白山(別当出合から)
- GPS
- --:--
- 距離
- 14.1km
- 登り
- 1,479m
- 下り
- 1,495m
コースタイム
御前峰からお池めぐりコースを経て室堂着:11時30分頃
室堂発:11時45分頃(砂防新道)→別当出合着14時15分頃
天候 | 晴れ(麓は曇り) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
下りに利用した砂防新道は、登山道としてはとてもよく整備されていますが、 この日は敷かれている石が濡れていたり泥が付いていて滑りやすい箇所が多か ったです。 ツアーの団体客が多く、すれ違いや追い抜きはなかなか思うようには行きませ ん。余裕を持った行動が必要と思います。 |
写真
感想
この日、マイカーは市ノ瀬までしか入れませんでした。
5時40分発のシャトルバスに乗って別当出合まで行きました。
バスは通勤ラッシュ並の混雑で、15分くらいの乗車ですが、結構疲れました。
別当出合にはたくさんの人がいて、砂防新道へ向かう吊り橋には既に長い行列が
出来ていました。私は最初から登りは観光新道と決めていたので迷わず観光新道
へ向かいましたが、こちらは私の前後には誰もいなくて、最初は熊避けの鈴を置
いてきたのを後悔したほどでした。しかし、20分ほど歩くと先行していた数人
のグループに追いつき、上の方へ行くにつれ、小屋泊まりだった思われる人たち
と結構すれ違いました。
麓は曇っていましたが、ある程度登ると雲の上に出たと言う感じで、青空がひろ
がりました。ヘリコプターが何度も資材をぶら下げて行き来しているのがうるさ
かったですが、山に登る人間は何らかの形でへりにはお世話になっていると思う
ので文句は言えません。
登りはじめの頃はエゾアジサイやノリウツギ、ツルアリドウシなどがぽつぽつと
見られるくらいでしたが、尾根に出たあたりからは、ハクサンオミナエシ、シモ
ツケ、シモツケソウ、ニッコウキスゲなどが見られるようになりました。
ニッコウキスゲはある程度の群落になっているところもありました。砂防新道と
の合流点までの間では、他にもハクサンフウロ、シナノキンバイ、キバナノコマ
ノツメ、キヌガサソウ、ミヤマキンポウゲ、イブキトラノオなどが見られました。
弥陀ヶ原ではコバイケイソウやクロユリも見られ、チングルマもたくさん咲いて
いるようでしたが、木道からは離れたところにあるため、よく分かりませんでし
た。
室堂は通過し、すぐに御前峰に向かいました。ここまできてかなりバテてしまっ
てやっとの思いで登りましたが、この間にもクルマユリ、イワキキョウ、イワツ
メクサなどが咲いていました。
山頂までくると、北アルプス方面も見渡せるようになりますが、この日はそちら
の方向の山々はみんな雲がかかっていました。
山頂では少しあたりを見回したりしたあと、すぐにお池巡りコースに向かいまし
た。お池巡りコースでは、一部雪が残っている状況でしたが、チングルマ、イワ
カガミ、ハクサンコザクラ、アオノツガザクラなどがまさに花盛りでした。
この時間、他にこのコースを歩いている人はわずかでした。眺めたり、写真を撮
りまくったりして、室堂に戻るまでにかなりの時間を要してしまいました。
室堂で簡単な昼食を摂り、下りは砂防新道を行きました。午後になっても登って
くる団体さんなどが多くて、すれ違いに結構時間がかかったりしました。
別当出合には午後2時過ぎに着き、2時半発の市ノ瀬行きのバスに乗って、3時前に
は市ノ瀬に着きました。このバスもラッシュアワーという感じでした。
お池巡りコースではチングルマやハクサンコザクラといった比較的花期の短い花
がちょうど良い頃でしたので、とてもタイミングが良かったと思います。天候に
も恵まれ、満足できる山行でした。
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