相沼内川本流（標高470m右股）

2017年07月16日(日) 〜 2017年07月17日(月)

• GPS: 25:07
• 距離: 15.1km
• 登り: 913m
• 下り: 916m

コースタイム

7/16 (日)　雨のち曇
林道終点（14:00）標高340m二股（15:00）＝ C1
朝から降っていた雨で沢が濁っている。テンバまでは単調な川原。
新調したテンカラ竿で釣りに勤しむ。

7/17 (土)　曇
C1（4:45）核心のゴルジュ上（6:15）チョックストーンの滝（8:15）刈分道（11:30）林道終点（14:30）
朝起きたら沢水がクリアになっていた。
標高390mにいきなりの核心。のっぺりした左岸を残置パワー全開で登る。途中のハーケンは折れたので打ち直した。しぶい登りで、去年の俺よく登ったと感心する。直後の滝は枯岩登りだったのに、今年は恐怖のシャワークライムになっていた。残る巨岩をホイホイ越えると核心のゴルジュは終了する。
その後の釜滝はへつったりまいたり。
標高470mの二股は新しい山谷だと左の元小屋沢山に突き上げるルートを取るが、今回はより難しそうな右股を取る。
3段の滝は1段目を小さく右岸捲き、2段目を左岸の高まき、3段目を左岸の直登で抜ける。思ったほど苦戦せず。
標高500mの水浴びの滝を登ると、すぐに辛いチョックストーンの滝が出てくる。高さが足りず、あと一歩が出ない。試行錯誤の末、ザックを踏み台にしたら何とか越えれた。後続は右岸のチムニー(?)からゴボウで引っ張り上げる。
次の滝をU字にくねったカンバを使ってまいて、しばらく行くと、直登不能なナメ滝に出くわす。左岸の岩盤草付きを伝って高まくが、木がなく滑るのでなかなかに悪い。パートナー時岡の顔がガチで引きつる。上の方まで行けば木があったので、ザイルを出せば良かった。
以降は困難な滝はなく、断続的にナメが出てくる。上部の詰めでも易しめの10m弱の滝が出てきて直登。
コルを目指して藪漕ぎに突入するが、気を抜いて・901ポコに出てしまい、結構な藪漕ぎを強いられた。
送電線の刈り分け道は、一部草が茂っており歩きづらい。アザミの洗礼も受ける。元小屋沢山は鉄塔が立っているだけのただのポコで正直つまらない。ポンノボリ沢まで出てきたところで新しい車用の刈り分けがあり、スムーズに下山。

天候

7/16 雨のち曇
7/17 曇

アクセス

利用交通機関：

自家用車

写真

河原歩き

テンバにて

シカ現る

鰾？

美味しく頂く

核心のゴルジュ

前回は枯れていて何ともなかったが、今回は息の止まるシャワークライム

3段の滝

2段目の高まきはじめ

水浴びの滝

チョックストーンの滝。結局、足下にザック置いて突っ張って抜けた。

ナメ

フィナーレの10m弱の滝

感想

goshima

昨年のリベンジマッチ。
大きな登攀は無いが、所々で奮闘的な登りを課せられる沢だった。
今回遡行した本流のグレードは！！※ぐらいだろう。でも同じグレードの山谷ルートよりは難しいのではないか？行ってないので分からないけれど。

自分で見つけた沢ではないので気は引けるが、記録のない沢に行くのは素直に面白かった。

近場の道南の沢屋さんに是非行ってみて欲しい一品。