幌尻岳

2017年07月30日(日) 〜 2017年07月31日(月)

• GPS: 32:00
• 距離: 27.0km
• 登り: 1,658m
• 下り: 1,658m

コースタイム

1日目＞第2ゲート（バス停）4:20−北電取水施設6:00ー幌尻山荘8:15〜40ー幌尻岳12:00〜30ー幌尻山荘15:15
2日目＞幌尻山荘5:40ー北電取水施設7:35ー第2ゲート10:10

天候

1日目：晴れ
2日目：曇り後雨

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

とよぬか山荘3:00発ー第2ゲート4:00着　
第2ゲート11:00発ーとよぬか山荘12:00着
平取町町営シャトルバス　往復4000円　要予約

その他周辺情報

とよぬか山荘　1泊夕食付4200円　http://toyonuka.chu.jp/
幌尻山荘　素泊まり1500円（寝具は毛布1枚のみ）
日帰り温泉：びらとり温泉ゆから　420円

写真

前夜宿泊したとよぬか山荘は廃校を利用した施設。

ジンギスカン鍋で前夜祭。

第2ゲートでバスを降り、うんざりするほど林道を歩く。

ようやく渡渉が始まる。

ヘツリも2か所あったが、総じて水量が少なく、楽に渡渉できた。

幌尻山荘に到着。毛布を一枚頂き、小屋番さんが割り振って下さった寝床にシュラフなどをデポし、靴を履き替えて幌尻岳に向かう。

急登を終え、ほっと一息。

小さな花はリンネソウ

ここからはなだらかな稜線歩き。

ハクサンチドリ

エゾヒメクワガタ

幌尻岳山頂

目の前はカムイエクウチカウシ山

下山はお花を眺めながらゆっくりと…。

チシマギキョウ

赤、白、紫、黄色のお花畑

お花畑と戸蔦別岳

綿毛になったチングルマとエゾツツジ

幌尻山荘に戻り、小屋の前のシートの上で夕食。

小屋の前の水場。トイレが狭いのが難点だが、それ以外は快適な小屋だった。

2日目。今にも雨が降りだしそうな中、下山する。昨日幌尻岳に登っておいてよかった。渡渉を終え、靴を履き替える。

バス停に着いたら雨が降ってきた。大きなフキの葉で雨宿り。老けたコロボックルだと同行者にからかわれた。

「びらとり温泉ゆから」はお勧めです。

感想

midori28

糠平川の渡渉が十数回あるこのコースは、水量と幌尻山荘の予約がネックであったが、幸運にも2日前に電話したら山荘の予約が取れ、糠平川の水量も深いところでも膝下で、計画より早く幌尻山荘に着くことができた。
それなら周回コースを…と欲張ったが、山荘からの急登にカウンターパンチをくらい、周回コースは早々に諦め、ならば七つ沼のカールを一目見たいというささやかな望みも、山頂に着くころには消し飛んでしまった。
周回を諦めたので、山頂でカムイエクウチカウシ山を眺めながらゆっくり休憩し、大雪山では全く花に興味を示さなかったリーダーも、色々な花が混在して咲き乱れる様に感激したようで、登山道で何回も足を止め、写真を撮っていた。
翌日は小屋番さんに見送られ最後に小屋を出発。沢渡渉も2回目なのであっという間に終え、長い林道で何度か時間調整の休憩をし、50分前にバス停に着いた。
北海道に来てから、テントか車中泊が続いたので、前夜利用したよぬか山荘でゆっくり休めたのが良かったと思う。