美ヶ原〜30年の時の流れを感じる？高原散歩

2017年07月16日(日) [日帰り]

• GPS: 02:34
• 距離: 7.1km
• 登り: 124m
• 下り: 106m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:23
• 休憩: 0:12
• 合計: 2:35

9:12 スタート地点
9:20 9:21 美ヶ原高原ホテル山本小屋
9:26 9:29 美しの塔
9:35 9:35 塩くれ場
10:03 10:03 烏帽子岩
10:31 10:39 美ヶ原
11:22 11:22 塩くれ場
11:32 11:32 美しの塔
11:37 11:37 美ヶ原高原ホテル山本小屋
11:47 山本小屋

天候

晴れのち曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

山本小屋ふるさと館の第1駐車場に駐車（最後の1台）
帰る頃は第2駐車場はおろか、高原ホテル付近まで路側駐車

コース状況／危険箇所等

○アルプス展望コース
　初めて歩いたが、頂上台地の西縁を行くコース。眺めもよく、普通種だが花もそこそこあり、観光地美ヶ原にあっては、山をちょっぴり感じるコース。
○他（パノラマコース）
　観光歩道（車道！）
　まあ、高原ホテル〜王ヶ頭間は、王ヶ頭ホテルの送迎バス以外車両は通りませんが・・・・
　山本小屋ふるさと館〜高原ホテル間（未舗装）は、車の巻き上げる埃が惨い

写真

＜霧ケ峰＞
まず、ニッコウキスゲ見学
バックは蓼科山

キスゲの向うには穂高がうっすら

バックは八

尾根上全てキスゲの原
でも、向うの尾根にはなさそう

結構な規模ですが、保護柵内のみで育てられてる感も

単品アップ

他の花々
角を出し始めたアザミ

ハクサンフウロ

ヨツバヒヨドリですかね

イブキトラノオ

チダケサシ

ウツボグサの紫も目立ってました

ホオジロ君が梢で鳴いていました

＜八島湿原＞
こちらもちょっとだけ立ち寄り

天気は下り坂

ハクサンフウロ

アヤメ

コバイケイソウ

シシウド

ヨツバヒヨドリ

シロオビクロナミシャク
白帯だけど、実力は有段者（黒帯）並み？

ヒョウモンチョウ

ムギちゃん
若い♀かな

アザミで吸密するコキマダラセセリ

少し天気回復
よ〜し、久方の美ヶ原まで足を伸ばそう！

＜美ヶ原＞
山本小屋では、テガタチドリがお出迎え
odax「来たことあるとこだし、
無理せず行けるとこまで」

美しの塔
odax「30年ぶりかな〜、まだ付き合ってる頃だったよな〜」
細君「・・・・（無視）。
　　　　バスが走ってるじゃん」
odax「前は歩いたでしょ。
　　　　平らだし、ゆっくり行こ。」

当初パノラマコースピストンのつもりでしたが、
odax「大して変わらんでしょ」
細君「ほんとに？」
と、”アルプス展望コース”に。
コウリンカが現れる

いっぱい咲いてます
odax「いいじゃん、いいじゃん」

レンゲツツジの名残も

崖縁上で眺めよし！
遠望は苦しいが、松本市街を見下ろせる

王ヶ頭を望む
細君「全然近づいてない！」

烏帽子岩
単独行のように会話がなくなってきました（汗）

ほぼ純黄色のコウリンカ

ウスユキソウ

近づくと頂上は見上げ気味に
細君「全然平らじゃない！（怒）」
と、けんもほろろ。
直下を無数に飛交う鳥を指差し
odax「鳥だ？飛行機だ？」
・・・・ごまかしきれず

頂上直下の斜面は、花も増えます
キバナヤマオダマキ

テガタチドリは群れ咲いてます
花を愛でる余裕もない細君、
”人動アシスト”（＝腰を押す）しながら牛歩の登り

エゾカワラナデシコ
咲いたのは1株だけ見かけました

頂上から見下ろす例の飛翔体
イワツバメでした
しかしすごい数

王ヶ頭になんとか到着。
細君へろへろで無言。
30年の時の流れは残酷です。
バスが気になる様子ですが
（もう歩きたくないモード）。

美ヶ原ちなみソフトも平頂！？
（撮る前つい食っちゃっただけ）
王ヶ頭ホテルにて、\350なり
なお、やはりバスはホテル送迎専用とのことでした

帰りは最短コースで、細君をなだめながら
アルプス展望コースを行く人々と牛さん
odax「牛さんありがと〜！」
牛「あんたらも牛歩戦術？」

パノラマコースの花は多くないが、ウツボグサは結構見かける

ノコギリソウも

コウリンタンポポ
日本の野に降臨した、異国の小悪魔の朱き瞳

＜おまけ＞
先日買ったチャリを積んできて、富士見高原でドロップしてもらい、鉢巻道路をポタリング、エコーライン〜ビーナスラインを爽快ダウンヒル
写真は、途中休憩のぺパンのアイス（←これも食べ掛け！）

