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Yamareco

記録ID: 1200761
全員に公開
沢登り
甲斐駒・北岳

仙丈への変わりルート・小仙丈沢遡行

2017年07月15日(土) 〜 2017年07月16日(日)
 - 拍手
GPS
32:00
距離
16.0km
登り
1,628m
下り
1,103m

コースタイム

1日目
山行
2:00
休憩
0:10
合計
2:10
17:25
17:35
30
18:05
小仙丈沢出合
2日目
山行
6:15
休憩
1:20
合計
7:35
5:45
110
宿泊地
7:35
8:00
100
大滝上
9:40
10:00
20
カール底
10:20
10:20
20
仙丈小屋分岐
10:40
10:45
15
11:00
11:30
110
仙丈小屋分岐
13:20
13:20
0
13:20
天候 7/15 曇り
7/16 晴れのち曇り
過去天気図(気象庁) 2017年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
芦安バス停からは臨時増発が出ている。つまり、混んでいるということ。
出発が遅かったこともあって、運よく第2駐車場に停められた。
相乗りタクシーはバスの70円増し。ロングワイドのハイエース。1200円
北沢峠からのバスも同様。
コース状況/
危険箇所等
沢の下部で結構大きな雪渓ありました。(1つはくぐる)
小仙丈カールラストの詰めは、池ノ谷ガリーくらい崩れる感じ。
その他周辺情報 天笑閣600円 ここまで降りてくればそれほど…混んでました。(´;ω;`)ウゥゥ
予約できる山小屋
北沢峠 こもれび山荘
林道から見えた!
え、あそこ稜線じゃん⁉という感じの距離
大滝も見えている。
2017年07月15日 18:06撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
1
7/15 18:06
林道から見えた!
え、あそこ稜線じゃん⁉という感じの距離
大滝も見えている。
ここが出合の橋(?)
2017年07月15日 18:10撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
1
7/15 18:10
ここが出合の橋(?)
倒木がすごかった。
そして入渓から20分かからぬうちに雪渓登場。
沢幅いっぱいに残ってます。
2017年07月16日 06:12撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
1
7/16 6:12
倒木がすごかった。
そして入渓から20分かからぬうちに雪渓登場。
沢幅いっぱいに残ってます。
2個目
先が滝状で上からだと下れないかもと思いくぐった。
30m位か?
2017年07月16日 06:24撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
1
7/16 6:24
2個目
先が滝状で上からだと下れないかもと思いくぐった。
30m位か?
シダがきれい
2000m付近の快適天場がわからなかった。
重症…
2017年07月16日 06:35撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
1
7/16 6:35
シダがきれい
2000m付近の快適天場がわからなかった。
重症…
1個目の滝
立派です。
2017年07月16日 07:00撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
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7/16 7:00
1個目の滝
立派です。
右のルンゼから越える。
2017年07月16日 07:21撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
7/16 7:21
右のルンゼから越える。
大滝が見えてきた。
2017年07月16日 07:22撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
7/16 7:22
大滝が見えてきた。
これも立派、思いのほか豪快です。
何より頭上が開けているのがよい。
2017年07月16日 07:24撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
1
7/16 7:24
これも立派、思いのほか豪快です。
何より頭上が開けているのがよい。
一番左の流れに入り、右にトラバースする。
上部はまだヤブっぽくはなかった。
2017年07月16日 07:24撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
7/16 7:24
一番左の流れに入り、右にトラバースする。
上部はまだヤブっぽくはなかった。
大滝直下
よくある絵面
2017年07月16日 07:28撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
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7/16 7:28
大滝直下
よくある絵面
越えればこの通りの流れに
2017年07月16日 07:46撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
7/16 7:46
越えればこの通りの流れに
おいしい水が枝沢から流れ込みます。
2017年07月16日 07:46撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
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7/16 7:46
おいしい水が枝沢から流れ込みます。
振り返れば北岳が
2017年07月16日 07:46撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
7/16 7:46
振り返れば北岳が
2017年07月16日 07:47撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
7/16 7:47
ダケカンバ新緑
2017年07月16日 08:19撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
1
7/16 8:19
ダケカンバ新緑
足元がお花畑に小沢が流れる感じ
ハクサンフウロやキンポウゲもあります。
もう少したてばバイケイソウがよさそう
2017年07月16日 08:21撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
7/16 8:21
足元がお花畑に小沢が流れる感じ
ハクサンフウロやキンポウゲもあります。
もう少したてばバイケイソウがよさそう
小滝状が続く。
ゴーロじゃないのがせめてもの救い。
2017年07月16日 08:27撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
1
7/16 8:27
小滝状が続く。
ゴーロじゃないのがせめてもの救い。
気分良し。
2017年07月16日 08:34撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
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7/16 8:34
気分良し。
ダケカンバがかぶってくると…
2017年07月16日 08:52撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
7/16 8:52
ダケカンバがかぶってくると…
本当に花の写真は難しい。
2017年07月16日 09:03撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
7/16 9:03
本当に花の写真は難しい。
2017年07月16日 09:11撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
1
7/16 9:11
きれいなので飽きません。
2017年07月16日 09:12撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
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7/16 9:12
きれいなので飽きません。
2017年07月16日 09:14撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
7/16 9:14
北岳・間ノ
11時台には曇って見えなくなりました。
2017年07月16日 09:21撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
1
7/16 9:21
北岳・間ノ
11時台には曇って見えなくなりました。
2017年07月16日 09:21撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
7/16 9:21
水切れ
ここをのっこすと…
2017年07月16日 09:32撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
7/16 9:32
水切れ
ここをのっこすと…
鳳凰三山
2017年07月16日 09:35撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
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7/16 9:35
鳳凰三山
でた!わぉ!
小仙丈カール底
稜線を歩く登山者見えますが、すごく混んでいる。
2017年07月16日 09:47撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
2
7/16 9:47
でた!わぉ!
小仙丈カール底
稜線を歩く登山者見えますが、すごく混んでいる。
カール底と甲斐駒
改めて思う、仙水峠までの落差。
2017年07月16日 10:44撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
1
7/16 10:44
カール底と甲斐駒
改めて思う、仙水峠までの落差。
地蔵尾根
2017年07月16日 10:54撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
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7/16 10:54
地蔵尾根
甲斐駒いいねぇ
2017年07月16日 11:05撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
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7/16 11:05
甲斐駒いいねぇ
下山時、小仙丈カール全景
この写真、下部中央から右へ斜上しました。
2017年07月16日 11:56撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
2
7/16 11:56
下山時、小仙丈カール全景
この写真、下部中央から右へ斜上しました。
ガスり始めた
ん?なんだあそこ?
2017年07月16日 12:05撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
7/16 12:05
ガスり始めた
ん?なんだあそこ?
アップ
北沢峠のテント数
連休山行は基本失敗だろう。
2017年07月16日 12:05撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
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7/16 12:05
アップ
北沢峠のテント数
連休山行は基本失敗だろう。
撮影機器:

