一切経山・東吾妻 湿原に吹き渡る初秋の風

2017年09月03日(日) [日帰り]

• GPS: 06:34
• 距離: 13.5km
• 登り: 659m
• 下り: 662m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:35
• 休憩: 0:59
• 合計: 6:34

7:40 スタート地点
8:20 8:20 酸ヶ平避難小屋
8:48 9:03 一切経山
9:34 9:44 酸ヶ平避難小屋
10:10 10:25 鎌沼湖畔
10:45 10:45 姥地蔵
10:51 10:52 姥ヶ原分岐
11:24 11:30 東吾妻山
11:41 11:47 展望台
12:41 12:43 景場平
13:12 13:16 鳥子平
14:03 14:03 吾妻小舎
14:14 ゴール地点

天候

晴れ、朝のうち雲多し　風が強く寒かった

アクセス

利用交通機関：

自家用車

浄土平ビジターセンター奥の駐車場利用。乗用車500円だが、早い時間は料金所がしまってます。

コース状況／危険箇所等

浄土平から一切経山・酸ヶ平・鎌沼・東吾妻辺りは整備も整っています。東吾妻から景場平を通ってスカイラインまでのルートは、笹がかぶっていたり登山道がほれてぬかるんだりしています。足元を良く確認して歩いてください。

