飯豊山〜テント担いで山遊び


- GPS
- 31:40
- 距離
- 24.0km
- 登り
- 2,167m
- 下り
- 2,152m
コースタイム
- 山行
- 6:33
- 休憩
- 0:40
- 合計
- 7:13
- 山行
- 6:48
- 休憩
- 2:07
- 合計
- 8:55
天候 | 26日:雨〜晴れ 27日:快晴〜曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
無料、水、トイレ有り 前日東北地方では相当な豪雨で、付近の林道は閉鎖されていましたが、御沢野営場への道は大丈夫でした。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
全般に整備が行き届いており、間違いやすい場所や危険な場所はありません。 途中に小屋も3ヶ所有り安心して歩けます。 登山道上の残雪はすべて消えました。 【御沢野営場〜三国岳】 駐車場からしばらく林道を進み大滝方面の遊歩道と分かれると登山道になります。 深い樹林帯のなかぐんぐんと高度を上げてゆきます よく踏まれた歩きやすい道ですが、スタート地点の標高は600mもありませんので夏場は暑くて厳しい道です。 途中500mおきぐらいに下十五里、中十五里等の休憩適地が有りますので、無理せずにゆっくり登るのが吉です。 笹平まで登ると傾斜は緩やかになります。 地蔵山は山頂を通らず南側を巻いて行きます、途中水量の多い水場が有ります。 地蔵山を過ぎると道はやや細い岩稜となり、剣が峰に向かいます。 途中鎖場も有りますが、普通に注意して歩けば特に危険な場所はありません。 剣が峰の岩場を過ぎ急登を詰めると三国岳に到着します。 山頂には立派な三国小屋が有ります。弥平四郎方面からの道と合流します。 【三国岳〜切合小屋】 小屋の裏手から下り七森に向かいます。 細かいアップダウンのある稜線はやや細い岩場の道もありますが、基本的に歩きやすい道で、種蒔山に向かって高度を上げて行きます。 種蒔山はどこが山頂かわかりませんが残雪の消えた緩やかな尾根はお花畑になっています。 種蒔山を過ぎると切合小屋のある鞍部に道は下って行きます。 切合小屋には快適なテント場が有ります。水はホースで引いて有り自由に使えます。 【切合小屋〜飯豊山頂】 切合小屋からは広い尾根を進み、沢状の地形を草履塚に向かって登って行きます。 登り着いた草履塚は大展望が待っています。飯豊山もぐっと近づき大日岳への稜線もよく見えます。 この先本山小屋までは有名な御秘所の岩場が有りますが、特に危険は有りません。 本山小屋の手前稜線の広くなった所にテント場(一ノ王子)が有ります。 飯豊山神社のある本山小屋は飯豊山頂稜の一角です。 本山小屋から緩やかな稜線を一旦下って登り返すと山頂はすぐです。 山頂からは360度の大展望が広がっています。 |
その他周辺情報 | 飯豊の湯に入り、喜多方ラーメンを食べて帰りました。多分殆どの方が同じパターンでしょうか(^_^) |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
調理用食材
調味料
飲料
ハイドレーション
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
調理器具
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
針金
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
ナイフ
カメラ
ポール
テント
テントマット
シェラフ
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感想
どうも天気がぱっとしない今年の夏。
この週末は土曜の前半はダメでも日曜日は良さそうな予報。
行く夏を惜しんでテントを担いで飯豊山に行ってきました。
飯豊山も以前に登ったのは何時だったか忘れてしまうほどしばらく行っていません。
以前の記憶は石転び沢の雪渓がすごかったことくらいしか覚えていませんでした。
今回はテント泊を楽しむのも目的なので、オーソドックスに川入ルートからのピストン。
本山小屋のテント場はトイレや水場が遠そうなので、手前の切合小屋のテント場にすることにしたため、余裕の有るスケジュールとなりました。
