと云ってたら怒られますワ、相済みません

しかし、そのTV山行では九合目（避難小屋）で一泊しているケースが
ほとんどで、緩みない1,500mをイッキ登りとは全く素晴らしいですね。
ほか、TVでもめったに見られないような好天は全くの眼福です。
とりわけ八合目、はじめて眼前に出現する山頂の景観なんて、
肉眼で見たらたぶん気絶してしまうんじゃないかなぁ・・

このあとの名山も是非じっくり読ませて戴きますね。
素晴らしいレコをありがとうございました。

Ham⭐

Re: 素晴らしいお天気！
notungさん、こんばんは
利尻山･･･北海道の山に登るなら絶対ココと心に決めてうん十年。
一時は山を離れた私ですが、この度その夢を実現することが出来ました

訪れてみて孤立峰の厳しさを肌で知ることが出来ました。
この日は（も）九合目迄はすごい風、そして南方面は全て雲の中、北方面は晴れと南北で二分される天候。
そんな状況にあって山頂は無風、そして高山植物が拡がる。
運良くそんな姿を見ることが出来、本当に運が良かったです。

1,500mはキツイと思っていましたが、何とかクリア出来ました。
日本アルプスに比べ標高が低いので、息苦しさがあまりなかったのが助かりました。

山の魅力ってそれぞれ･･･シェール槍東鎌尾根も面白そうです。
近くに立ち寄ることがあればぜひ訪れてみたいです