名古屋から3時間、大垣、米原、山科と乗り継いでやってきたのは堅田駅。きょうは少し遠出、東海脱出です。
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名古屋から3時間、大垣、米原、山科と乗り継いでやってきたのは堅田駅。きょうは少し遠出、東海脱出です。
駅前から臨時のバスに乗車します。関西屈指の名山とのことで、大勢の登山客で賑わっています。「…せやねん」、「…せやせや」、「…せやさかい」…、周囲は関西弁の洪水です。
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駅前から臨時のバスに乗車します。関西屈指の名山とのことで、大勢の登山客で賑わっています。「…せやねん」、「…せやせや」、「…せやさかい」…、周囲は関西弁の洪水です。
40分程乗車して、終点の坊村バス停で下車します。山間の小さな集落ですが、ここも大津市なんですね。
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40分程乗車して、終点の坊村バス停で下車します。山間の小さな集落ですが、ここも大津市なんですね。
青空が拡がっています。さて、行きますか。
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青空が拡がっています。さて、行きますか。
バス停から少し歩くと明王院という古刹があって、ここの裏手から登山道になります。公共交通機関一辺倒の私にとって、このようにアクセスの良い山は有難いです。
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バス停から少し歩くと明王院という古刹があって、ここの裏手から登山道になります。公共交通機関一辺倒の私にとって、このようにアクセスの良い山は有難いです。
山名は「ブナ」ですが、しばらくはスギの植林帯が続きます。植林といえば、場所によっては放置されて荒れているところも多いですが、ここはきれいに枝打ちされた美林です。
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山名は「ブナ」ですが、しばらくはスギの植林帯が続きます。植林といえば、場所によっては放置されて荒れているところも多いですが、ここはきれいに枝打ちされた美林です。
いつの間にか植林帯を抜けて天然林になります。なかなかの急坂、鈴鹿に似ているなと思います。
このあたりから、小バエのような虫がやたらと多くなります。
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いつの間にか植林帯を抜けて天然林になります。なかなかの急坂、鈴鹿に似ているなと思います。
このあたりから、小バエのような虫がやたらと多くなります。
急坂を登っていくと、「積雪期ルート」と「無雪期ルート」の分岐があります。どう違うのか分かりませんが、ここは素直に「無雪期」へ進みます。
相変わらず虫が多く、うっとうしいのなんの…。
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急坂を登っていくと、「積雪期ルート」と「無雪期ルート」の分岐があります。どう違うのか分かりませんが、ここは素直に「無雪期」へ進みます。
相変わらず虫が多く、うっとうしいのなんの…。
虫を追い払いながら、御殿山に辿り着きました。本日一つ目のピークです。数名の方が休憩されています。
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虫を追い払いながら、御殿山に辿り着きました。本日一つ目のピークです。数名の方が休憩されています。
本日の目的地、武奈ヶ岳を眺めます。まだしばらく歩かされそうです。
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本日の目的地、武奈ヶ岳を眺めます。まだしばらく歩かされそうです。
御殿山からは、いったん下りになります。急登で稼いだ高度が勿体ないです。
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御殿山からは、いったん下りになります。急登で稼いだ高度が勿体ないです。
下りきった鞍部が「ワサビ峠」、こんなところでワサビが採れるとは思えませんが、どのような言われがあるんでしょうかね?
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下りきった鞍部が「ワサビ峠」、こんなところでワサビが採れるとは思えませんが、どのような言われがあるんでしょうかね?
