早池峰山〜美白のハヤチネウスユキソウ&お花巡り〜
- GPS
- 05:50
- 距離
- 4.7km
- 登り
- 682m
- 下り
- 841m
コースタイム
7:00 小田越登山口
7:30 樹林帯抜け展望岩場
8:00 二合目
8:30 五合目 御金蔵
9:10 剣ヶ峰分岐
9:40 山頂(ごはん)
10:10 下山開始 河原坊へ
10:45 打石
11:15 御座走り
12:50 河原坊登山口(バスの時間待ち、総合休憩所で一休み)
13:48 シャトルバスに乗車、岳へ
14:15 岳駐車場
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
シャトルバスで小田越に移動 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登りに小田越ルート、下りに河原坊ルートを歩いた。 ふつうは登りに河原坊ルート、下りに小田越ルートらしい。 河原坊へ下山し始めて後悔。小田越ルートをピストンした方が良かったかも。 小田越登山口からアオモリトドマツの樹林帯の木道歩きは楽しい。 樹林帯抜けて岩場に来ると展望が広がる。 振り返ると薬師岳が構えていて岩場の花巡りとともに展望が楽しめる。 鉄梯子は問題なし。 全体的に岩場は滑りやすいので用心するべし。 河原坊ルートは岩場続き、沢筋になっても岩場続き。 ここを下山する人は滅多にいないらしい。 しかし、私の後に一人地元の方が下山してきたので、慣れている方は“可”かも? (初めて来たのに慣れルートを選んだ私は変わり者?) 河原坊総合休憩所での掲示板 小田越ルート:一合目〜二合目の石が滑りやすいので注意 河原坊ルート:浮石、落石注意 大雨の時は徒渉できない 今咲いている花の名前がずらりと書かれています。 トイレは岳駐車場、河原坊登山口、小田越登山口にあります。 登山ポストは河原坊、小田越登山口にあります。 山頂避難小屋では携帯トイレ使用とのこと。 携帯トイレ販売しています。 岳シャトルバスの時刻表http://www.iwatekenkotsu.co.jp/rosen-jikoku/morioka/110314pdf/hayatinesyatoru/hayachine-tozanbus.htm 岳駐車場で、大迫ワイン、登山記念バッジ、絵葉書等販売しています。 |
写真
感想
早池峰に花巡りしたい。
2年越しの願いを叶えるため天気をチェックし早目に就寝。
寝苦しい夜のため、2時半に目が覚めてそのまま起きることにした。
午前3時45分に家を出て東北道に乗り花巻I.Cで下りる。
一般道を通り大迫方面を目指し、早池峰国定公園に入り岳駐車場に停車。
すでに車は20台以上はあった。
(みなさん早起きですね〜)
6:30のシャトルバスに乗り小田越登山口で下車。
小学生のグループがはしゃぎながらどんどん進んでいく。
付近はガスがかかってアオモリトドマツの樹林帯の幻想的な中を進む。
非常に蒸し暑い〜と思ったらゲェゲェ〜とへんな鳴き声が!
木の上にいるホシガラスの親子発見!
親が雛に給餌していた。
雛といっても親と同じくらい体は大きいが
親鳥が餌をくちばしで与えていたのが良く見えた。
展望が開けて岩場に来ると犯たちが増え始めてテンションアップ!
ミネウスユキソウ、コミヤマハンショウヅル、コメツツジ、マルバシモツケ
ナンブトラノオ、ミヤマカラマツ、ミヤマヤマブキショウマ等々
いろんな花を見つけると嬉しくなる〜♪
後ろを振り返れば薬師岳、ガスが晴れてきて山容くっきり。
早池峰の山頂部分もときどき青空が見えてきて
岩岩した山肌がよくわかる。
岩岩の間に間に広がる草原に
ハヤチネウスユキソウ、ミヤマアズマギク、ミヤマオダマキのシリーズが上へ上へと続き
特にミヤマオダマキの多さに驚く。
ハヤチネウスユキソウは結構大きくて白くて美白美人
ミヤマオダマキは、風鈴のように風に揺れながら謙虚に俯く。
“美白になりたい、何事も謙虚でありたい”
私の願いがそのまま花に顕れているみたい(*^_^*)
さすがにハヤチネウスユキソウは綺麗!感激!
小田越は展望のよい花街道。
梯子も登り剣ヶ峰分岐を経て御田植場に出るとまたまた花街道。
シオガマ、イワカガミ、ハクサンチドリ、タカネアオヤギソウ、チングルマ等々
花期を終えるもの、これから始まるものいろいろと端境期を観察できる。
山頂はやはり岩岩続きの巌の風景。
鶏頭山への尾根道を眺めながらご飯(おにぎり、ヨモギ大福、熱い麦茶)を食べて
もう一つのルート河原坊へ下山する。
(この日はガスが上がってきては晴れたり曇ったりで遠望は叶わなかった)
どんどん山頂に人が登ってくるのをよけながら下山し始めて後悔。
ここは下りのルートじゃないな。。。
「すべるから気をつけてね〜」と保護ボランティアの人に声をかけてもらいながら
今更山頂へ戻るわけにもいかず、高度感あふれる?岩場の急な傾斜をゆっくりと下りる。
こちらのお花はハクサンボウフウがにょきっと目立っている。
怖い怖い〜と恐れながらも何とか沢筋近くに下りてくると
オオバギボウシの蕾がいっぱい!これが咲いたらまた見ごたえあるな〜。
「ここを下りてくる人初めて見た!」と言われながらも
「そうですね〜下りるコースではないですね〜」と苦笑いするしかない!
沢を3回ほどロープにつかまりながら徒渉して
湧水飲んで顔洗ってさっぱりして
やっとのことで登山口に下りてきた。
バスは出たばかり。総合休憩所でゆっくり休むことにして次のバスを待つ。
ボランティアのおじさんから
仙台から毎週花の写真撮りに来る人がいるという話を聞き、それも納得できる。
花好きにはたまらない花の名山早池峰。
ごつごつした巌な山肌に競って高山植物が溢れるように咲き満ちている。
素晴らしい山だ!
また行きたい!
もちろん小田越ルートピストンで((笑))
こんにちはmeikenさん
花の山 早池峰、最高でしたね。
写真 、記録 からその素晴らしい様子が伝わってきますよ。
自分もまた行きたいなぁ
コメントありがとうございます。
初めての早池峰。
花の名山という名に逆らって?結構ごつごつした山なんですね。
でもハヤチネウスユキソウの美しさは素晴らしいです。
エーデルワイスを歌いたくなります
時期を変え何回行ってもいいかな〜
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