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Yamareco

記録ID: 1248186
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
アジア

キナバル山

2017年09月08日(金) 〜 2017年09月09日(土)
 - 拍手
体力度
7
1〜2泊以上が適当
GPS
29:14
距離
16.4km
登り
3,484m
下り
3,487m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

【1日目】
ティンポホンゲート10:25-15:35ペンダントハット
【2日目】
ペンダントハット2:40-3:55サヤサヤ小屋4:10-5:50ロウズピーク6:15-?ヴィアフェラータ起点-ビアフェラータ終点11:25-11:40ペンダントハット12:10-15:40ディンポホンゲート
過去天気図(気象庁) 2017年09月の天気図
アクセス
キナバル山へ向けて
2017年09月08日 09:12撮影 by  E-M10MarkII, OLYMPUS CORPORATION
9/8 9:12
キナバル山へ向けて
公園本部に着いた時には、キナバル山は雲に覆われてしまった
2017年09月08日 09:34撮影 by  E-M10MarkII, OLYMPUS CORPORATION
9/8 9:34
公園本部に着いた時には、キナバル山は雲に覆われてしまった
公園本部で手続きを済ます
2017年09月08日 09:34撮影 by  E-M10MarkII, OLYMPUS CORPORATION
9/8 9:34
公園本部で手続きを済ます
こんな入山証をもらう
2017年09月08日 10:30撮影 by  E-M10MarkII, OLYMPUS CORPORATION
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9/8 10:30
こんな入山証をもらう
ティンポホンゲートまで車で移動。ここから登山開始
2017年09月08日 10:25撮影 by  E-M10MarkII, OLYMPUS CORPORATION
9/8 10:25
ティンポホンゲートまで車で移動。ここから登山開始
樹林内の山道が続く
2017年09月08日 10:33撮影 by  E-M10MarkII, OLYMPUS CORPORATION
9/8 10:33
樹林内の山道が続く
小さな滝
2017年09月08日 10:34撮影 by  E-M10MarkII, OLYMPUS CORPORATION
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小さな滝
2017年09月08日 10:38撮影 by  E-M10MarkII, OLYMPUS CORPORATION
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2017年09月08日 10:55撮影 by  E-M10MarkII, OLYMPUS CORPORATION
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2017年09月08日 11:04撮影 by  E-M10MarkII, OLYMPUS CORPORATION
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9/8 11:04
途中、休憩所が何箇所かある
2017年09月08日 13:14撮影 by  E-M10MarkII, OLYMPUS CORPORATION
9/8 13:14
途中、休憩所が何箇所かある
宿泊するペンダントハウス
2017年09月08日 17:59撮影 by  TG-3, OLYMPUS IMAGING CORP.
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宿泊するペンダントハウス
中でヴィアフェラータのレクチャーを受ける
2017年09月08日 17:01撮影 by  E-M10MarkII, OLYMPUS CORPORATION
9/8 17:01
中でヴィアフェラータのレクチャーを受ける
2017年09月08日 17:48撮影
9/8 17:48
ふと外を見ると、きれいな雲が広がる
2017年09月08日 18:09撮影
9/8 18:09
ふと外を見ると、きれいな雲が広がる
2017年09月08日 18:16撮影 by  TG-3, OLYMPUS IMAGING CORP.
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2017年09月08日 18:17撮影 by  TG-3, OLYMPUS IMAGING CORP.
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夕食はビュッフェスタイル。おいしかった
2017年09月08日 18:34撮影 by  TG-3, OLYMPUS IMAGING CORP.
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夕食はビュッフェスタイル。おいしかった
その他のメニュー
2017年09月08日 18:10撮影 by  TG-3, OLYMPUS IMAGING CORP.
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その他のメニュー
ビールもあるが、25RM(約650円)と高い
2017年09月08日 18:10撮影 by  TG-3, OLYMPUS IMAGING CORP.
9/8 18:10
ビールもあるが、25RM(約650円)と高い
早朝2時半よりピークへ向けて歩き始める
2017年09月09日 02:43撮影 by  TG-3, OLYMPUS IMAGING CORP.
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早朝2時半よりピークへ向けて歩き始める
月夜
2017年09月09日 02:22撮影 by  E-M10MarkII, OLYMPUS CORPORATION
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月夜
振り返ると村の明かりが点々と見える
2017年09月09日 03:18撮影 by  E-M10MarkII, OLYMPUS CORPORATION