ワサビ峠から登り返すと、樹林帯を抜けて展望が開けます。山頂に着くのも嬉しいですが、こういう時もまた嬉しいものです。
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ワサビ峠から登り返すと、樹林帯を抜けて展望が開けます。山頂に着くのも嬉しいですが、こういう時もまた嬉しいものです。
青空の下の快適な散歩道です。既視感のある風景…四国の剣山や、鈴鹿の竜ヶ岳を思い出します。
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青空の下の快適な散歩道です。既視感のある風景…四国の剣山や、鈴鹿の竜ヶ岳を思い出します。
はぁ〜、山はいいなぁ…。
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はぁ〜、山はいいなぁ…。
ふぅ〜、あと一息…。
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ふぅ〜、あと一息…。
山頂が近付いてきたようです。
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山頂が近付いてきたようです。
山頂に着きました。比良山系最高峰、老若男女、ざっと30名くらいの方が休憩されています。
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山頂に着きました。比良山系最高峰、老若男女、ざっと30名くらいの方が休憩されています。
山頂から東側の展望です。手前の山並みを隔てて、琵琶湖が拡がっています。遠景に見えているのは沖島あたりでしょうか。
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山頂から東側の展望です。手前の山並みを隔てて、琵琶湖が拡がっています。遠景に見えているのは沖島あたりでしょうか。
目を転じて北側の展望。こちらも琵琶湖が茫洋と拡がっています。竹生島がぽつんと浮かんでいて、写真では判り難いですが、薄い雲のなかに伊吹山が霞んでいます。
それにしても、この広さ、「湖」の概念を大きく超えています。瀬戸内海よりも雄大な感じ…琵琶湖は広いな大きいな♪
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目を転じて北側の展望。こちらも琵琶湖が茫洋と拡がっています。竹生島がぽつんと浮かんでいて、写真では判り難いですが、薄い雲のなかに伊吹山が霞んでいます。
それにしても、この広さ、「湖」の概念を大きく超えています。瀬戸内海よりも雄大な感じ…琵琶湖は広いな大きいな♪
さて、ここで昼食にしましょう。
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さて、ここで昼食にしましょう。
まず、麺を茹でます。
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まず、麺を茹でます。
つぎに、カレーを温めます。
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つぎに、カレーを温めます。
麺の横にカレーをいれて…
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麺の横にカレーをいれて…
…チーズを載せて、適当カレーパスタのできあがり。
味はそこそこだったけど、チーズのとろみで、あんかけスパのようになってしまいました。まぁいいけど。
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…チーズを載せて、適当カレーパスタのできあがり。
味はそこそこだったけど、チーズのとろみで、あんかけスパのようになってしまいました。まぁいいけど。
さて、下山にかかりますか。
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さて、下山にかかりますか。
往路は右手から登ってきましたが、帰路は左手に道を取ります。きょうは比良山系をひとまたぎです。
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往路は右手から登ってきましたが、帰路は左手に道を取ります。きょうは比良山系をひとまたぎです。
天然林のなかを、坦々と下ります。
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天然林のなかを、坦々と下ります。
しばらく下ると、少し開けた草原に出ます。閉鎖されて久しいスキー場の跡とのことで、かつては賑わったであろうゲレンデも、もとの自然に還りつつあります。つわものどもが夢のあと。
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しばらく下ると、少し開けた草原に出ます。閉鎖されて久しいスキー場の跡とのことで、かつては賑わったであろうゲレンデも、もとの自然に還りつつあります。つわものどもが夢のあと。
近くに、八雲ヶ原という小さな湿原があります。尾瀬をミニチュアにしたようで、ちゃんと木道も整備されています。
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近くに、八雲ヶ原という小さな湿原があります。尾瀬をミニチュアにしたようで、ちゃんと木道も整備されています。
八雲ヶ原からは少し登り返しとなります。
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八雲ヶ原からは少し登り返しとなります。
登り詰めたところが北比良峠、ここも開けた草原です。本日最後のピークです。
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登り詰めたところが北比良峠、ここも開けた草原です。本日最後のピークです。
ここからも琵琶湖の展望が拡がっています。標高は低くなりましたが、そのぶん、湖面との距離が近付いてきました。…でも、どうみても「湖」じゃなくて「海」だよなぁ…。滋賀県の旧国名が「おうみ」なのが頷けます。
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ここからも琵琶湖の展望が拡がっています。標高は低くなりましたが、そのぶん、湖面との距離が近付いてきました。…でも、どうみても「湖」じゃなくて「海」だよなぁ…。滋賀県の旧国名が「おうみ」なのが頷けます。
北比良峠からしばらく下ると小さな沢を渡ります。この沢も琵琶湖に流れ込むのでしょうか。ここからは沢沿いの緩やかな道になります。
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北比良峠からしばらく下ると小さな沢を渡ります。この沢も琵琶湖に流れ込むのでしょうか。ここからは沢沿いの緩やかな道になります。
イン谷口まで下りてきました。ここにはバス停があるのですが、本数はひじょうに少なく、そのまま歩くことにします。
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イン谷口まで下りてきました。ここにはバス停があるのですが、本数はひじょうに少なく、そのまま歩くことにします。
眼前に琵琶湖を眺めつつ、しばらく一般道をとぼとぼ歩きます。
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眼前に琵琶湖を眺めつつ、しばらく一般道をとぼとぼ歩きます。
そして、きょうのゴール「天然温泉比良とぴあ」に辿り着きました。ふぅ、きょうも無事終了。一浴してさっぱり。
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そして、きょうのゴール「天然温泉比良とぴあ」に辿り着きました。ふぅ、きょうも無事終了。一浴してさっぱり。
ここからは送迎バスで比良駅まで送って頂きます。有難いことです。
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ここからは送迎バスで比良駅まで送って頂きます。有難いことです。
比良駅から、きょう横断してきた比良山系を振り返ります。
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比良駅から、きょう横断してきた比良山系を振り返ります。
さて、帰りましょう。
帰路は山科経由ではなく、湖西線を北上して、近江塩津から米原に出ました。きょうは琵琶湖を一周したことになりました。
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さて、帰りましょう。
帰路は山科経由ではなく、湖西線を北上して、近江塩津から米原に出ました。きょうは琵琶湖を一周したことになりました。
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