アカヤシオの禅頂行者道を歩く(中禅寺湖温泉〜夕日岳〜行者岳〜古峰神社)
- GPS
- 06:45
- 距離
- 19.3km
- 登り
- 1,118m
- 下り
- 1,699m
コースタイム
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
古峰神社から新鹿沼駅までは鹿沼市のリーバス(古峰原線)利用。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
茶ノ木平の先が分かり難い。 茶ノ木平の南側にある小さな沢を渡り、笹原を抜けると細尾峠への道に出たが、最後はトラロープを越えたのでこの道は正規ルートではないかもしれません。 細尾峠からザレた痩せ尾根(そんなに危なくはありません)を行くと、道は二手に分かれます。 左は地図に記載のない薬師岳への直登コース、右は地図に記載のある薬師岳の南肩を経由しての道。 直登コースは登り始めから山頂まで、ひたすら急な登りが続きます。 他は問題なく、全体的に雑木の中の笹原歩きが多い。 水場なし。トイレは中禅寺温泉バス停、古峰神社にあり。 |
写真
感想
5月の第2土日に山仲間たちから会津駒で小屋泊山行に誘われた。
しかし日曜は毎年恒例の会社行事があるので、泣く泣く断念。
それでも土曜だけでもどこか歩こうと思い、なかなか行く機会がなかった日光の夕日岳へ、アカヤシオの時季でもあるし行ってみることにした。
東武日光駅からバスに乗り、中禅寺温泉バス停で下車。
日光レイクサイド湖畔の湯の裏から登山道に入って行きます。
雑木の中の笹原を緩やかに登って茶ノ木平へ。
茶ノ木平から細尾峠への道は分かり難いが、以前歩いた山仲間から情報を聞いていたので、その通りに進んで行きます。
まず南にあるコバイケイソウの咲くごく小さな沢を渡り、その先の踏み跡のハッキリした背丈ほどの笹原を分けて行くと登山道に出ました。
ただ最後にトラロープを越したということは、正しい道ではないかもしれません。
登山道を左へ行き、少し先に明智平と細尾峠への分岐があったので登山道自体は正しいことが分かり、ここを右へ細尾峠へ向かいます。
途中、篭岩辺りからチラホラとアカヤシオが目に付いてきました。
道は急な箇所もなく、なだらかで非常に快適ですが、アカヤシオが咲いていないとかなり殺風景な気もします。
細尾峠で一旦車道に下ります。
ここまで車で来られるので、路肩には何台かの車とバスも1台止まっていました。
アカヤシオの時季はさすがに人気ですね。
細尾峠からは崩壊した箇所もある痩せた尾根道を歩き、その先で道が二手に分かれています。
どちらもハッキリとした踏み跡とテープがあり、左は斜面を登って行く道、右は巻いている。
この斜面の上が薬師岳なのは想像でき、右の道はどこまで巻いていくのか分からず不安だったので、左の道を選択しました。
この道はのっけからずっと急登で、かなりしんどかったです。
登り切ると、やはり薬師岳の山頂に出ました。
一息入れて山頂を後にすると、すぐ先で薬師肩と書かれた道標が。
どうやら先ほどの巻き道はここへの道だったようです。
道は相変わらず変化のない雑木林の笹原で、小1時間ほどで三ツ目へ。
ここから小さく登り返して、禅頂行者みちで最高峰の夕日岳に到着。
ここはアカヤシオでホントに有名なんですが、何だかそれほどでもない。
居合わせた方にお聞きすると、今年は外れ年で普段は一面ピンクに染まるそうです。
昼食後三ツ目に戻り、地蔵岳を経てハガタテ平へ。
当初はここから古峰神社に下山予定でしたが、もう少し頑張れば西の古峰ヶ原峠まで行き、そこから古峰神社に戻っても17:15発の最終バスには間に合いそうなので、更に先に進むことにしました。
この先も道の様相は変わりません。
途中、竜ノ宿や金剛童子といった大岩を目にしながら雑木林を緩やかに下って行きます。
大天狗之大神から左へ僅かに下れば、すぐに古峰ヶ原峠に到着です。
峠には湿原があるそうですが、見た感じ干上がっているように見えました。
峠からは林道に沿った登山道を歩いて古峰神社へ。
結局1本前の15:50発のバスに間に合い、古峰神社にて無事の下山のお礼参りをしてからバスに乗り込みました。
今年は残念ながらアカヤシオの外れ年に当たってしまったので、次回はぜひピンクに染まった夕日岳に訪れてみたいと思います。
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