感想

7/15 嫁の友達家族が来るから家から出て行ってほしい(これってどうです?)という要望だったため、無理にでも出かけなくてはならず、このところ毎週出かけていたことから疲労感があったため、近場で勝負したいと思っていた。
 深く考えていたわけではなく、ヤマレコの記事で北岳の花がよさそうだったので、変わりルートの扇沢〜小太郎山経由で行ってみようと思っていた。しかし以前から思っていたのは、同もヌメっていて暗くてラスト藪とどうしても行ってみたいとは思えない沢だった。そこでふと頭によぎったのは岳人BNで見た小仙丈沢。正直、大きな滝が2個とパンチがなさそう…でもラストがカールでお花畑に出られるとあってはこちらしかないでしょうと訪れることに決定。
 家から近い分、出かける時間が遅くなりがち。そして忘れていたのは連休だったこと。高速に乗るまでも混んでいて芦安のバス便に間に合うかどうか…遅かった分、芦安Pは第2駐車場に空きが出ておりラッキーだった。ギリギリ、最終便のタクシーに乗ることができた。運転手によれば連休中は昼を過ぎると混みはじめ、臨時便は出るものの結構並ぶことになるそうだ。
 広河原で泊まろうか北沢峠で泊まろうかいろいろ迷ったが、林道を歩きながら決めることにした。暗くなっても歩けるのが林道のメリット、荷物が軽かったからよかった。野呂川出合から両俣方面に進むと、眼前に一本の沢が見えた。どうもこれが目的の沢らしいが、稜線がすぐそこにあり思いのほか傾斜がある感じだ。情報では小仙丈沢に入ってすぐの場所にBSがあるらしかったが、出合に着いた時間からどれほど沢を歩くのかが不安だったので、出合の橋から少し下った河原を整地して泊まった。

