小秀山 日帰り 二の谷コース往復
- GPS
- --:--
- 距離
- 11.5km
- 登り
- 1,335m
- 下り
- 1,360m
コースタイム
天候 | 曇りのち晴れ 気温32度 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
大雨の2日後 |
写真
装備
備考 | GPSウオッチ? |
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感想
今シーズン2回目の小秀山でした。低山トレーニングの効果があったのかを試すためにお参りしました。
今回は同窓会で兜岩へ登山をされている30名弱の団体さんと一緒でした。狭い登山道はすぐ渋滞しました。
でもこの険しい山に軽装で挑む、若い男の子女の子たちの励ましあう姿は、とてもハラハラしましたし、ついつい祈るような気持ちで見てしまい、全員が無事登山できてよかったなぁと、なんだか、テレビのドラマを見ているよりずっと面白かったです。
下りは、前回の三の谷をやめ、二ノ谷を選びました。
(若者に刺激をもらったからでしょうか)
二ノ谷の下りは、覚悟して臨みました。
個人的には、垂直に降りる「カモシカ渡り」より「第1展望~鎧岩~夫婦滝」の区間が、場所によって三点支持が必要で、気を抜いて歩くとうっかり躓いたり、転んだりして谷で命を落としかねないな・・・と感じました!
怖かったのですが、これがこの山の魅力でしょうか。もうとりつかれています。
最後に渓谷の水辺に降りてからの木道(木の橋)のありがたみを、登りより強く感じました。
いったいどれだけの時間と力を使って、こんな長い木道をつくってくださったのか!だれも命を落とされていらっしゃらないのか?気になりました。
渓谷を管理されるみなさんに感謝でいっぱいでした!
タイムは、往復でギリギリ5時間を切る程度でした。でも、今回は渋滞待ちで、かなり長い休憩をとらせていただいています。ストレートでいかなければ、自分の力が分かりません。終わってみると、太腿がふらふらしていましたから、まだまだ鍛えて、技術を身に付けなければ!と反省できました。小秀山と乙女渓谷・白川の神様、下山するまで見守っていただきありがとうございました。
※追加
阿寺山系の山に登られている方は、すでにご存じかと思いますので、これから登ろうとされている方への、二ノ谷ルートでの下山のリスクについて追加させてください。
夏の小秀山と乙女渓谷は、いつも山域に雲がかかります。2000m以上の多くの高峰がそうであるように、この山は2000m未満でも、いつ雨が降ってもおかしくない地形をしています。
雨の降り方もシトシトというよりゲリラで、雷も伴う、降水量の多い山です。
二ノ谷ルートの下山で、大雨が降るとどうなるか、お分かりだと思います。
避難小屋は、渓谷内にありますが、かなり下です。
上部から、孫滝〜和合の滝(かなり長いです)の区間は、何度か岩を飛び越えて水の流れを渡ります。増水時は、濁流に命を捨てることになります。別ルートを探すことも大変な技術と体力が必要です。
足元には、苔が蒸しとても滑りやすい流紋岩が転がり、それだけで注意が必要なのですが、上空の明るさ、葉にあたる雨音、遠くの雷鳴にも気を付けてください。
しかし、そんなリスクがあるからこそ、無事に下山できたときの、充実感もまた格別なのでしょうか。
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