写真

9/3 7:46

浄土平の駐車場は朝から賑わってますね。良い空だ。それにしても寒い。

9/3 7:49

一切経山。これから登ります。風が強くて大凹からの噴気も吹き飛ばされて、目立ちません。

9/3 7:49

山の実りその1。シラタマノキ。浄土平にいっぱい。

9/3 8:05

ヤマハハコ。風が強くて花を撮るのは大変。

9/3 8:10

ミヤマアキノキリンソウ

9/3 8:17

酸ヶ平湿原へ

9/3 8:19

一切経方面へ。酸ヶ平避難小屋が見える。

9/3 8:38

見慣れないものが立っていると思ったら、火山活動観測の設備らしい

9/3 8:52

久しぶりの山頂。空気大感謝塔はこういう天気のときに拝みたいもの。

9/3 8:50

さて魔女の瞳ですよ

9/3 8:51

高い空の下、魔女の瞳は秋の色？

9/3 8:50

見事なコバルトブルー。空の色そのものです。

9/3 8:54

家形山から続くスカイラインは

9/3 8:53

遥かな西吾妻へ

9/3 8:55

少し角度変えてみました。家形山へ少し下った大岩のところから。

9/3 8:57

もう少しすると湖岸に紅葉の赤が映えて、また美しくなりますね

9/3 8:57

9/3 9:01

少し湖面の反射を入れてみました

9/3 9:09

安達太良には少し雲がかかってますね。

9/3 9:09

吾妻小冨士。今日は観光客でいっぱいだろうな。

9/3 8:19

山の実りその2。クロマメノキ、熟すと甘酸っぱい。

9/3 9:17

福島の山では良く見かける

9/3 9:21

酸ヶ平の高層湿原と鎌沼。後から登る東吾妻。

9/3 9:22

山の実りその3。ガンコウラン。

9/3 9:23

エゾオヤマノリンドウ。一切経山への登りに。

9/3 9:35

ちょっと開きかけ

9/3 9:39

酸ヶ平避難小屋に公衆便所があります。綺麗につかいましょう。

9/3 9:45

ウメバチソウもあちらこちら

9/3 9:48

鎌沼へ木道を進みます

9/3 9:48

山の実りその4。コケモモ、これもそこらじゅうにありました。

9/3 9:48

湿原の草を揺らして初秋の風が吹き抜けます

9/3 9:56

前大巓には残雪期しか行けません

9/3 9:56

木道の脇に。エゾリンドウかもしれません。

9/3 10:02

笹の原と針葉樹。北方的な風景です。

9/3 10:03

鎌沼をはさんで中華鍋を伏せたような東吾妻

9/3 10:05

木道には所々に休憩できそうなスペースがあります

9/3 10:06

9/3 10:07

湖岸をずっと周って行きます

9/3 10:09

鎌沼の透明な水面の向こうに一切経山

9/3 10:10

この贅沢な景色を見ながら、風を避けて休憩です

9/3 10:16

新兵器登場。二十年以上使った先代はネジがとれてカートリッジに填まらなくなりました。

9/3 10:25

アッという間に完成

9/3 10:36

ちょこっと紅葉気分

9/3 10:41

姥ケ原をまわってみます

9/3 10:40

笹原の中に木道が続き、リンドウが色を添える

9/3 10:42

日本庭園風

9/3 10:47

谷地平への分かれ道

9/3 10:48

オオシラビソだろうか。吾妻の森は宮城の山の森とはだいぶ趣が違う。

9/3 10:51

青空バックに一切経から前大巓に続く稜線

9/3 10:54

姥ケ原十字路。東吾妻に向かいます。

9/3 11:09

タケシマランの実

9/3 11:19

風当たりのせいか立ち枯れの木も多い

9/3 11:23

もうすぐ山頂です

9/3 11:27

東吾妻山1975m

9/3 11:25

東吾妻から一切経・前大巓・鎌沼

9/3 11:25

兵子・烏帽子山・昭元山・東大巓、西吾妻に続く縦走路

9/3 11:26

谷地平湿原

9/3 11:27

そして中吾妻の奥に西吾妻・西大巓、はるかな山並み

9/3 11:32

山頂にはオヤマソバの群生が

9/3 11:32

小さな花がたくさんかたまって咲いてます

9/3 11:38

樹林帯にはいるとイブキゼリモドキ

9/3 11:42

東吾妻を南に下った展望地から、磐梯山。雲が取れてきた。

9/3 11:42

大きな空のもと、磐梯山から猪苗代湖まで

9/3 11:48

東吾妻の南斜面なだらかです

9/3 11:52

1900mあたりに広がる高層湿原

9/3 11:52

岸辺が赤いのはモウセンゴケ

9/3 12:00

オオカメノキの実

9/3 12:02

景場平に下る途中、安達太良山が見えた。北からだとこう見えるのね。

9/3 12:04

山の実りその5　登山道に突き出すキノコ

9/3 12:38

景場平の木道の先は反射板のある高山

9/3 12:41

ドウダンが赤くなってきた

9/3 12:42

景場平の湿原に風が渡る

9/3 12:44

こちらは登山者も余り通らない、静かな時間が流れる

9/3 12:49

モウセンゴケの赤

9/3 13:12

スカイラインを渡って

9/3 13:12

鳥子平に

9/3 13:13

森と湖沼と湿原の旅

9/3 13:16

9/3 13:23

ゴゼンタチバナ

9/3 13:24

マイズルソウ

9/3 13:31

苔むした大木が森の風景を形づくる

9/3 13:34

タマゴテングタケですかね。この付近にはキノコが多かった。

9/3 13:35

ダケカンバの大樹

9/3 13:48

針葉樹の森の林床に

9/3 13:49

カニコウモリのクルクル

9/3 14:04

吾妻小舎。管理人さんがいます。

9/3 14:03

泊まってみたい小屋です

9/3 14:08

吾妻小富士のそばに戻ってきました

撮影機器：

OLYMPUS STYLUS TG-3 Tough オリンパス

EOS 8000D ボディ CANON

感想

yonejiy

台風が少しそれて天気が回復してくる日曜日。浄土平から一切経へ、魔女の瞳に御挨拶。
やはり風が強くてしかも寒い。風に耐えながら秋の空の色を映したような魔女の瞳を眺めていると、こちらもコバルトブルーに染まりそう。
鎌沼の畔では青いリンドウの花が風に揺れ、山々の風景を眺めながら贅沢な時間が流れます。
針葉樹と笹の森を抜けて東吾妻の山頂に立てば、広々と吾妻連峰から磐梯山、猪苗代湖と安達太良山。福島の山々が一望のもと。
次々と湿原を辿り、山の気に体も心も馴染んだ頃、浄土平の人ごみに帰り着いてしまった。

コメント

meiken

エゾリンドウ
エゾオヤマリンドウ、オヤマリンドウ、エゾリンドウの見分け方
ごっちゃにしていましたがこれから気を付けてみないと…
難しく考えるのは後回し(;^ω^)
リンドウの色よりも深い深い色の瞳ちゃん
高層湿原、緩やかな起伏とシラビソの吾妻的風景の中
静かにゆっくりと秋を迎えてセンチメンタルな気分になりそうです

yonejiy

Re: エゾリンドウ
リンドウに違いがあるのは、私も今回初めて意識しました
難しいですね。
風が結構吹いていたので、不動の沢から瞳に御挨拶だけにしようかとも考えたんですが、東吾妻の大風景にも会っておきたいので、登って行きましたよ
一切経や鎌沼周辺の賑わいに比べると、東吾妻では吾妻らしいなだらかな山々の連なりと、オオシラビソなどの針葉樹の森、心惹かれる風景のなか、静かな時間が流れて秋だなあと思いましたね