座頭石で岩登り練習 弘前市
- GPS
- 03:30
- 距離
- 0.7km
- 登り
- 35m
- 下り
- 23m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
林道を下りて練習の岩場直前に渡渉がありますから、長靴を履いていった方がいいでしょう。 座頭石釣堀りの少し先にトイレもあります。 |
写真
感想
しゅんちゃんのご協力の下やっと体験できました。
本格的に岩に捩りたいとかではないんですが
山に入る以上非常時の対処だけは覚えておきたいとずっと考えていました。
これは自分を守るだけではなく誰であろうと目の前で起こっている事には
対応しなければならないと思うからです。
まだまだ第一歩!
こればっかりは経験と場数を踏んでいかなければどうにもならないのでしょうね。
単独で出来る事はロープの扱い方とイメージトレーニング
あとは少ない機会ではあるけれど岩の諸先輩方と行動し技術を盗み取るしかありませんね。
さてさて・・・
現場での準備のエピソードはしゅんちゃんの感想の通り(笑)
かなりの緊張もあってあやうくメットが無くて中止!!みたいな状況でした(^^ゞ
なんとか冬からずっと車内に入っていたメットの耳当てを外して対処できましたが
多少のゴツさを我慢すれば充分使えます。
林道でのニョロ騒動のおかげでいくらか緊張が解けたのでアオちゃんには感謝しなければですね。
さていよいよ岩を目の前に・・・
やっぱり緊張!!!
ハーネスを持っていない私は簡易ハーネスをしっかりと装着
その後ロープワークの基本のエイトノット
実は・・・自宅練習もしていたのですがエイトノット等々の基本結びは
高校の時に若干(ほんの若干)ヨット乗りをしていたので(ディンギーですが)
ある程度身についていました。
が・・・それ以降はエイトカンにしてもATCにしても初体験。
先ずは自分の足で(地面上で)テンションを掛け作動を確認!!
ふむふむ!こうやるとブレーキが掛かるのか!とかコッチにやるとあーだとか・・・
もうこの時点でメットの中で汗が流れてきます(^_^;)
なんだかんだと練習してイザ壁へ・・・でもまだ手の届く高さですが・・・
しゅんちゃん先生から激が飛ぶ!!『左手は添えるだけ!!!』
しかしなかなか力が抜けない!!!右も左もギュっと握りっぱなし!!
顔は笑っていても頭の中は笑えていない!!
なんとかかんとか着地した時にはただ呆然としていたのは今だから言えること。
何度も反復している間に上から先客さんがスルスルと降りてくる。
見とれながらも必死に動きを盗む私・・・
その後確保の仕方も練習・・・
この扱い一つでしゅん先生にも危険が及ぶことをしっかりと自覚して練習!!
確保する側される側
お互いがお互いを信頼していなければロープで繋がることが出来ない。
机上では判っていたが繋いで見て実感する。
後半は高さを上げて練習
登る事よりも降りる事のほうが難しいかも(^^ゞ
何度もルートを変えながら登っては降りるの繰り返し。
実は同じところを登ろうとしていても毎回違う所をホールドしていたのであるが・・・
今回の画像は私の最後の(その前か?)一回ですが
今回は完全な練習のため二人ともカメラも持たずに行きました。
もちろん私は画像どころではありませんでしたが(笑)
楽しさはしっかりと伝わりました。
それ以外にもしっかりと伝わりました。
汗もダラダラ流れました。
脳みそも汗ダラダラでした。
習得しなければいけない技術もしっかりと覚えました。
最低限必要な装備も確認できました。
自宅での反復練習の仕方もわかってきました。
本当に有難うございます。
なんか・・・感想の間に
しゅんちゃん⇒しゅんちゃん先生⇒しゅん先生と変化しましたが
これは現場での実際の変化だと思ってくださいね(笑)
さてと・・・
安心して繋いでもらえるように練習しなくちゃ(^_-)-☆
やっと みのちゃんに岩登りと言うか、懸垂下降や確保方法やらロワーダウンなどの経験をしてもらう事ができました。
普段だいたい一緒に歩く機会が多いので、もし何かあった場合にこれらの方法を経験しておいてもらわないと、
せっかく準備してきているロープやスリング、カラビナ類も宝の持ち腐れになっちゃいますからね。
この日は天気予報もあまりよくなかったので、本来は屋内で練習しようかと思っていましたが、
一緒に昼食を食べて空を見上げるとナカナカの雰囲気・・・行くだけ行ってみるか
ということになって、場所の確認も兼ねて座頭石まで車を走らせました。
ナビの設定は座頭石釣堀り (笑)
私のナビはこれで行けちゃうんですよ〜
釣堀りを過ぎて約100m弱の所にお宮があり、その前の広場に車を置くんですが・・・
既に3台置いてある !
