蔵王山(レストハウス〜刈田岳〜熊野岳〜避難小屋〜レストハウス)【宮城県、山形県】
- GPS
- 02:01
- 距離
- 5.7km
- 登り
- 165m
- 下り
- 168m
コースタイム
- 山行
- 1:29
- 休憩
- 0:29
- 合計
- 1:58
刈田岳駐車場 817 ― 蔵王レストハウス 818 ― 刈田岳 823/828 ― 蔵王レストハウス前遊歩道 832 ― 刈田岳頂上リフト分岐 836 ― 馬の背分岐 854 ― 熊野岳、蔵王山神社 904/919 ― 熊野岳山頂 920 ― 熊野岳避難小屋 929 ― 馬の背分岐 936 ―刈田岳山頂リフト分岐 952 ― 蔵王レストハウス 1007/1015 ― 刈田岳駐車場 1017
● 行動時間 2:00
天候 | 濃霧、小雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
(宿泊先) = (蔵王レストハウス) ― 刈田岳 ― 熊野岳 ― 熊野岳避難小屋 ― (蔵王レストハウス) = (宿泊先) ●登山口へのアクセス ○刈田岳駐車場(蔵王レストハウス) ・宿泊先から、東北中央自動車道〜県道12号線(蔵王エコーライン)〜蔵王ハイラインと経由して行った。所要約1時間強 ・蔵王エコーラインから分岐する蔵王ハイラインは有料道で往復利用料金は540円。駐車場は複数あり十分な収容力がありそうだった。当然ながら、登山者だけではなく、観光客の利用も多い |
コース状況/ 危険箇所等 |
○蔵王レストハウス〜刈田岳 ・一般歩道として舗装等がなされている。ゆっくりと石段を上れば到着する ○蔵王レストハウス〜山頂リフト乗り場への分岐 ・歩道区分がなされており、道迷いの可能性は低い ○山頂リフト乗り場への分岐〜馬の背分岐 ・地肌の道だが、標柱が一定間隔で建植されており、それを拠り所に歩けば迷いにくい ○馬の背分岐〜熊野岳 ・火山らしい赤黒い岩礫の一帯もあるが、概ね踏み跡が明瞭 ○熊野岳〜熊野岳避難小屋 ・緩い背上を行く。ここも標柱を頼りに進めば迷いにくい ・途中に白山大権現の文字が読み取れる碑がある ○熊野岳避難小屋〜馬の背分岐 ・岩礫の一帯を下降すると、馬の背に着く |
その他周辺情報 | ●買う、食べる ○蔵王レストハウスにはレストランもあるし、自販機等もあるので飲料の買い物は出来る ●日帰り温泉 ○蔵王温泉 ・沿線ではないが、ロープウェー登山口となる蔵王温泉には日帰り温泉設備を始め、有名な露店風呂施設などがある。その中で、今回は日帰り施設「湯の花茶屋 新左衛門の湯」を利用。大人700円。レストラン等も併設されている |
写真
感想
昨日とは打って変わって、“天気予報通り”の空模様。
蔵王山も山頂部が雲に覆われている。それでも、蔵王は遠望がなくても、お釜が見えさえすれば、との思いで、こちらも予定通りに蔵王に向かう。
残念なことにも、蔵王の山頂部を覆うガスは、遠望どころか近景も奪うほど。視界はせいぜい100mといったところ。
刈田岳の刈田嶺神社にお参りしてから山頂標識へ。あまりの濃霧に、これすら手探りで探すような状態。駐車場からの直登でご夫婦が来られたが、熊野岳には行かずに帰ることにしたとのこと。確かにお釜すら見えない馬の背をせっせと歩くのもいかがなものか。
当方としては、昨年のように、火山規制が突如出てしまうと、来ること辞退できなくなるかもしれないという懸念も感じているので、火山の場合は来た限りは登っておきたい。
レストハウスやリフト乗り場分岐を過ぎると、人影はまばらになった。風も強くなり、めがねのレンズも左側だけが曇ってしまう。昔何度か同じような経験をしたなぁと、後方羊蹄山や焼岳のことを思い出す。
踏み跡と標柱だけを頼りにとぼとぼと歩く。
馬の背分岐からは熊野岳への直登を目指すが、山の姿は全く見えない。それどころか2本前の標柱すら見えない。この辺りでは視界は20m程度だろうか。
やっと到着した熊野岳の蔵王山神社の避難小屋では2組が休憩中。山頂標柱での写真をお願いしたが、それも慎重に探さなければいけないくらい。雨脚が強くないのがまだ救いだ。
しばらくのうちに2組とも出発してしまい、風の鳴る音だけに包まれた避難小屋には暖を感じるものは何もない。
熊野岳の避難小屋を目指して頂稜線上を進む。先ほどと同様の視界、暫く進むと地図上にある記念碑マークの場所にある白山大権現と刻まれた石碑。その先には、廃墟と化したかつての避難小屋跡と思われる石組み、そしてその先には避難小屋があった。こちらは無人のようだった。
帰りの道すがらで、「コケモモを見ましたか?」と尋ねられた。見ていないと答えつつも、あったのかなぁ、と残念になる。
リフト分岐の手前で、ふと見ると花に見入る3人衆。よく見ると、貴重なコケモモを撮しているところ。便乗させてもらった。頭に残っていただけに、よもや、の気分であった。
天気には最後まで恵まれることはなかったが、コケモモの花を見ることが出来たことに感謝、の山行きであった。
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