初日御沢キャンプ場に5時前に着くとなんと大雨。
5時に出てのんびり登ろうと思っていましたが早速出足をくじかれてしまいました。
しばらく待てば雨も止むだろうと待ていましたが、小降りにはなったもののなかなか止みません。
出発があまり遅くなると途中で余裕が無くなるため、6時半に諦めて雨具を着て出発しました。
テント泊の重荷の上に雨具、標高も低いため暑さは厳しく歩き出してすぐに汗だくになってしまいました。
こんなはずでは無かった、、、、。今日は山遊びだったのに、、、、。
等、一人で文句を言いながら登っているとだんだん雨も止み、ついに下十五里を過ぎた当たりで完全に雨は上がりました。
歩き始めて1時間ほどでしたが、今回の山行で一番キツい1時間でした。
雨具を脱いで歩き始めると天気も回復し青空も出てきました。
こうなると一気にテンションは上がり、やっぱり山はいいなぁ、とさっきとは全く違う感覚でどんどん登って行きました。
地蔵山の水場でのどを潤し剣が峰の岩場を楽しんで三国岳へ。
三国岳では気さくですごく感じの良い小屋番さんが出迎えてくれました。
東北の山はなじみが薄いのでよくわからなかったのですが、展望の解説までしてもらいました。
またトイレが驚くほどきれいで超快適でした。
今回訪れた3ヶ所の山小屋は皆トイレがすばらしくきれいで、ほとほと感心しました。
登山者も多いのであれだけきれいに維持するのは並大抵の努力では無いと思いました。
霊峰飯豊を一生懸命守っているんだなぁと感じました。
切合小屋のテント場は予想通り快適そのもの、ハイシーズン週末なのに混んでもおらず、展望もよく最高の条件でした。
多分星空もすばらしかったと思うのですが、快適すぎて朝まで全く起きること無く寝てしまいました。
翌日は雨具や食料など最小限の装備だけで山頂に向かいました。
朝から快晴、荷物は軽いし気持ちの良い風も吹いていて、今回のテーマ【山遊び】にふさわしい日となりました。
これといった苦労もせず山頂に立ち快晴の空の下誰もいない山頂を堪能しました。
その後登ってきた方々と写真を取り合ったり談笑したりして楽しい時間を過ごしました。
飯豊の良さ本当に味わうのならここから縦走するのですが、あいにく休暇が無く1泊のみで来たので、良さの一端に触れただけで下山せざるを得なかったのは残念でした。
テントを撤収して下山を始めるとガスが湧いてきて視界が無くなってしまいましたが、おかげで暑さにやられることも無く快適に下山できました。
遠い山イメージでしばらく遠ざかっていましたが、今度は紅葉の時期に来よう、そう思いながら下山しました。
イイデリンドウではありません。ミヤマリンドウかと思います。
ご指摘有難うございます。
確かによく見ると花弁が5枚では無いです。
ミヤマリンドウですね
みんなが言っていたのでそう思い込んでしまいました。
yamayaさん、こんばんは。
8月最後も山遊び、良いですね〜
仰る通り東北の山は標高が低いので降雨直後なんかは”ムッ”とする暑さですよね、でも稜線に出ると延々と伸びる歩く稜線が見え、北アや南アと違った山の趣ですからね。
yamayaさんがスタートした御沢登山口は利用したことはありませんが、かなり昔にダイクラ尾根から飯豊・御西・北股を周回したときに、歩いても歩いても飯豊山頂に到達しなかった記憶を懐かしく思い出しました。
今回もテン泊と新調したテントが大活躍ですね
私はまだテン泊行ってなし、結局夏山を得られないまま9月を向かえそうな...
opiroさんこんばんは。
久しぶりに飯豊に行ってきました。
初日の雨がもう1時間早く上がってくれれば良かったのですが、今年の夏はこれ以上の贅沢は言えませんね
opiroさんはあのダイグラ尾根を登ったんですか
私の頭の中では、飯豊→ダイグラ尾根→超キツい、が一連の流れで真っ先に浮かんできます。
今回も山頂からダイグラ尾根を見下ろしましたが、やはり半端ないですね
「ダイクラ・飯豊・御西・北股」をやれば飯豊をやって来た、と言えるのですが今回の私のコースでは「山遊び」でした
それでもさすがに東北の名山「飯豊」の貫禄はしっかり味わうことが出来ました
雨に泣かされた今年の夏も、もう終わり今週末は9月ですね。
涼しい秋の山、opiroさんの記録が上がってくるのを楽しみに待っています
いつもコメントありがとうございます。
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