北温泉から反時計回り・那須連峰
- GPS
- --:--
- 距離
- 14.0km
- 登り
- 1,043m
- 下り
- 1,030m
コースタイム
- 山行
- 6:10
- 休憩
- 1:00
- 合計
- 7:10
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
[渡渉点]北温泉宿手前の案内板から右に下り右岸の20m上流です。 最初の急斜面の落石を注意しましょう。 赤面山分岐まで刈り払いが行き届き有難いです。 |
写真
感想
北温泉上の駐車場は7割がた埋まっていた。
旅館手前の案内板から右に折れ、余笹川右岸を20m上がり渡渉した。
20分ほど急斜面が続く。落石に注意しながら高度を100m上げた。
1220mの平坦地からコンパスを北に合わせ、よく苅り払いされた登山道を
スダレ山を目指してテンポよく歩く。
ブナとナラの木が混合する静かな森を、毘沙門沢の爽やかな流れ音を聞きながらの散策はこの上ない喜び。ヤシオツツジの大木も数多くみられる。
マウントジーンズスキ−場分岐を過ぎると、緩やかな登りが延々と続く中の大倉尾根。灌木地帯に入ると背中から真夏の太陽が圧し掛かる。
左の渓谷を超えた先には朝日岳の山頂がクッキリと目に飛び込んできた。
登山客の小さな動きもわかるほどに空気も澄み渡っている
前方スダレ山の大岩が確認できる。赤面山からの笹原の稜線が素敵だ。
さらに大岩が近づくと道は左に折れ、三本槍岳がグ−ンと大きく見えてきた。清水平分岐からは茶臼方面からの登山者と合流して賑やかになる。
9時少し過ぎに三本槍岳の山頂に着いた。360度の大展望。
南会津の山々、それに飯豊山も見えて大満足だ。大峠から三倉山への山並みは格別な思いで見入った。
清水平から10分ほどで1900峰、そして熊見尾根の分岐に着く。
ますます登山客が増えてきた。団体さんもいてすれ違うのも、立ち止まったりと、ペースが上がらない。ガレ場の急登を5分ほどで朝日岳に到着。
丁度槍ヶ岳の山頂の縮小版的な雰囲気の天辺であった。南に続く峰々は剣岳の八つ峰に似る風貌である。バリエーションルートもあるようだ。
剣が峰へ続くガレ場のカニの横這いはスリル満点である。この目のくらむような谷底は御沢である。湯沢に入り那珂川となって太平洋に流れ込むのだある。この山に降った一滴の雨粒が大河と成すのであり、山はドラマであり登山者は皆その主人公でもある。
峰の茶屋あとの避難小屋はまさに銀座の交差点である。
ここ立ち止まり観察も面白いと思ったが、やめにして先を急いだ。
朝日岳にガスがかかり始めてきた。
峰の茶屋の駐車場に11時50分に着く。ちょっと休憩して地図を確認して
歩き出した。ロープウェイも沢山の観光客を乗せ、ピストン輸送に忙しそうであった。
道路先に「北温泉へ1170m」の看板が見えてきた。
最後まで読んで下さり有難うございました。
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