鳥羽氏館址、犬甘氏館址、平瀬氏館址
- GPS
- --:--
- 距離
- 27.2km
- 登り
- 325m
- 下り
- 324m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自転車
|
写真
感想
天文19年から始まった武田信玄の信府攻めで信濃守護だった小笠原氏の重臣、犬甘氏、その分派平瀬氏、その寄子鳥羽の丸山居館跡を見聞しました。犬甘、平瀬氏は離反続きの小笠原家臣の中で最後まで武田と抗戦し、平瀬城では204人が討ち取られた激戦地。その平瀬城は山城の方ではなく、こちらの平瀬館では無いかという説もあり。
城下鬼門を鎮める岡の宮神社から安原横丁を西へ、御徒町から城下を離れ犬甘城山への坂をこいで、中萱嘉助磔の丸ノ内中学裏から城山の西面に降りる。犬甘城山はまたおって、足で歩く時にとっておいて、奈良井川の橋を渡って島内を横切り梓川を渡って豊科に突入し上鳥羽の旧跡へ。
敷地の北西には高い土塁と水堀が現存していて感激。母屋住人に聞けば、この堀の手入れと土塁の上の樅の巨木の世話がとてもたいへんとのこと。周囲にある鳥羽屋敷由来の山ノ神、お稲荷さまのふたつの祠も案内してもらった。江戸彼岸桜や小彼岸桜の植わっている小さな塚。狐や狸のお墓もあり。徳川期のタタミ4畳はあろうかという和紙の絵図などの数々も見せていただいた。いきなりの訪問なのに本当にありがとうございました。
犬甘への途上、あんまり懐かしいので、島内のラーメン大学に入る。酸辛湯麺を食べていると、のど自慢を松本からの放送でやっていた。ラーメン大学、懐かしいのは外観で、実は一度も入ったことはなかった。
ちかくに犬飼薬局があり。
島内の古代以来の有力者、犬甘居館あとを訪ねる。どうも宮坂武男氏の本によれば市役所島内支所の近くの武宮神社の境内が居館跡のよう。特に案内などなし。少し南東の畑の中に大木のある祠があり、犬飼姓の住人たちが立てた標識があった。支所前の大看板に周辺の史跡案内地図があり参考になる。
続いて奈良井川と梓川合流点に囲まれた天然の要害にあった平瀬氏館跡へ。ここも神社の敷地が館跡のようだが、特に遺構や案内はなかった。東には奈良井川対岸に、城山丘陵の壁がそびえている。あの上に平瀬城などの山城を築いた。
奈良井川を渡り、以前はなかった松本トンネルという、城山を貫く近道道路を途中まで登り、料金所手前から、峠道目指して自転車こぐ。アルプス公園の北側のコルに出て、松本盆地へ急降下。ここまでせっかく登ったのでアルプス公園展望台に登って島内と安曇野を眺める。巡った平地が丸見えだ。美しい眺め。
実家によって晩御飯食べて行く。お父さん、体の具合が一月ほど良くないらしい。なにか覚悟して周辺整理整頓を始めていた。お盆で帰った姉と二人で話を聞いた。
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