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振り返ると村の明かりが点々と見える
2017年09月09日 03:32撮影 by  E-M10MarkII, OLYMPUS CORPORATION
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スラブ帯に入る
2017年09月09日 03:44撮影 by  E-M10MarkII, OLYMPUS CORPORATION
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スラブ帯に入る
サヤッサヤッ小屋
2017年09月09日 04:08撮影 by  E-M10MarkII, OLYMPUS CORPORATION
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サヤッサヤッ小屋
2017年09月09日 04:10撮影 by  E-M10MarkII, OLYMPUS CORPORATION
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2017年09月09日 04:42撮影 by  E-M10MarkII, OLYMPUS CORPORATION
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2017年09月09日 04:46撮影 by  E-M10MarkII, OLYMPUS CORPORATION
9/9 4:46
2017年09月09日 04:54撮影 by  E-M10MarkII, OLYMPUS CORPORATION
9/9 4:54
2017年09月09日 05:25撮影 by  E-M10MarkII, OLYMPUS CORPORATION
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2017年09月09日 05:33撮影 by  E-M10MarkII, OLYMPUS CORPORATION
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2017年09月09日 06:01撮影 by  E-M10MarkII, OLYMPUS CORPORATION
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2017年09月09日 06:05撮影 by  E-M10MarkII, OLYMPUS CORPORATION
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頂上。残念ながら雲の中
2017年09月09日 06:16撮影 by  E-M10MarkII, OLYMPUS CORPORATION
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頂上。残念ながら雲の中
2017年09月09日 06:21撮影 by  E-M10MarkII, OLYMPUS CORPORATION
9/9 6:21
一時的に晴れ間がさす。頂上を振り返る
2017年09月09日 06:33撮影 by  E-M10MarkII, OLYMPUS CORPORATION
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9/9 6:33
一時的に晴れ間がさす。頂上を振り返る
2017年09月09日 06:33撮影 by  E-M10MarkII, OLYMPUS CORPORATION
9/9 6:33
2017年09月09日 06:34撮影 by  E-M10MarkII, OLYMPUS CORPORATION
9/9 6:34
帰りのスラブ帯。登りの時は暗くてよく分からなかったが、とにかく広い
2017年09月09日 06:37撮影 by  E-M10MarkII, OLYMPUS CORPORATION
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9/9 6:37
帰りのスラブ帯。登りの時は暗くてよく分からなかったが、とにかく広い
ヴィアフェラータ開始
2017年09月09日 07:23撮影 by  TG-3, OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/9 7:23
ヴィアフェラータ開始
2017年09月09日 07:27撮影 by  TG-3, OLYMPUS IMAGING CORP.
9/9 7:27
2017年09月09日 07:33撮影 by  TG-3, OLYMPUS IMAGING CORP.
9/9 7:33
2017年09月09日 07:41撮影 by  TG-3, OLYMPUS IMAGING CORP.
9/9 7:41
2017年09月09日 07:57撮影 by  TG-3, OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/9 7:57
2017年09月09日 08:09撮影 by  TG-3, OLYMPUS IMAGING CORP.
9/9 8:09
吊り橋
2017年09月09日 08:40撮影 by  TG-3, OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/9 8:40
吊り橋
ロープ橋
2017年09月09日 08:53撮影 by  TG-3, OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/9 8:53
ロープ橋
樹林帯に降りると、リスが出迎えてくれた
2017年09月09日 09:33撮影 by  TG-3, OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/9 9:33
樹林帯に降りると、リスが出迎えてくれた
2017年09月09日 10:09撮影 by  TG-3, OLYMPUS IMAGING CORP.
9/9 10:09
小屋が近づいてきた
2017年09月09日 10:10撮影 by  TG-3, OLYMPUS IMAGING CORP.
9/9 10:10
小屋が近づいてきた
ヴィアフェラータゴール
2017年09月09日 10:52撮影 by  TG-3, OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/9 10:52
ヴィアフェラータゴール