/16 出合いすぐにある鉄の堰堤を越えるとすぐに左岸に見事な平坦地が…ものの10分。ここにすればよかった。この先、倒木がやけに多いと思っていると雪渓が出てきた。なんでこんな下に⁇長さは200mくらいか?雪渓は結構厚く、右岸側を進んだが右岸の方がよかった。河原に戻るとまたすぐにブリッジが…抜けた先が滝状に見えたのでくぐる。30m位か?出口の小滝風を越えると、幅広の河原を埋め尽くす雪渓が…
ちょっと敗退かな?なんて思いつつも先へ進む。ここは土砂や倒木で結構汚れた雪渓で、亀裂がわかりにくかった。気付いて右岸から左岸へ移動。
 先には滝が見えている。結構立派で空も開けており気分のいい沢だ。右のルンゼから巻き越す。さらに10分程度で大滝。かなり下部から見えていたが直近からの眺めが一番いい。左に二条の流れが見えるが、この間の岩から一番左の流れに移り、最後は頭上の灌木利用で右岸から乗り越える。越えると傾斜の緩い河原になり、トラバースして本流に戻る。雪が解けたばかりなのかヤブなしのダケカンバ帯だ。そしてこの先からカールっぽい地形の中を登る。ダケカンバ新緑と足元が黄色系の花の咲く河原を登るのは気分良し。右岸から二本の流れが交わるところで休憩。
 小滝が続き、さらに足元に花の数が増え、とても雰囲気が良い。期待していなかっただけにすごいのを見つけた感じだ。そのうち二俣状になり、上部を見てつい左の流れに入ってしまったが、Pからの派生尾根にでるようで、少し登ると右が正解だと気づきハイマツの中をトラバース。ガスるとわからなくなりそうだ。純粋に太い流れをたどると、正面に傾斜の強いハイマツ帯が見えるが、この右下をトイ状の滝が流れており正解だと再認識。ここから再び小滝群がある。ダケカンバがかぶってくると水流が細くなり、開けたゴーロの中に湧水がある。ここが水枯れ、キンキンでとてもおいしい水だ。記録では再び水が出てくるとあり、確かに出てくるが雪渓が解けた水が直に流れている感じで、あまりきれいではなかった。
 源頭雪田を登り切るとカールの底に出る。登山者がものすごく多い。大きな岩の上で休憩するが、結構目立つらしい。このカールも雪解けして間近のようで、花は咲いていなかった。ここからがケモノ道なのか踏み跡なのかをたどり、ザレザレの急傾斜を岩を目指して登り、登山道に合流する。仙丈小屋への分岐に荷物をデポ、結構来ているようでよく考えるとPに一度しか登っていなかったため、とりあえず向かう。
 頂上道標はあまりに人が多すぎ写真撮影渋滞。人の多さにがっかりしてPにタッチだけして戻る。小仙丈付近からの甲斐駒はなかなかだが、仙水峠までのあの落ち込み具合にびっくりした。なるべく早めのバスに乗りたいがために急ぎ目で北沢峠着。マイクロは満席、広河原からはタクシーを選択。格好がファンキーな運転手で、さらに運転までもがファンキーだった。下山後の温泉もかなり混んでいて、もう少し離れたところまで我慢すればよかった。
 連休は家でじっとするのが一番!でもいい沢だった。もう少しでバイケイソウが満開かな?

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