感想

odax

　7月の3連休。ヤマレコの常連さんたちは、さぞがっつり登ってるんだろうな〜。
　連休初日は仕事の片付けと私事で潰れ、お昼過ぎになって八ヶ岳山麓の長男のもとへ。
　中日、長男は仕事とのことなので、せめて山気分と朝から細君と高原ドライブ。
　30年ぶりの美ヶ原を、二人でのんびり散歩。街歩き姿で、全くの観光ですが、頂上（王ヶ頭）を踏んだので、とりあえず山レコの方へ。
　真夏のガチ山登りでは2,000m級はやや暑いですが、平坦な遊歩道で2,000mの高原は爽やかでした。　しかし、すごい人出でした。
PS　霧ヶ峰で、イブキトラノオをぐるぐる回して、歌いながら歩いているおねえちゃんに唖然！山＝観光地の方には雑草感覚でしょうか？まさか、山レコユーザにはいないと思いますが・・・・。

コメント

komaki

odaxさん、こんにちは。
夏の花が、たくさん咲いてて楽しめますね。
今年僕は、本格的な、夏のお花畑のある山には
まだ訪問できてません。塩見は、半分雪山でしたし
奈良の山は、信州の山とは、雰囲気が違いまして。
奥様をなだめながら、のんびりした時間で
何よりです。

ところで、36枚目の鳥は、カラスですか？
こんな高い場所に？？
イブキトラノオ、確かに、見た目は
猫じゃらしですが、う〜んと思いますね。

odax

虎の尾が猫じゃらし？
　komakiさん、コメありがとうございます。
　美ヶ原なんて、山 ではなく観光地だ！初めての訪れた際（血気盛んな20代半ばでした）はそんな感じで白樺湖から松本駅まで1日で一気に踏破しました。ただ、歩きに歩いただけで、当然植物の記憶は全くありません。今回その観光地のごく一部をのんびり歩いて、思いのほか動植物に逢えました。
　写真 36の鳥、写真 40のと同じイワツバメです。ツバメの癖に燕尾じゃない、赤ら顔じゃないのがポイントです。
　「赤ら顔なんて嫌いだ ！」（←今、飲めない ×odax ）

　お忙しそうですね。でも、高嶺の花々 に逢えるのはほんの短い時期。
　なんとかして、逢いに行ける暇、見つけてください。そして・・・・、念願のイブキトラノオをねこじゃらしに････してはいけませんが 。ともかく、（ネコジャラ市といえば、）ガンバルニャン ！

半袖隊長👕

odaxさん、
松本駅から美ヶ原に登り霧ヶ峰・車山方面に縦走するのが老後の楽しみです。

半袖隊長

odax

車山に行く
　yamabeeryuさん、コメありがとうございます。
　車山まで松本からですか ？下がり基調の逆コース白樺湖→松本でも、怖いもの知らずの20代の馬力を持ってしても、へろへろでしたよ。
　それを、老後の楽しみ、とは？いやはや・・・！
　小生の老後は、山は好きでも極力省エネ歩きで。”車・山に行く”、ですね（楽チン ！）
　え、何〜、今でもそうですと 、（←本レコなど典型かも ）

半袖隊長👕

odaxさん、
まさか、まさか…
加藤文太郎じゃあるまいし

最低でも２泊３日小屋泊まりですよ。

最終日は茅野か諏訪にゆるゆる下山して ⇨ で〆たいです

半袖隊長

odax

そうでしたか
yamabeeryuさん。
そうでしたか。でも今の隊長が目いっぱい 歩けば、ぎりぎり行けるかもしれませんよ。
小生も、ここんとこちょっと気になっている三峰山や、霧ケ峰のスノーシューハイク（三峰山も冬季がいいな）に、またこのエリアに再訪したいと思っています。
　ですので、この高原地帯のどこかで出くわす・・・・かもしれませんネ 。