感想

【事前】
・個人手配をした方が安上りなので、いろいろとインターネットで調べてみたが、今回はツアー会社に頼むことにした。BorneoTrailsさん。日本人の担当者がいて、手配や質問は、日本語でOK。
・これも迷ったけれど、アクティビティー「ヴィアフェラータ」にも参加することにした。
※「ヴィアフェラータ」(イタリア語で「鉄の道」)とは、ワイヤーロープやはしご、歩道や吊り橋のように固定された設備が整っている登山コースのこと。キナバル山のコースは世界で最も標高の高い所にあり、ギネスブックにも認定されている。
・料金は一式2500RM(約63,000円)。それ以外に使ったのは、下山後のジュースとビールくらい。
【1日目】
・前日はコタキナバルに宿泊。ピックアップの時間は7時。それまでにパッキング、チェックアウトを済ます。登山に不要な荷物は宿に預かってもらった。
・その後、他の客のピックアップのため何軒かのホテルを回り、キナバルへ向かう。朝のうちは晴れていて、道中、山の形もくっきり見える。キナバル山はゴツゴツして、かっこいい。
・公園本部到着は9時半頃。その頃には雲がかかってしまい、キナバル山は全く見えなくなってしまった。
・公園本部での手続きは旅行会社の現地スタッフがやってくれる。紙へ記入し、入山許可証と弁当を受け取る。ガイドの引き合わせを受け、公園のミニバンに乗車してティンポホンゲートへ向かう。
・ゲートでチェックを受け、10時半頃、登山開始。
・延々と樹林内の急な登りが続く。
・30〜60分毎に休憩所がある。トイレと東屋とゴミ箱がある。途中の休憩所でもらった弁当で昼食。
・上から降りてくる人たちは、みんな雨具を着ている。上の方は雨なのかと心配していたら、案の定、途中から雨が降り出してくる。
・雨の中ひたすら歩き、15時半頃にようやくペンダントハット小屋に到着。所要約5時間。結構疲れた。
・ヴィアフェラータの説明会は16時から。着ているものは濡れてしまっていたので、風邪をひかないように急いで着替えを済ませる。
・小屋では水、お湯が自由に使える。インスタントコーヒーやティーパックも置いてある。冷えた体に温かい紅茶はありがたい。
・説明会ではコースの概要や、ハーネル、カラビナの使い方のレクチャーを受ける。ヴィアフェラータではちょっと特殊なカラビナ・ワイヤーが使われている。
・途中休憩を挟んで19時頃説明会終了。結構、長かった。
・夕食は、別の小屋ラバンラタへ移る。
・食堂から外を見てみると、雲がとてもきれい。
・夕食はビュッフェスタイル。品数もいろいろあって、味もよかった。売店を見たらビールを売っていたけれど25RM(約630円)と高い。頑張って担ぎ上げたビールを飲む。
・ペンダントハットに戻る。翌朝も早いので早目に就寝。
・夜半、雨が強くなってくる。

【2日目】
・朝1:30起床し、簡単に朝食を済ます。
・あたりはまだ真っ暗。満月。月明りが心地よい。
・2時半に小屋前のゲートが開き、登山開始。
・しばらくは樹林内の急登。登り始めてすぐの急登はやっぱりつらい。
・30分強登った所に展望台がある山麓の村々の明かりが点々と見える。休憩。
・樹林帯を抜け、階段を上るとスラブ帯に入る。
・すぐにサヤッサヤッ小屋。チェックポイントでのチェックを受ける。
・その先もスラブ帯。真っ暗なので、周囲が全く見えないが、延々と続く。途中ロープ場もある。雨で濡れて滑りやすい箇所もあり、慎重に進む。
・斜面を登りきると、頂上が見えてくる。そこから先は道もゆるやかで気持ちよく歩ける。
・空も少しづつ明るくなってくる。雲も晴れてきた。
・6時前、頂上到着。すでに人がたくさん。残念ながら、着いた時にはまた雲が広がってしまっていた。日の出も見れず。
・ほんの何度か雲も晴れ、キナバル山頂付近のゴツゴツした岩や崖を見ることができた。迫力ある。
・少し下ってヴィアフェラータ開始地点でガイドと合流。
・ヘルメット、ハーネス、ロープを準備して7時20分、ヴィアフェラータ開始。ヴィアフェラータに必要な装備は、ガイドが起点まで担ぎ上げてくれている。
・今回は客3人ガイド1人の4人パーティー。なぜか私が先頭を行くことになってしまった。
・始まって早々、急な斜面を岩盤に打ち込まれたステップを頼りに下りていく。ガスのせいで下が全く見えず、ロープで確保されているとは言えやっぱり怖い。
・トラバースでは、ロープにもっと体を預けるように言われる。その方が楽なのは頭では分かるが、なかなか怖くて中途半端になってしまう。
・慣れてくると、どんどん楽しくなってくる。
・途中、吊り橋やロープ橋もある。とても緊張したが、やっぱり楽しい。
・9時半頃、ようやく樹林帯まで下りてくる。装備を解いて一休み。それまでの間、休めるような場所もなかった。
・しばらく樹林内を歩くと、下方に小屋が見えてくる。そこから直接下りられるのかと思ったら、今度はヴィアフェラータで登山道まで登らなかればならないみたい。
・登りは怖くはないが、体力的に結構しんどい。
・最後のガケを登り、11時頃、無事ゴールに到着。たっぷりと3時間半、十分に楽しめた。
・小屋に向けて下る。雨のせいで道もぬかるんでいて、下りも結構しんどい。
・11:40、小屋に到着。ここまでで十分、一日を満喫した気分。これからまだティンポホンゲートまで歩かなければならないと思うと気が重い。
・小屋で遅めの朝食。荷物をまとめて13時前に出発。
・ひたすら下って約3時間、16時前にティンポホンゲートに到着。
・ゲートから公園本部へは車で移動。
・下山が思ったより遅くなってしまったので、車はどうなっているのか心配していたけれど、タクシーを手配してくれていたみたい。
・弁当を受け取り、ビールとジュースを買って、タクシーの中で食事しながら帰路につく。

天気が悪く、展望はほとんどきかなかったけれど、大スラブ帯や初のヴィアフェラータをたっぷりと楽しめました。

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