蔵王山・from宮城 to山形（大黒天〜樹氷高原駅）

2017年08月05日(土) [日帰り]

• GPS: 03:25
• 距離: 9.1km
• 登り: 534m
• 下り: 652m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:58
• 休憩: 0:26
• 合計: 3:24

11:06 大黒天登山口
11:39 11:39 剣ヶ峯
11:48 11:48 刈田岳避難小屋
11:52 11:53 刈田岳
12:11 12:11 馬の背
12:20 12:20 馬の背分岐
12:26 12:29 熊野岳避難小屋
12:29 12:29 熊野十字路分岐
12:40 12:40 蔵王山
12:40 13:02 熊野岳
13:10 13:10 道間違いに気づいて戻る
13:21 13:21 熊野岳
13:29 13:29 ワサ小屋跡分岐
14:15 14:15 いろは沼
14:30 14:30 樹氷高原駅
14:30 ゴール地点

天候

曇りのち晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

■往路：白石駅前9:46-大黒天11:04 宮城交通バス1,640円
■復路：樹氷高原駅14:45発 蔵王ロープウェイ800円
蔵王温泉15:20-山形駅前16:05 山形交通バス1,000円

コース状況／危険箇所等

■熊野岳から中丸山方面に一度間違って下っています（ルート図左下方向）。真似しないでください。こちらへは真新しい道が整備されています。
■正しい下りは、白丸のマーキングがついたゴロ岩が所々に点在する、神社正面の広い斜面の方です。

写真

8/5 9:48

東北に来ました白石駅、空が白いし...

8/5 11:09

刈田岳より手前の大黒天で降りたのは私1人。

8/5 11:10

登山口の傍らには実際に大黒様が祀られています。

8/5 11:14

では登山開始。濁川の大渓谷沿いを登っていきます。

8/5 11:15

ところどころ樹林に入るとそこは...

8/5 11:18

蝶が舞い踊る道でした。

8/5 11:23

コマクサの季節はトウの昔に終わっていたようです。

8/5 11:24

刈田岳を目指して登っていきます。

8/5 11:27

濁川の断崖。蔵王の中身が良くわかります。

8/5 11:44

パアアア。ひとけのない樹林を抜けると、

8/5 11:53

突如現れた観光客の姿。刈田岳に着きました。

8/5 11:56

蔵王権現信仰の中心地だった刈田嶺神社です。

8/5 11:59

大地を点々と彩る観光客ごしに、熊野岳を望みます。

8/5 12:08

お釜とも再会しました。今日も深い青緑色をしていますね。

8/5 12:16

お釜を右手に、西部の荒野のような道を進みます。

8/5 12:24

角度が変わり、宝飾品のようにゴージャスなお釜。

8/5 12:31

ちょっとした急登をよじ登って避難小屋の分岐まで来ました。

8/5 12:34

後はだだっ広い稜線を緩やかに登っていきます。

8/5 12:38

熊野岳山頂に到着。蔵王山神社があります。

8/5 12:40

今は名前が紛らわしいですが、こちらは熊野権現を祀った場所だったそうです。

8/5 12:42

主峰の風格を感じる山頂。

8/5 12:42

そして三角点タッチ（指1本ですが二等）。

8/5 12:58

視界の広がる山形方面。登ってくる人に釣られて中丸山方面に間違って下ってしまいました。

8/5 13:18

20分のロス。山形からのメインの登山道のはずが、わかりにくい。

8/5 13:34

RW山頂駅のある地蔵岳には向かわず、ワサ小屋跡で左折。

8/5 13:35

夏真っ盛りをトラバース、いいね！

8/5 13:51

8/5 13:54

分岐の先は草に埋もれていきます。動物が怖い。

8/5 13:59

樹林内にだけまだアザミが残っていました。

8/5 14:13

愛らしいコバギボウシ、

8/5 14:14

そしてキンコウカが現れると

8/5 14:15

ぱっと開けた場所に出ました。

8/5 14:16

そこが幾つもの池塘が連なる、いろは沼でした。

8/5 14:18

蔵王のイメージとは違う景色にも出会えて大満足です。

8/5 14:23

斎藤茂吉もこの山の雲を詠んでます。観光客向けの、、、

8/5 14:26

整備された道に変わったら、ほどなくスキー場内に。

8/5 14:33

ロープウェイ中間駅の樹氷高原駅に到着。

8/5 14:43

らくらく下山で夏山復帰ハイク終了です（終)。

撮影機器：

GR DIGITAL IV リコー

感想

guru

天候やらいろいろと不順続きでタイミングがあわず、7月は結局1度も山に行くことが出来ませんでした。この週末も関東から甲信地方にかけては天気予報が芳しくなかったため、意を決して東北へ。
実は蔵王は今回の旅の主たる目的の山ではなく.....以前訪問した際はお釜観光だけだったので、目的の山に行くついでに熊野岳のピークハントをしておこうと立ち寄りました。ルートを決めたのも前夜遅くなってからで、下調べもバスの時刻以外全く不十分。しかし刈田岳行きバス終点の少し手前大黒天からは、並行する渓谷が開析ぶりが荒々しくも美しく、登り切った先はお約束のお釜と、アメリカ西部かはたまた火星の表面にいるかのような乾いた稜線歩きを満喫。樹氷高原のロープウェイ駅への下りでは、蔵王らしからぬ景観のいろは沼の湿原に驚かされ、コンパクトな割に多様な美しさを楽しむ山歩きとなりました。
天気も、東北でも予報は日本海側だけが晴れで、内陸部の蔵王は全く期待していなかったのですが、山頂周辺はまぶしすぎるほどに晴れ渡り、お釜の碧さが際立ちました。気温が高く暑かったことと、山形へ下るバスの時間の制約があり、もうひとつの名物であり火山の恵みでもある蔵王温泉に入れなかったのは残念でしたが、それはまた次にします。