岐阜の山をあるく#103 手強き岩山錫杖岳
- GPS
- 08:39
- 距離
- 7.7km
- 登り
- 1,323m
- 下り
- 1,303m
コースタイム
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
槍見館裏手よりクリア谷と錫杖沢合流点までは笠ヶ岳からの実線ルートでもあるので、クリア谷の渡渉ポイント(地図上の『穴滝』)の上部を除いて通行に問題はありません。 錫杖沢合流点から標高1500m付近までは錫杖沢を左手に見ながら巻くように道が付けられてます。ただしこの道歩き易いですがエボシ岩の取付まで続くようなので錫杖岳に向かう場合は登り過ぎに注意が必要です。 ちょうど1500m付近で錫杖沢が二股に別れており、前記まで歩いた道を離れ沢に降ります(約1分)尚かつ対岸には巨大な岩があり直下でテントが張れるような雨宿りも出来る場所があります。この日は2張りテントが張られてました。 この二股は左に進み基本沢を登り詰めます。その先更に二股沢※1が別れ右の沢へ。次の二股は左へ。そこから一旦沢を離れ左側をトラバース再び※1沢の上部へはいります。この沢を登り詰めると背の高い笹藪に入り稜線に出ます。 その先山頂までの南尾根は西側を巻きながら、途中ザレ場(滑落注意)を越え南方に至ります。 錫杖沢より先は赤テープや南尾根は白リボンも所によりありそれらも広いながら進んでゆきます。 クリア谷の渡渉や大部分は沢を遡るので、当日の天候が良くても前日までに纏まった雨が降ったようなら登るべき山でないと感じました。 |
その他周辺情報 | 周辺に温泉は沢山あります 自身は明るい内に神岡に寄る予定があった事(日記参照)と翌日白木峰に登る為、富山県八尾市の入浴施設『八尾ゆめの森ゆうゆう館』により夕食と温泉を済ませました |
写真
感想
岐阜百山再開
当初は錫杖岳を意識しつつも蕎麦角・白木峰をこの日に登って2週間後に錫杖も視野に入れてましたが当日も天気予報が良く前日も晴れだったのでチャンスと思い錫杖にしました。本来は家庭の事情で日帰りで帰らなければいけない所ですが、妻にワガママ言って日曜日の昼までに帰宅することを条件に1日半時間をもらい7月に雨で行き損ねたアプローチの長い白木峰を翌日早朝に計画をし関を後にしました。朝子供を駅まで送らないといけない用もあったため、それでも思っていたより早く着いて8時過ぎにスタート、錫杖岳に日帰りで登って降りるには遅い出発です。
クリア谷の渡渉が最初の核心部となりましたが対岸へ渡り切る手前がポイント探しに悩みましたが何とかドボンせずに通過ここは下山の時には1〜2m上流に引っかかった流木があったのでこちらのポイントのほうが難なく渡れました。
そしていよいよ錫杖沢へ。分岐の所に何張りかテントが張られてましたが
クライマーさんのようです。
錫杖沢を左に見ながら樹林の中の道を登って行きますが行き過ぎに気がつき直ぐに引き返す。冬八ッでの大同心の苦い思い出が甦りました(^^;)
ヤマレコmapで現在地と進路を確認、無事軌道修正。
沢を登って行きますがルート取りに悩みながら、濡れた石でスリップし無いよう足元にも気を配り難しいところは藪の中に入り込んだりしてとても登り甲斐があります。
この時間帯は振り返れば西穂稜線も見えるので絶景が励みにもなります。
途中右手には岩の殿堂エボシ岩を登っているクライマーさんを見つけます。
あんな垂直の岩をよく登るなと関心しました。
沢を登り詰めるに従い沢の水量もだんだん減り稜線に近づくと急登の笹藪ゾーンに入りますが踏み跡もしっかりとあり心理的に藪漕ぎに慣れてしまってるのででなんてこと無い。
稜線に入ると右に曲がり稜線を左側へ巻きながら進んでゆく。
基本踏み跡のある道が続くがわかりにく所もあるのでリボンも拾いながら歩くと山頂に着く。何とか目標の13時に到着、登り5時間掛かった。
そしてこれまで道中誰ともすれ違わなかったがここで始めて登山で来た若い男子のパーティーと出会った。
遅めの食事をして折角なのでピッケルと写真を撮って貰い名残惜しいが17時には車に戻りたかったので足早に下山した。
中々登り応えのある錫杖岳、急斜面が多く普段使わない筋肉(脂肪かな)を使ったため翌朝の白木峰で苦しむ事になろうとはこの時知る由も無かった。
コメント
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