ここに置くって事は、時期的に山菜採りじゃないだろう・・・
誰か行ってるな、素人二人っきりじゃないので、万が一何かあっても大丈夫っぽいな
わからない事があれば教えてもらえるかもしれないし・・・
などと考えて、行ってみる決断をしちゃいました (^^ゞ
そそくさと装備の準備を始める
ハーネスは去年買って数回沢登りや練習で使っている
ヘルメット、カラビナ、エイトカン、ATC、ヌンチャク、スリング・・・
持ってはいるし使い込んだように見えるハーケンとハンマー
実は自分じゃなくて、人に使われてきた装備 (爆)
それと、先日何かのためにと買っておいた 8mmのロープ 20m
と、一通りの装備が入っているザックの中を確認したあとで、
みのちゃんの様子を伺いに行く・・・
「何を持っていけばいいのでしょうか ? 」ときたもんだ (笑)
「ありったけの装備だけど・・・カラビナ、スリング、補助ロープかな
ハーネスは無いから補助ロープを使った簡易ハーネスでいってみよう
あ、ヘルメトもね ! 」
と言ったら・・・
「ヘルメット忘れた〜
でも、スキー用なら何故か車の中にあるんだよ〜」
とスキー用のヘルメットをかぶって車から出てきた
あの車は完全にみのちゃんの部屋に間違いない (爆)
一応の装備を準備して林道を少し歩きだしたその時 !
道端になにやら気配を感じてしまった私 !!
動いてる !!!
細長い !!!!
いぶし銀 !!!!!
ニョロ !!!!!!
アオダイショウさんに間違いなーし !!!!!!!
うぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁ。。。。。。。。
幸いヤブに引き返してくれたので何事もなかったけれど、私は精神的に一気に疲れてしまいました (大汗)
林道から土手を下りて岩場に到着すると、やっぱり先客さんがいるようでした。
いるようでしたというのは、ザック類はあるけどずっと上まで登っているようなので人影はなかったから(笑)
私達はコソコソと隅の砂防ダムと岩場の角の高さ 2m位の所で準備開始〜
これまで私が数回ミッチリと叩き込まれた事を色々と思い出しながら、
砂防ダムのコンクリートにヒョイっと上がり、
ちょっと上の立木の根っこに幅広のテープスリングで支点を取り付けた。
ビンビンと引っ張ったり、徐々に体重を掛けていったりして、しっかりしている事を確認し、懸垂下降でヒョロっと下りた。
いよいよ待望の みのちゃん初体験 !
まずはエイトノットでロープをハーネスに固定する・・・
結構あっさり結んじゃった・・・やってるね (笑)
次にエイトカンを渡して、エイトカンの使い方をみっちり伝授・・・
これはさすがに初めてなので、すんなりはいかなかったが、すぐに納得した。
登る前に歩いて後ろに下がりながら感触を確かめてもらい、
確実にエイトカンの効果を実感してもらってから・・・
よーし、そんじゃコンクリートの上からやってみよう !
となり、ヒョイっとコンクリートに上がり、いよいよ体をロープに預ける・・・
ビビってる (爆)
そりゃそうだよね〜、初めてだもん怖いわな〜
冷やかしながらプルプルしてる左手の力を抜かせるけど、ナカナカ簡単に抜けるもんじゃない (笑)
右手は腰の所〜、肘をのばして〜、ちょっと緩めて〜、また左手〜、まだ足で下がらないで〜・・・
などと言ってる間に 2mちょっとの所から何とか下りてきてしまった。
下りてきたみのちゃんは暫し茫然 (笑)
初めての懸垂下降に何を思ったんだろう ?
