夏の尾瀬ヶ原歩き



- GPS
- 06:29
- 距離
- 17.6km
- 登り
- 216m
- 下り
- 217m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
木道の濡れている箇所は滑りやすい。 |
その他周辺情報 | 花咲の湯はお風呂も広くて、食事も美味しくて、よかった。 |
写真
感想
7/2の函館マラソン疲れが少しづつ癒えてきた土曜日の早朝4時、6月から延期し続けていた尾瀬ヶ原に向かって車を走らせた。
戸倉には6時過ぎに到着。駐車場にはそこそこ車が止まっている。6:30のバスに間に合ったので、それに乗って鳩待峠に向かう。鳩待峠からは、1時間弱の山歩き。ほとんどが木道、石の階段で整備されていて歩きやすい。カフェや山小屋のある山の鼻から総面積750ha(東京ディズニーランドが100ha)もある湿原に向けて歩き出す。ほどなくすると写真で見たあの景色。草原に木道がどこまでも続くあの風景だ。
ミズバショウの終わった湿原にワタスゲが風にゆれる。燧ヶ岳までまっすぐ続く木道が草原を通り抜ける。どこまでも続く道をずっと歩きたくなる。尾瀬に繰り返し訪れる人の気持ちがわかる。
途中で竜宮現象の入口という看板があって、そっちに行ってみた。そこは3方から川が流れ込んでいた。これが竜宮現象か、となんとなく納得して、ランチへ。
食事しながら、ガイドブックを読なおしてみると竜宮現象とは、川が湿原の下の穴に流れ込んで、それが別の穴から出てくる現象のこと、と分かった。さっき見たのは入り口で、反対側に出口があるのだ。
ランチを終え、竜宮小屋をあとにした我々は、竜宮現象を確かめるべく、竜宮現象の「出口」に向かった。よく見てみると、ちゃんと両側に入口と出口の表示がある。出口に行ってみると、澄んだ水が穴の奥から湧き水のように流れ出している。竜宮現象に納得してヨッピ吊橋へ。ヨッピとはアイヌ語で「集まる」「別れる」という意味だそう。4つの川がここで集まるのだ。ヨッピ吊橋までは湿原というより草原といった感じで木道が低くてほとんど地面と同じ高さだ。
その後も振り返って池塘に映る燧ヶ岳を眺めたりしながら、山の鼻に戻った。天気に恵まれた尾瀬ヶ原歩きは、絵に書いたように平和で和やかな風景が連なっていた。次回は、燧ヶ岳と至仏山に登って、尾瀬ヶ原を上から見てみよう。
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