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Yamareco

記録ID: 1254226
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

北岳-小太郎山

2017年09月09日(土) 〜 2017年09月10日(日)
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天候 9/9 晴れ時々くもり 9/10 ガス のち 晴れ
過去天気図(気象庁) 2017年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
芦安の市営駐車場前乗り、確か22:30頃に到着して、第3駐車場ぎりぎりでした。久しぶりの好天予想で集中したようです。9/9 4:40 バス乗り場で芦安発の4台目のバスで座って行けました。バスの乗る順番は増発のバスも含めて、まず、先着順に座らせて、次に立ち席で均等に詰め込む感じでした。この日は始発で全員乗れたかどうかは分かりません。5:30発も含めると乗れていたたような気もします。
コース状況/
危険箇所等
小太郎山往復 道は分かりにくいことはありませんが、時々、どっちだろうと思うことはありました。そのような場合、周りを見渡せば、すぐに見つかりました。木々の多い場所の方が分かりやすいですが、やや道を塞ぎ気味のところもありました。尾根、もしくは尾根のやや西側(小太郎山に向かって左側)を進むことが多いです。青いテープが良い目印になりました。古そうな黄色や赤のペンキのマーカーもあります。
その他周辺情報 韮崎旭温泉、600円。ややぬるめの炭酸水素泉でじっとしていると小さな泡がついてきます。露天風呂はありません。
スタートのいつもの光景。北岳に少し雲がかかっているけど天気は良さそう。
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スタートのいつもの光景。北岳に少し雲がかかっているけど天気は良さそう。
二股近く、ハンゴンゾウのお出迎えです。
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二股近く、ハンゴンゾウのお出迎えです。
二股、到着。北岳の雲が厚くなってきたような…
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二股、到着。北岳の雲が厚くなってきたような…
バットレスはすごい迫力。今日も登っておられる方がいます。
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バットレスはすごい迫力。今日も登っておられる方がいます。
八本歯のコル、到着。間ノ岳が見えて、いい感じ。
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八本歯のコル、到着。間ノ岳が見えて、いい感じ。
トラバース道は閉鎖中。山頂下の吊尾根分岐まで登らなくてはなりません。
トラバース道は閉鎖中。山頂下の吊尾根分岐まで登らなくてはなりません。
山頂は明日行くのでパス。北岳山荘へ向かいます。
この日はテント場も大賑わい。”しばらく前に熊が出たので小屋近くにテントを設営してください”とスタッフの方がおっしゃっていました。びびります。
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山頂は明日行くのでパス。北岳山荘へ向かいます。
この日はテント場も大賑わい。”しばらく前に熊が出たので小屋近くにテントを設営してください”とスタッフの方がおっしゃっていました。びびります。
ガスに包まれ、夕景、夜景、日の出もあきらめ、朝の出発となりました。
ガスに包まれ、夕景、夜景、日の出もあきらめ、朝の出発となりました。
しばらくすると日が出てきて、
しばらくすると日が出てきて、
山頂方面も見え始めてきました。山頂での眺望の期待が膨らみます。
山頂方面も見え始めてきました。山頂での眺望の期待が膨らみます。
北岳山頂、到着。
ガスに覆われ、期待のふくらみが頬のふくらみに変わります。
もお、晴れの予報なのに!
北岳山頂、到着。
ガスに覆われ、期待のふくらみが頬のふくらみに変わります。
もお、晴れの予報なのに!
とりあえず、山頂の標識。
とりあえず、山頂の標識。
三角点は”白根岳”三等です。
付近の一等は甲斐駒ケ岳、二等は仙丈ヶ岳、観音岳、農鳥岳です。どーして?まあ、三角点の等級は高さだけから決める訳ではないのでしょう。
三角点は”白根岳”三等です。
付近の一等は甲斐駒ケ岳、二等は仙丈ヶ岳、観音岳、農鳥岳です。どーして?まあ、三角点の等級は高さだけから決める訳ではないのでしょう。
肩の小屋まで来てもガスの中。
肩の小屋まで来てもガスの中。
小太郎山分岐まで来るとガスの下。小太郎山がギリギリ見えています。
小太郎山分岐まで来るとガスの下。小太郎山がギリギリ見えています。
ゆっくりと高度を下げ進みます。前小太郎山が大きくなってきました。しかし、まだ、高度を下げることにがっかり。
ゆっくりと高度を下げ進みます。前小太郎山が大きくなってきました。しかし、まだ、高度を下げることにがっかり。
前小太郎山、到着。地蔵のオベリスクの頭がぎりぎり見えています。
前小太郎山、到着。地蔵のオベリスクの頭がぎりぎり見えています。
小太郎山へはこんな感じ。まだ、ちょこっと下って、登り返さなければなりません。
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小太郎山へはこんな感じ。まだ、ちょこっと下って、登り返さなければなりません。
途中、富士山もちょこっと見えていました。
途中、富士山もちょこっと見えていました。
小太郎山、到着。注意です、この標識は倒れます。すみません、一回、倒してしまいました。右の標柱は三等三角点”小太郎岳”です。名前もえらそうだし、北岳頂上と同格です。
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小太郎山、到着。注意です、この標識は倒れます。すみません、一回、倒してしまいました。右の標柱は三等三角点”小太郎岳”です。名前もえらそうだし、北岳頂上と同格です。
北岳方面(南)。
北岳方面(南)。
北岳up。左にある頂上がまだガスに隠れています。
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北岳up。左にある頂上がまだガスに隠れています。