間髪入れずに再度何回か繰り返しでやってもらった。
もくもくと練習してもらい、だいぶ慣れてきたようなので次は確保の練習。
エイトカンの懸垂下降と同じ要領なので、これはあっさり納得。
ATCを使ったり、管付きカラビナを使ったりしてお互いを確保したり、
ロワーダウンの練習も兼ねながら高さ 2m位のところで何度も練習を重ねた。
一通り練習をした後に、支点を少し上に移動してみる事にした。
私はホボ初めてハーケンとハンマーでの支点を確保・・・
難しい・・・打てそうで打てる場所が少ない
これはと思っても抜けそうで怖いし (笑)
かなり時間をかけながら、確実な場所に打ち込んで、なんとか約 10m付近の立木に到着した。
ベルトを通して強度を確認し、そこに支点を取り付けた。
数回そこで上り下りの練習をして、それなりになったところで隣の岩に場所を変えた。
やっぱりトップは難しい。。。
ハーケンを打つ場所、地面からの高さ、ここで落ちたらあそこまで落ちるから・・・
などなどを考えてはいるけど、なかなか打ち込む場所もないし、打ち込むためにそれなりに安定した場所もなかなか少ない・・・
みのちゃんの確保を信じてなんとか目標の立木に到着した。
う〜ん、トップは大変だわ・・・練習あるのみだな !
その場でルートを変えながら 17時まで練習し、
めでたく無事に みのちゃんの岩登り初体験の一日の終わりを迎えました (笑)
感想は聞くまでもなく、ガッチリ楽しさが伝わったようです。
ハーネスとエイトカン・・・そしてヌンチャクを買うのも近い日でしょう (爆)
さ〜次は沢登りだぞ〜 (大笑い)
個人の記録です
92 登目
2011 年 26 登目
座頭石 2 登目
コメント
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写真見てるだけで怖いけど。
頑張ったね!
あおだいしょうさんの写真は?
おつかれさまでした〜
シト姉さん
ご心配おかけしました
ただ、これだけは言わせてください
近くにジムも無い。練習岩も無い。指導してくれる知り合いもいない私にとって、今回の機会を逃すと次はいつになるのかさっぱり分からない状態なのです。
指導を仰ぐためにシト姉さんやしゅんちゃん、たがじょのメンバーさんに会いに行くにはガス代etcで1万はデカ過ぎます。
今回はホントに基礎の部分。
それでも私にとっては実のある時間でした。
コッチでひとりコソ練って訳にはいきませんのでなかなか進歩はしないでしょうけど、なんとか足手纏いにだけはならないように頑張りたいと思います。
こまちゃん
アオさんの画像…カメラ無くて撮れませんでした(笑)
シト姉さん
今回は心配をかけてしまってごめんなさい。
概略は感想で書いた通りで、詳しくは電話で話した通りです(笑)
今後も頑張っていきたいと思いますので、見捨てないでくださいませ。
よく言いますよね、「手が掛かる何とかは何とやら」なんてね(^^ゞ
とにかく宜しくお願い致します。
こまちゃん
さすがにねぇ、画像は無理ってもんだよ。。。
座頭石の谷間に
うぎゃゃゃゃゃぁぁぁぁぁ〜〜〜〜〜っ
と大反響させるだけで精一杯でしたよ
今週始めて眺めた参考記録で、「座頭石」を見つけたので覗いてみました。
座頭石は私が学生時代に練習で使った場所で、我々の仲間は、ここから冬の北アルプス、谷川の登攀や海外に出かけていった。私もそう。
はっきり言って危なっかしいです。
ハーケンの打ち方一つにしても、コツや経験でしか得られないことがあり、これを教えてくれる指導者が必要だよ。
このサイトに記録として残している、私の最悪の墜落記録 http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-90966.html
これは実は自分でうったハーケンで止まったもの。
今の青森県にはしっかり岩登りをやっている組織があるのかどうか知りませんが、ちゃんとした指導者のもとで、練習してください。
はい、御忠告有難う御座います。
今回の私達の行動には色々と問題があったと思います。
皆様に御心配を掛けてしまい、誠に申し訳御座いませんでした。
シト姉さんにもきつく御注意を受けました、
こうやってpamir88さんにもありがたい御忠告を受けましたので、
以後、この事を十分肝に銘じた行動をとっていきたいと思います。
事故を起こして与える影響は自分だけではないんですよね
一緒に行った仲間、家で待っている家族、救助に駆けつけてくれる人達
その事が影響して一般登山者に対する様々な事・・・
十分気を付けなければいけませんね
申し訳御座いませんでした。
幸いにも私には、さまざまな登山技術を指導していただける人達がいますので、
今後もその人達の御指導を仰ぎ、これからの登山に生かしていきたいと思います。
今回の御忠告に感謝いたします、本当に有難う御座いました。
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