中尾温泉から焼岳、高所恐怖のスパイダーオヤジ

2017年07月20日(木) [日帰り]

• GPS: 07:48
• 距離: 11.7km
• 登り: 1,472m
• 下り: 1,489m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:02
• 休憩: 0:46
• 合計: 7:48

距離 11.7km 登り 1,475m 下り 1,496m

7:50 スタート地点
8:00 8:01 中尾温泉登山口
10:42 10:48 中尾峠
11:56 12:20 焼岳(北峰)
12:55 13:09 中尾峠
15:33 15:34 中尾温泉登山口
15:38 ゴール地点

復路は焼岳小屋に寄ろうと思っていましたが、雲の動きが怪しく時間の余裕も乏しかったので、旧中尾峠から下山しました。

天候

晴れのち午後は曇り気味

アクセス

利用交通機関：

自家用車

中尾温泉から少し登ったところに登山者用駐車場

コース状況／危険箇所等

コースは良く整備して頂いていますが、旧中尾峠から山頂までのザレ場は足許が滑りやすいので、高所恐怖症の皆さんはへっぴり腰スパイダーマンになりましょう。

写真

7/20 7:51

中尾温泉奥の登山者用駐車場。登山ポストもあります。

7/20 7:55

林道を歩きはじめるとすぐに雄姿が。心躍りますね。

7/20 8:07

毎度のことながら、登山口で早くもはぁはぁ・・・

7/20 8:23

ブナ　カバ　トウヒなどの美しい森の中をひたすら登ります。関西には無い植生が新鮮でんな。

7/20 8:40

白糸の滝は意外に早く通過。

7/20 9:19

野鳥のさえずりに包まれて。

7/20 9:44

楽しみだったヒカリゴケ。柵と看板は2か所ですが、注意してみるといたるところに見られます。

7/20 9:49

沢沿いの谷は、苔の王国でもあります。つまり・・・、蒸し暑い！！

7/20 9:58

汗でグダグダになり、そろそろ疲れてきたところで一瞬視界が開け、錫杖岳が視線の高さに。ちょっと元気がでます。

7/20 10:08

一日安全に楽しめますように。

7/20 10:21

焼岳小屋と旧中尾峠の分岐点。まずは最長を目指して右へ。

7/20 10:45

暫く行くと急に風が抜け、視界が開けました。おおーっ、笠ヶ岳！

7/20 10:45

そして、目指す焼岳！てっきりこのドームに登るのかと思ってました。

7/20 10:53

昨日はこの時間ガスに包まれた西穂高岳が綺麗に見えます。でも奥穂高岳は一日中雲の中でした。

7/20 10:53

前穂高岳と上高地。素晴らしい眺望。

7/20 10:57

今日は槍ヶ岳もくっきり見えます。

7/20 11:10

噴気シューシュー　この辺り、岩場だけではなくザレ場の急坂もあります。高所恐怖症のワタクシとしては、背中を誰かに引っ張られるような気分で生きた心地がしません。下りはもっと怖いのではないか、と不安が募ります。

7/20 11:37

ここまで来ると岩場が多く、ほっとします。直登するのかと思ったら左へトラバース。

7/20 11:38

ぎゃー、見ているだけで足がすくみますっ！！

7/20 11:50

もうすぐ山頂かな。前を行くシンガポールの山女子、スイス人の彼氏に荷物持たせてとても軽やか。

7/20 11:51

硫黄が析出しています。コースはペンキでしっかり指示されてます。

7/20 11:56

乗鞍が見えます

7/20 12:02

登頂！
山頂から穂高方面。登ってよかったと実感します。
スイス人の優男も一休み。

7/20 12:19

あ〜、やっぱりこれを降りないといかんのですねえ・・・
でも、くだりの方が恐怖感は感じませんでした。

7/20 14:49

くだりの山中で発見した惨劇の現場。目撃者もなく、事件は迷宮入りでしょう。

7/20 15:23

登山口近くの清流。顔を洗うと生き返りました。

7/20 15:39

下山届を出して、初級オヤジ穂高デビュー2連戦終了！！

撮影機器：

501SO Sony

装備

備考

登山口から旧中尾峠まではダブルポール、そこから上はポールなしにしました。正解だったと思います。

感想

Ameoyaji

昨日の独標に続き、初級オヤジのアルプスデビュー2連戦です。
シラビソやブナ、トウヒ、白樺など関西ではあまり見られない素晴らしい森と、荒々しい活火山の変化に富んだ素晴らしい山行でした。
高所恐怖症のワタシにとって、山頂直下の急登のザレ場は恐ろしいの一言！
お恥ずかしいハナシですが、本当に背中を引っ張られるような気がして足がすくんでしまいます。岩場であれば、ある程度慣れてきたんですけどザレ場はヤバいです。
ほとんど四つん這いになって、スパイダーマンのごとくズリズリと登りました。
どうやって降りようか、と心配になりましたが意外に下りの方が視野が広く不安なく歩くことが出来ました。
山頂まで素晴らしい天気に恵まれ、雄大な眺望を堪能しました。
中尾峠まで降り、昼食の準備を始めようとしたら怪しい雲が穂高の方から降りてきました。慌ててカロリーメイトで済ませ、下山しました。
下山後入った温泉は最高でした！