尾瀬ヶ原 雨でも楽しい男子仲良しハイク

2017年08月25日(金) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 15.4km
• 登り: 197m
• 下り: 208m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:38
• 休憩: 1:30
• 合計: 8:08

5:28 鳩待峠
7:02 7:19 山ノ鼻
9:09 9:15 牛首分岐(中田代三叉路)
9:45 10:29 竜宮小屋
12:15 12:38 山ノ鼻
13:36 鳩待峠

天候

くもりのち雨

アクセス

利用交通機関：

バス

＜往路＞
1）関越交通（株）高速バス
22:00 バスタ新宿→翌03:30 尾瀬戸倉※　
（大人4,100円，小人2,050円）
2）関越交通シャトルバス
04:40 尾瀬戸倉→05:20 鳩待峠
（大人980円，小人490円）
※高速バスは3:30に尾瀬戸倉に到着しますが，そのまま降車せずに終点の大清水まで行って折り返し4:00頃に尾瀬戸倉に再到着してから降車します。鳩待峠行のシャトルバス始発が4:40ということで，少しでもバスで寝ていられるという関越交通さんのサービスです。ありがたいです。

＜復路＞
3）乗り合いマイクロバス　鳩待峠→尾瀬戸倉
（大人980円，小人490円）シャトルバスチケットでOK
4）関越交通（株）高速バス
15:30 尾瀬戸倉→ 19:30 バスタ新宿　
（大人4,100円，小人2,050円）

コース状況／危険箇所等

鳩待峠〜山ノ鼻：高低差200mのなだらかな下りですが，濡れた木道はよく滑ります。

その他周辺情報

尾瀬ぷらり館：尾瀬戸倉のバス停（第1駐車場）徒歩3分。お湯はつるつるで，バスの待ち時間にさっぱりできます。入湯料は大人500円，小学生200円。

写真

8/25 4:32

尾瀬戸倉に到着。少し朝焼け。

8/25 5:39

今日は仲良し小学生と尾瀬ハイク♪

8/25 5:41

美しいブナ林のなかを木と石の階段を下ります

8/25 5:53

樹齢を重ねたダケカンバも見られます

8/25 6:59

緑の回廊をすすみます

8/25 7:01

山ノ鼻のビジターセンター手前，大きな樹はハルニレかな

8/25 7:19

山ノ鼻，木道を至仏山方向へ

8/25 7:27

静かな朝の至仏山

8/25 7:31

至仏山へと誘う木道

8/25 7:33

サワギキョウ，朝露が宝石みたい

8/25 7:35

尾瀬に秋の気配を運んでくるオゼミズキク

8/25 7:41

燧ヶ岳のフォルムが美しい

8/25 7:42

植物研究見本園の方へ。草丈が高くなり子どもたちの靴はあっという間にずぶ濡れに。

8/25 8:50

山ノ鼻に戻り尾瀬ヶ原方向に歩きはじめてほどなく，雨が本降りになってきました。

8/25 8:52

仲良しふたりは雨でもへっちゃら

8/25 9:00

ヨッピ川にかかる橋から，水草のなびく清流

8/25 9:04

橋をこえると展望が開けます

8/25 9:09

牛首分岐にて小休止。四角く囲まれたベンチはどの方向をみても休めます。大勢で輪を囲むにもイイですね。

8/25 9:12

牛首分岐，東電小屋への案内。

8/25 9:17

正面に霞む燧ヶ岳。

8/25 9:21

小さくかわいい池塘。一つ一つの池塘にも個性があるんだなあ。

8/25 9:21

雨のおちる水面も見飽きることがありません

8/25 9:45

竜宮小屋に到着

8/25 9:58

アツアツのシーフードヌードル！どうして山小屋で食べるとこんなにおいしいのか！本当にご馳走様でした。

8/25 10:36

竜宮小屋を出発，至仏山はガスのなか。

8/25 10:43

少し雨があがりました。黙々と歩く歩荷の方と数回すれ違いました。

8/25 10:59

下ノ大堀川，ミズバショウの群生地

8/25 11:32

豊かな緑，豊かな水

8/25 11:33

続く木道

8/25 11:35

優しさのつまった木道

8/25 11:36

木道の間にはミズバショウがきれい

8/25 11:46

8/25 11:47

ヒツジグサの可愛いお花

8/25 11:48

8/25 11:49

ヒツジグサの葉っぱのグラデーションと深緑の水面のコントラストは自然のアート

8/25 12:13

ミズバショウの葉にたまった雨露もまた美しい

8/25 12:10

さあ至仏山が近づいてきたよ。もう少しで山ノ鼻。

8/25 12:38

山ノ鼻からは豊かな森林浴

8/25 12:42

蕎麦菜（ソバナ）の紫

8/25 12:43

雨にぬれたクマザサとミズナラの木々

8/25 12:45

少し黄葉が見られ始めています

8/25 12:46

これから一気に秋めいてくるんだろう

8/25 12:46

奥行きのある自然林

8/25 12:50

たくましいクロベの根っこ

8/25 12:51

カンカンカン，クマよけの鈴が響きます

8/25 12:54

ミズバショウの実はツキノワグマさんの好物

8/25 13:19

ちょいとお疲れで一休み

8/25 13:30

階段をひとのぼり

8/25 13:36

鳩待峠に到着。

8/25 15:25

さけるチーズと尾瀬の水で乾杯！

撮影機器：

EOS 6D CANON

iPhone 7 Apple

感想

Olivegreen

初めての尾瀬ハイク。
夏休みもあと少し。息子とクラスメートの2人で尾瀬散策にいってきました。
天気予報は朝から雨でしたが，雨のハイキングは見晴らしこそ得られませんが，木々や緑が瑞瑞しくて自然の美しさをいつも以上に感じることもできるので大好き。ただ子どもたちはそうも行きません。それでも気が合う仲良しというのはいいもので，歩いていても，新しい発見をしても，疲れても，それはそれで楽しめてしまうんですよね。子どもたちの目線，不思議への気づき，美しいものに感動する気持ち，素直さ。初めての尾瀬ハイクを，子どもと歩くことで，大きな感動と自然への感謝を感じるハイキングでした。

尾瀬の木道は自然を保護するための木道。この木道を整備するために，どれほどの人が情熱をもって力を注いだのか。危険個所はありません，と気軽に書くことをためらいました。昔，どうやって人は尾瀬ヶ原に足を運び，深い森を分け入って湿原にたったとき，そこに至仏山を拝み，燧ヶ岳の山容を見て，どんな気持ちだったんだろうか。言葉にできないような，想像を超えるような感動だったのだろうか。日本の自然の豊かさ，自然のもつ調和，超越的なものを，感じる心の感受性はあるだろうか。子どもは何を見て，どう感じただろうか。この記憶は子どもが大人になったときにどう子どもたちに影響するだろうか。本当にいろいろなことを考えながら歩いた1日でした。