富士山須山口登山道


- GPS
- --:--
- 距離
- 41.0km
- 登り
- 3,224m
- 下り
- 3,225m
コースタイム
天候 | 晴れ後曇り、一時雨 |
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過去天気図(気象庁) | 2017年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
須山口登山歩道 須山浅間神社 - 水ヶ塚公園:要所には「須山口登山歩道」の標識が設置されており、進行方向がわかるようになっています。ただし一部どちらへ進めば良いのか分かりにくい箇所もありました。 水ヶ塚公園 - 第一火口入口:道標が完備しておりまったく問題無く歩けます。 御殿場ルート旧二合八勺 - 四辻(須山口下山歩道): 「山と高原」地図では破線ルートになっていますが登山道はありません。トレースと標柱を目印に進むようになっていますが、トレースは必ずしも明瞭でなく、標柱も完備しているとは言えません。登山道があると思って安易に入り込むと道迷いの危険があると思います。 |
予約できる山小屋 |
八合目池田館
御殿場口七合四勺・わらじ館
九合目万年雪山荘
九合五勺胸突山荘
頂上富士館
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写真
装備
備考 | 塩を持参しなかったことが致命的な失敗でした。 |
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感想
須山口登山歩道については以下のリンクを参照してください。
http://fujisan60679.web.fc2.com/suyama.html
須山口登山歩道の起点である須山浅間神社からスタートし、富士宮ルートへ合流して登頂、御殿場ルートから下山して水ヶ塚へ戻り、再び須山口登山歩道で須山浅間神社へ戻るルートを歩きました。
0:00に出発予定でしたが須山浅間神社の場所がなかなかわからず、10分ほど遅れてのスタートになりました。浅間神社から水ヶ塚までのコースは一度も歩いた経験がなく、ナイトハイクで迷わないか心配でしたが、随所にある指示標を頼りに何とか迷わずに歩けました。このコースには途中何か所か見どころがあるのですが、ナイトハイクのためほとんど何も見えず、ハンドライトで「須山口登山歩道」の道標だけを探しつつ黙々と歩を進めます。
出発後1時間半ばかり経った頃、登山道脇から突然大型の動物がどさどさと音を立てながら斜面へ下っていきました。ナイトハイクに限らず山ではよくあることで、ほとんどの場合は鹿です。しかしこの動物は斜面を少し下ったところで立ち止まり、一定の間隔を保ったままこちらと同じ方向へ歩き始めました。数秒後「ウッフ、ウッフ」という威嚇するような唸り声。
「まずい」と思いつつも、この状況で特にできることはありません。とにかく相手を刺激しないよう、正面だけを向いてペースを変えずに歩き続けました。10秒ほどで附いてこなくなりましたが、この後水ヶ塚に着くまでは緊張の連続でした。
この事件の影響か、慣れない道をナイトハイクしたための疲れか、実は水ヶ塚に着いた時点ですでにかなりの疲労感を感じており、山頂まで行くのは無理かもしれないと思っていました。六合目小屋に着いた時点で、一応行けるところまで行ってみようと登りはじめましたが、のっけからペースが上がらない上に、塩を持参するのを忘れたのがたたり八合目あたりから両足がつってしまい、ふらふらになって何とか山頂に到着しました。とにかく早く下山したかったので下りは御殿場ルートを選び、旧二合八勺から須山口下山歩道を使い水ヶ塚まで戻りました。
帰路は車道を歩いて帰ることも考えましたが、往路ではナイトハイクのためまったく写真がとれっていなかったのが気にかかり、カウベルとラジオを併用しながら往路と同じ須山口登山歩道を歩いて戻りました。
時間がかかり過ぎた上、色々とあって疲れた山行となりましたが、当初の予定通りに神社から山頂まで往復できたのは良かったと思います。
けれども2回目はないでしょう、多分(笑)。
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