甲斐駒方面(北)。
甲斐駒方面(北)。
甲斐駒up。右はアサヨ峰、左手前は栗沢山、画像のさらに左奥に鋸岳。鋸岳は前の画像でご覧ください。
甲斐駒up。右はアサヨ峰、左手前は栗沢山、画像のさらに左奥に鋸岳。鋸岳は前の画像でご覧ください。
仙丈ケ岳方面(西北西)。
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仙丈ケ岳方面(西北西)。
仙丈ケ岳から横川岳の稜線。昨年、仙塩尾根を歩いた時に通りました。
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仙丈ケ岳から横川岳の稜線。昨年、仙塩尾根を歩いた時に通りました。
鳳凰三山方面(東)。ここからはオベリスクは高嶺に隠れてしまっています。
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鳳凰三山方面(東)。ここからはオベリスクは高嶺に隠れてしまっています。
さて、戻ります。北岳の頂上(左側のピーク)も見えてきました。手前は前小太郎山。
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さて、戻ります。北岳の頂上(左側のピーク)も見えてきました。手前は前小太郎山。
前小太郎山の北西側は切れ落ちています。ルートはその隣。画像で見ると怖いですが、あまり怖さは感じませんでした。しかし、注意して進みましょう。
前小太郎山の北西側は切れ落ちています。ルートはその隣。画像で見ると怖いですが、あまり怖さは感じませんでした。しかし、注意して進みましょう。
前小太郎山からの北岳。来るときには頂上が見えていませんでしたが、帰るときにはきれいに見えていました。
それにしても、分岐は遠いし、高いなー。
前小太郎山からの北岳。来るときには頂上が見えていませんでしたが、帰るときにはきれいに見えていました。
それにしても、分岐は遠いし、高いなー。
小太郎山にも別れを告げ、戻ります。
小太郎山にも別れを告げ、戻ります。
途中からの鳳凰三山は正面を向き、どっしりとした感じで立派です。オベリスクも見えているし、いい感じです。
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途中からの鳳凰三山は正面を向き、どっしりとした感じで立派です。オベリスクも見えているし、いい感じです。
分岐近くに戻って小太郎山up。いい感じの稜線です。
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分岐近くに戻って小太郎山up。いい感じの稜線です。
分岐まで戻ってきました。行きは1:10、休憩0:20、帰りは1:40くらいでした。北岳のメインルートとは趣が異なり、静かで伸びやかな感じで楽しむことができました。
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分岐まで戻ってきました。行きは1:10、休憩0:20、帰りは1:40くらいでした。北岳のメインルートとは趣が異なり、静かで伸びやかな感じで楽しむことができました。
白根御池まで下ってきました。
白根御池まで下ってきました。
白根御池と言えば、これ、ソフトクリームです、500円。ピーチを選択しました。もも感がすごく、とてもおいしく頂きました。次はバニラを試しましょう。
白根御池と言えば、これ、ソフトクリームです、500円。ピーチを選択しました。もも感がすごく、とてもおいしく頂きました。次はバニラを試しましょう。
広河原に戻ってきました。
今回も楽しかったです、ありがとう。
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広河原に戻ってきました。
今回も楽しかったです、ありがとう。
アカイシリンドウ まずは、この時期のリンドウ科のお花3種です。3種の中では一番大柄で背が高いです。見ごろはもう少し早い時期の感じでした。
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アカイシリンドウ まずは、この時期のリンドウ科のお花3種です。3種の中では一番大柄で背が高いです。見ごろはもう少し早い時期の感じでした。
サンプクリンドウ 3種の中では一番小柄、前に見たときはアカイシリンドウの方が目立っていたのですが、今回はこちらの方が花数が多く、目立っていました。
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サンプクリンドウ 3種の中では一番小柄、前に見たときはアカイシリンドウの方が目立っていたのですが、今回はこちらの方が花数が多く、目立っていました。
ヒメセンブリ 3種の中では一番華やか、前に見たときは見つけるのが最も難しかったのですが、今回は時期のせいか、日差しのせいかよく目に留まり、花数も多い感じでした。ちなみに、前回は数年前の9/4でした。
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ヒメセンブリ 3種の中では一番華やか、前に見たときは見つけるのが最も難しかったのですが、今回は時期のせいか、日差しのせいかよく目に留まり、花数も多い感じでした。ちなみに、前回は数年前の9/4でした。
チョウノスケソウの綿毛 チングルマに比べて茶色っぽいですね。小判のような葉が特徴的です。
チョウノスケソウの綿毛 チングルマに比べて茶色っぽいですね。小判のような葉が特徴的です。
タカネマンテマ また、この花も見に行きたい。
タカネマンテマ また、この花も見に行きたい。
ミヤマウズラ ぽつんと咲いていました。見る角度により豚の鼻のようにも見えます。
ミヤマウズラ ぽつんと咲いていました。見る角度により豚の鼻のようにも見えます。
アオキラン 今回、初めて見ることができ、最も出会いたかった花です。とても、見つけにくいお花です。もっと花付きがよさそうな見ごろが終わった株もありました。
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アオキラン 今回、初めて見ることができ、最も出会いたかった花です。とても、見つけにくいお花です。もっと花付きがよさそうな見ごろが終わった株もありました。
アオキランup また、会うことができるかな?
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アオキランup また、会うことができるかな?

