記録ID: 1240495
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無雪期ピークハント／縦走
磐梯・吾妻・安達太良
分水嶺：一切経山〜東吾妻山〜高山
2017年08月28日(月) [日帰り]
nomoshin
体力度
3
日帰りが可能
体力度について
- GPS
- 08:09
- 距離
- 17.3km
- 登り
- 905m
- 下り
- 900m
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標高グラフを拡大コースタイム
日帰り
- 山行
- 7:16
- 休憩
- 0:49
- 合計
- 8:05
13:43
ゴール地点
兎平駐車場（無料）538―542桶沼入口―546浄土平レストハウス分岐―552姥ヶ原分岐―619鎌沼分岐―623酸ヶ平避難小屋―653一切経山706―730酸ヶ平避難小屋―734鎌沼分岐―743鎌沼―751谷地平分岐� �753谷地平分岐�◆�800姥ヶ原十字路―836東吾妻山846―858展望台900―950景場平1000―1022磐梯吾妻スカイライン横断―1025鳥子平（⇔1101高山1121⇔1106三角点）1151―1231吾妻小舎―1238桶沼園地1241―1245桶沼入口―1250兎平駐車場1254―1311栂平園地1325―1342兎平駐車場
| 天候 | 曇り |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2017年08月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
東吾妻山の登山道は、南側も北側もえぐれたドロドロの歩きにくい道で、しかも覆いかぶさる笹に露が乗っていたため、びしょびしょになりました。 |
写真
磐梯吾妻スカイライン上の湖見峠付近から、昨日歩いた安達太良連峰を望みます。
車道を少し歩いた後、浄土に向かって歩き出します。正面は一切経山。
一切経山の山腹からは少しばかりでしたが、白い噴煙が出ていました。
酸ヶ平の鎌沼分岐で、途中で抜いていった一団が休憩中。見ての通り、訳ありの方たちです。
（山頂からの展望1）左に東吾妻山。磐梯山は雲に隠れてしまっています。右端に中吾妻山。
（山頂からの展望2）左端に中吾妻山。中央の西吾妻山は山頂が雲に隠れています。右手に、東大巓〜昭元山〜烏帽子山と続きます。
（山頂からの展望5）南に転じると、遠くに安達太良連峰、中景に反射板が目を引く高山。
件の一団が登ってきました。空気大感謝塔の竹筒製の柱の交換です。通常なら毎年、7月下旬に交換するそうなのですが、数年前から一切経山の火山活動が活発化して登山規制（時間制限）があったため、早朝登山ができなく、3年程交換ができなかったそうです。でもって、さらに驚くべくことには、先日下見に来た際には、古い柱が、山頂付近のどこを探しても無かったのに、今朝来てみると、塔の裾に横たわっているではありませんか！？
4
8/28 6:59
件の一団が登ってきました。空気大感謝塔の竹筒製の柱の交換です。通常なら毎年、7月下旬に交換するそうなのですが、数年前から一切経山の火山活動が活発化して登山規制（時間制限）があったため、早朝登山ができなく、3年程交換ができなかったそうです。でもって、さらに驚くべくことには、先日下見に来た際には、古い柱が、山頂付近のどこを探しても無かったのに、今朝来てみると、塔の裾に横たわっているではありませんか！？
塔のてっぺんに柱を奉納工事中。私は、最後まで見届けずに、下山しました。真冬はとんでもない季節風が吹き荒れることでしょう…
姥ヶ原十字路。前方は東吾妻山。右に行くと谷地平、左に行くと浄土平。
東吾妻山へは樹林帯の中のドロドロの登山道を抜け、最後は気持ちの良いハイマツ帯が迎えてくれます。
東吾妻山は分水嶺上の山ですが、個人的には初登頂です。この山頂（1975.1m）は、一切経山（1949.1m）よりも26mほど高いのですね。
2
8/28 8:36
東吾妻山は分水嶺上の山ですが、個人的には初登頂です。この山頂（1975.1m）は、一切経山（1949.1m）よりも26mほど高いのですね。
うっすらとガスが懸かってしまっていますが、北方向には、昭元山〜烏帽子山〜兵子〜家形山〜一切経山の主稜たち。
ドロドロの道を下ると、景場平に出て、やれやれ。背景は東吾妻山。
高山への登山道の方は、笹の刈り払いがされていて、助かりました。
2枚の反射板が設置されている高山。今年の4月2日に登っているので約5ヶ月ぶり。こんなにも早く再訪するとは思っていませんでした。遠景は東吾妻山。
1
8/28 11:01
2枚の反射板が設置されている高山。今年の4月2日に登っているので約5ヶ月ぶり。こんなにも早く再訪するとは思っていませんでした。遠景は東吾妻山。
刈り払いの道を進むと、三角点に辿り着きました。前回は雪の下でしたので、初見参。
今日は、右の一切経山から、左の東吾妻山をぐるっと回ってきました。
こちらは、昨日歩いた安達太良連峰。右手奥に霞んでいるのが川桁山。
撮影機器：
感想
平日（月曜日）ですが、年休を頂戴していたので、もう一日山歩きが続きます。前川大滝沢を遡行するという案も捨てがたかったのですが、昨日の石筵川の思い出が直ちに上書きされてしまうのももったいない気がして、東吾妻山を中心とする中央分水嶺の未踏区間を平日にのんびりと歩いてみることにしました。
一切経山では、纏のような飾をてっぺんに取り付けた竹の柱を担いで登る白装束の2名を含む6人の男衆と一緒になり、山頂の大空気感謝塔の柱の交換に立ち会うという機会に恵まれました。なんでも、そもそもは明治時代の学童遭難事故に端を発しているそうですが、昭和になってから、慰霊碑的に塔が作られたとのこと。毎年、竹柱を交換する習わしのところ、ここ数年は火山活動が活発化して入山規制（時間制限）があったため、（他の一般登山者の迷惑にならないような）早朝に山頂に立つことができずに、交換が果たせなかったとのこと。でもって、先日、下見した際には、古い柱がどうしても見つからなかったのに、今朝登ってみると、塔に重なるようにして古い柱が置いてあったという摩訶不思議なお話。
その後、一切経山より26mほど高い東吾妻山を経由して、さらにこの4月初旬に登ったばかりの高山にも足を延ばし、
桶沼や栂平にも立ち寄って、静かな山歩きを堪能しました。
これで、2017年の夏休みは終わり。天候不順もあって、夏合宿（幕営）は来年に持ち越しですね。
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