伊吹山ヒョイ 8月の花
- GPS
- --:--
- 距離
- 3.9km
- 登り
- 264m
- 下り
- 249m
コースタイム
天候 | 雨のち曇り、下山後は晴れ。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ドライブウェイは雨で見通し悪し、ゆっくり走ります。 スカイテラス駐車場は土砂降り。気象庁のナウキャストを見ると、北陸から雨雲が南下し、現在伊吹山を通過中。1時間以上車の中で待機し、雨が止んでから登り始めました。家を出たのはいつもより早めでしたが、結局、いつもと同じような時間になりました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
気温は20℃を下回っていますが、中央登山口から登り始めると直に汗をかき始め、カッパの上着を脱ぎます。中央登山道は問題ありません。 頂上から東登山道を下って駐車場に戻ります。ここは濡れた道、石も土もスリッピーで要注意です。 スカイテラスで食事をしてから、西登山口へ入ります。この頃になるとヒトが一杯、登山道は数珠つなぎ。頂上まで危険個所はありません。 |
写真
感想
山の日の翌日、天気予報では雨マークはありません、今日も暑くなりそうです。涼みがてら、ルリトラノオを見に行く事にしました。
伊吹山ドライブウェイの途中から雨、スカイテラス駐車場では土砂降り。1時間以上車の中で待機し、雨が止んでから登り始めました。
ルリトラノオ、一杯咲いていました。この花が自生しているのは日本の伊吹山頂だけ、他の山では見られません。気品のある美しい花です。一見、ルリトラノオと間違いそうなクガイソウも咲いています。でも、ルリトラノオの方が深みのある色をしています。良く見ると、ルリトラノオの葉は対生していますが、クガイソウは輪生しています。一つ一つの小さな花はどちらも筒状花ですが、ルリトラノオはパッと開いています。日本海側の山地で見られるヤマルリノトラノオと良く似ていますが、ルリトラノオは葉柄が無く、茎を巻くように付いている事で区別しているようです。しかし、何よりも違うのはその花の色の深さ、鮮やかさです。
シモツケソウも今が盛り、あちこちに咲いています。シカやイノシシの食害で絶滅するのではと危惧していましたが、保護柵の効果でしょうか、山頂付近では一面ピンクの濃淡で彩られていました。また、イブキジャコウソウもチラホラ、これまた回復傾向にあるようです。
他にも、メタカラコウ、コオニユリ、カワラナデシコ、クルマバナ、ハクサンフウロ、ウツボグサ、ヤマホタルブクロ、ミヤコアザミ、コイブキアザミ、クサフジ、ツリガネニンジン等々、惜しげも無く咲いていました。
標高1377mと大して高い山ではありませんが、下界とは全くの別世界。ガスで覆われ、展望はありませんでしたが、涼しい、花一杯。いい散歩が出来ました。
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