感想

今回は希少な花を掲載したため、GPS log、コースタイムは省かせて頂きました。画像を見れば、どのようなコースを進んだか分かると思いますのでよろしくお願いします。
今回は小太郎山のピークハント、小太郎山からの眺望、北岳山頂からの眺望、花4種、星景チャレンジ、白根御池小屋のソフトと盛りだくさんの目標を持って臨みました。
北岳登頂は5回目になりますが、初めて、頂上からの眺望なしとなってしまいました。また、いつも日の出を見ることができていたのですが、夕暮れから朝までガスっぽくて、星景チャレンジも不発に終わりました。天気は晴れの予報だったのに orz.
しかし、他の項目は達成できたので、割合としては合いませんが、気持ち的には満足度90%で充実した山行となりました。
小太郎山へのルートは北岳のメインルートとは趣が異なり、短いながら岩があったり、藪漕ぎ風であったり、変化に富んで楽しい道でした。また、四方を百名山に囲まれて眺望も素晴らしいものでした。鳳凰山は正対した感じで、谷底から頂上まで見えているので堂々とした印象でよかったです。また、北岳を北方から見上げるところはここしかありません。唯一のビューポイントですね。富士山も時々見えていて、小太郎山からも見ることができるのですが、残念ながら今回は見ることができませんでした。
北岳は登りごたえがあり、花の種類、数ともに見ごたえがあり魅力的な山です。しかし、頂上からの眺望がクリアーだったことは無く、再チャレンジしなければならない気分です。キタダケソウや他の花々も、また、見に行きたいし、ボーコン沢の頭からの北岳の眺めや、白根御池小屋のソフトのバニラなど目標を設定して、また、臨みたいと思います。

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