羊蹄山(京極コース)
- GPS
- 04:42
- 距離
- 9.4km
- 登り
- 1,529m
- 下り
- 437m
コースタイム
04:45 羊蹄山
08:00 京極登山口
天候 | 快晴 →満点の星空、雲海のご来光、影羊蹄山 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
京極コース →一部ヌルヌルして高低差がある場所があるので注意が必要 →靴やズボンは汚れます →ご来光するのであればかなりオススメなルート |
その他周辺情報 | 噴き出し公園で水を汲める →コーラの自販機もあります |
写真
感想
■満点の星空、雲海のご来光、影羊蹄山
いくつかの情報を集約すると、日曜日の天気がとても素晴らしいとはじき出された。点の情報が繋がり、線となる。線が繋がり、精度の高い面の情報が浮かび上がる。最近の天気予測は精度が高くなってきた(しかし油断は禁物よ)。前日の昼に決意したこともあり、同行者は期待できなかったが、偶然にもシロ先輩が京極でファミキャンしてるとのこと。これはありがたいっ!PAPA SUN's、始動します。
京極の町中はガスガスで天気は本当に大丈夫だろうかと不安になったが、京極の登山口では満点の星空。やっほいと小躍り。天然のプラネタリウムだった。羊蹄山の北から天の川も上がっていた。感無量宮殿。家族と来たいと思った。シロ先輩と合流してスタート。夜空を切り裂き、流れ星がバンバン流れていた。もう嬉しさが沸騰していたので、体よりも心が先に走り出す。結果、汗だくになった。汗冷えはまずい、ペースを落とす。シロ先輩と歓談したり、三脚使って撮影したりと、まったり登った。
日の出数分前に山頂に到着。15人程度はいたかな。4:45頃。東の空から熱いエネルギーの塊が昇ってきた。みなさんご存知の太陽だ。数分後、雲海が黄金に輝きだす。とても素晴らしい。こんな風景はなかなか無いと思う。来て良かった。その後は影羊蹄山を見に行くことに。ドン!と存在感のあるシルエットには言葉を失う。位置、量、時間、最高クラスの雲海だったと思う。雲海仙人に問い合わせてもいい。それくらい素晴らしかった。外輪における京極下山道の分岐で、下山するのが名残り惜しかったのでパンを食べて小休止。その後は山道具の話から育児論まで歓談をして下山。シロ先輩、最高の登山でした。またお願いしやっす。
下山してからは、噴き出し公園で水を汲む。これが妻に好評だった。帰宅してからは娘と公園で遊んだり、家でマイケルジャクソンやしまじろうを一緒に見たりして充実した一日だった。
前日から京極でファミキャンしてたのでご来光羊蹄山やろうと思っていたら、タイムリーにRyoさんから同様の連絡が入ったので久々のPAPA SUN'sエンジンスタート。
テントを出ると周囲は濃密ガス。今日も修行行脚かと思い登山口に着くとRyoさんはすでに星空撮影していた。車から降りて空を見上げるとマジか⁉満天の星空で天の川まで見えモチは沸騰する。
余裕を持って3時間で山頂予定で星空を見上げながら出発する。Ryoさんに付いくがゴリゴリ飛ばして行くのでこのままでは真っ暗い山頂で待機になりそう。それは辛いので5合目からは程々でお願いする。8合目で東の空が燃え始め夜空から暁の空へ変わり、ジャストミートで外輪山に到着。あとはいつでも来なさい状態で山頂へ。
数分後、朝日が昇り黄金に輝く雲海が眼下に広がり、迫り来るような黄金色の雲海の迫力は今まで見た中でトップクラスであった。
あとはRyoさんの案内で影羊蹄を初めて見に行く。羊蹄山のシルエットと雲海に浮かびラピュタの様なアンヌプリが並ぶ景色も良かった。
あと世間話をしながら消化試合の下山。完璧なプランニングとペースで索いてくれてありがとうRyoさん!会心の朝活でした!またご一緒しましょう。
来週初登山予定してます。
京極から入るこのコース初心者でも安心して登れるでしょうか、またご来光も見たいです。
アドバイス頂ければ嬉しいです
お時間あれば返信の方おねがいします!
Manalxiiiさん
初めまして。
コースはしっかり整備されているので道迷いする可能性は低いと思います。
しかし8合目以降は森林限界となりガレ場なのでルートファインディングにはやや注意が必要です。基本的には体力勝負の山です。
ただ今後は秋に向かって目まぐるしく気象が変化するので、ある程度の気象を予測できる能力と、独立峰で標高が1900m近くありますので防寒装備または耐寒の身体が必要です。
初登山とのことですので夜間山行の経験がなく、日の出時刻の山頂付近の気温や風など気象予報ができないのであれば無謀ですので、夜明けに出発して通常の登山を開始するのが安全です。尚、上記が難しいのであれば小屋泊を使ってご来光を望むという方法も手段ではないかと思います。しかし小屋泊だとしてもそれなりの装備は必要です。
マナさん、こんばんは!
個人の体力次第ですが、登山初心者で羊蹄山はハードかもしれません。どの登山口からも体力を使います。低山からスタートして徐々にステップアップをするのが良いと感じます。しかし、考え方は人それぞれなので、ご判断はおまかせします。
ただ、初心者×羊蹄山×ご来光の組み合わせは悪い予感がします。ご来光をするのはせめて、札幌近郊の山などでステップアップをするのが良いと思います。
北海道の山の情報については、書籍も出ております。ネットの情報よりも詳細に記載されておりますので、ご参考にされてはいかがでしょうか。私がかなり初心者だった頃は以下の書籍を参考にしました。
ステップアップ登山 目指せトムラウシ藻岩から始める
それでは良い山行を!
夜間のスタートはやはり未経験の私には不安なのでせめて昼間に登って山小屋で休憩してご来光見に行こうかと検討中です。
ちなみに札幌近郊でご来光の見えるオススメの山はありますか?何度もすいません。
SNS等で素敵な写真を見る行ってみたいと思う気持ちは察しますが、皆さん何度も山に登り、経験を積んで少しづつステップアップしてその様な景色に辿り着いています。簡単ではありません。
安全が保障されている山はありません。憧れや気持ちは大切ですがそれだけで山に登るのは大変危険です。体力、精神力、知識、技術、経験の総合力が試される場所ですので、その辺りを踏まえた上で山と向き合って下さい。
1900m近い独立峰の羊蹄山上部はあと数週間もすれば、ひとたび天候が荒れればあっという間に地獄に変わります。
尚、避難小屋は営業小屋ではないので基本的に必要な物は全て自分担いで登らなければなりません。これからの時期、日の出前は0度前後の気温になりますので、それに耐えうる冬山に準じた装備は必要です。
ご質問の内容からして羊蹄山は来年以降の目標として、ますば藻岩山、三角山、円山から始めるのが宜しいかと思います。いずれも素敵な山です。
マナさん、こんばんは!
山小屋に泊まると、山の夜の星空や、朝の空気感を楽しめるので、是非行ってみてください。とても気分が良いですよ。その際は充分に装備を整えてくださいませ。書籍もたくさん出ておりますので、参考にされると良いですね。
札幌近郊であれば、円山や藻岩山でしょうね。しかしながら、山の夜は物凄く暗くて、怖いので気をつけて下さいね。実はモエレ山や旭山記念公園なども朝日を見れますので、機会があれば計画してみると良いですね。
何れにせよ、山のPDCAサイクルをまわして、ステップアップを果たして、よい景色を味わって下さいな。
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