八海山(山頂駅〜鎖コース〜入道岳〜迂回コース〜山頂駅)-鎖天国

2017年09月16日(土) [日帰り]

• GPS: 05:58
• 距離: 8.6km
• 登り: 870m
• 下り: 877m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:52
• 休憩: 1:05
• 合計: 5:57

8:15 八海山ロープウェイ山頂駅
9:00 9:06 女人堂
9:36 9:40 八海山（薬師岳）
9:46 9:56 千本檜小屋
10:07 10:08 地蔵岳
10:46 10:48 八海山（大日岳）
10:54 10:54 八ツ峰迂回路分岐
11:17 11:48 八海山
12:09 12:09 八ツ峰迂回路分岐
12:22 12:23 千本檜小屋、新道、五竜岳分岐
12:50 12:51 千本檜小屋
12:56 12:58 八海山（薬師岳）
13:25 13:32 女人堂
14:12 八海山ロープウェイ山頂駅

天候

うす晴れ/うす曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

八海山ロープウェー第2駐車場 利用(無料)
ロープウェー大人往復\1,800→\1,300※
※モンベルクラブメンバーズカード提示で\500値引き！

コース状況／危険箇所等

全行程を通して道迷いの危険は無い。

【山頂駅〜女人堂】
一般的な登山道。前半は木道があって歩き易い。
後半ハシゴとちょっとしたアップダウンはあるが危険箇所は無い。
団体ツアー登山者や私服ハイカーが居るので頻繁に渋滞が起きる。

【女人堂〜千本檜小屋】
前半は特筆することもなく歩き易い。
後半は勾配がきつく、長い鎖場が出てくる(斜度はゆるい)。

【千本檜小屋〜大日岳(鎖ルート)】
鎖鎖鎖ハシゴ鎖鎖登って降りてまた登り…鎖天国！
地獄だと思う人は通らないようにしましょう。
目に見えて危ない道程が続き、常に緊張感が保たれるようなルート。
落ち着いて三点支持していけば意外と大丈夫です。景色は最高！

【大日岳〜入道岳】
笹道+尾根道歩き。鎖も無く、ここまで来た人なら何も問題無い。

【入道岳〜千本檜小屋(迂回ルート)】
悪路の一言。個人的には鎖ルートよりもむしろ危険だと思う。
草が生い茂っていて足場が悪く、藪漕ぎも必要になる。
ハシゴが笹に埋もれている場所を通る。危ないトラバースもある。
鎖ルート程ではないが鎖場も多い。決して簡単な道と思ってはいけない。

その他周辺情報

◆越後湯沢温泉 駒子の湯
〒949-6101 新潟県南魚沼郡湯沢町湯沢148
http://yuzawaonsen.com/wp/?page_id=86

民家風の素敵な外観の温泉。広い内湯がある。大人\500
のんびりできた。良いお湯でした。

写真

9/16 8:09

8:15 山頂駅からスタート。8時の始発便はほぼ満員だった。

9/16 8:16

ロープウェー登山の宿命。しばらくは行列。自分のペースでは歩けない。

9/16 8:31

道はなだらかで歩き易い。泥んこスリップだけ注意。

9/16 8:38

紅葉？ではないかな？でも色づいた葉がキレイ。

9/16 8:54

女人堂の手前に最初のハシゴがある

9/16 9:00

9:00 女人堂に到着。ちょっと休んで先へ。

9/16 9:18

展望が開けてくる。晴天ではないが綺麗な景色だ。

9/16 9:22

花も増えてくる。オニシオガマかな

9/16 9:27

オヤマリンドウ…だと思う

9/16 9:34

ハシゴの先に最初の鎖場登場

9/16 9:35

鎖が3本も。斜度はゆるいが岩が丸くて凹凸少なく滑りやすい。ここは下りで渋滞もあって地味に苦戦した。

9/16 9:37

9:36 薬師岳に到着。ここが8合目らしい。

9/16 9:41

薬師岳からは千本檜小屋がすぐ先に見える

9/16 9:46

9:46 千本檜小屋に到着。ここは9合目にあたる1650m。

9/16 9:56

案内図で全容を確認。八つ峰の名の通りここから8つものピークを越えていくことになる

9/16 10:00

これからあのコブに登るのか…！盛り上がってまいりました。

9/16 10:05

鎖ラッシュの始まり。とはいえ最初は軽いのでアップになる。

9/16 10:06

地蔵岳は変な形の奇岩。地蔵に見えるのか…？

9/16 10:07

10:07 地蔵岳(1/8)に到着。ここは初心者でも問題なくこられるだろう。

9/16 10:09

鎖鎖。まだ難所と呼ぶようなところは出てこない。

9/16 10:11

10:10 不動岳(2/8)に到着。ここまでは初心者でも来れるがこの先は難易度がグッと上がる。

9/16 10:11

こんな吹きさらしの場所に立派な石仏が。信仰のお山だなぁと感じる。

9/16 10:12

不動岳以降はずっと危険地帯…！緊張感がたまらない。

9/16 10:23

そして展望も素晴らしい！油断して落っこちない程度に景色を満喫しよう。

9/16 10:24

登り気味のトラバース。足場狭く左下は崖。

9/16 10:26

垂直まではいかないが斜度のキツイ登り。楽しいぞ。

9/16 10:27

ところどころで鎖渋滞が起きていた。その間は景色を楽しめば良い。

9/16 10:32

10:32 白川岳(4/8)に到着。七曜岳(3/8)はいつ通り過ぎた…？

9/16 10:33

釈迦岳(5/8)も越えた記憶が無いが、、下に迂回路が見えるので奥のあれは摩利支岳(6/8)だろう。

9/16 10:34

迂回路分岐

9/16 10:35

ハシゴが久々に登場。草に足を取られないように。

9/16 10:38

バリエーション豊かな鎖場は続く。振り返るとあんなところを超えてきたのかと思う。

9/16 10:39

10:39 摩利支岳(6/8)に到着。

9/16 10:41

摩利支岳の先に長めの下り。長い下りはどうしても渋滞する。

9/16 10:45

大日岳手前が登りとしては一番きつい。ほぼ垂直で先が見えない。

9/16 10:47

10:46 大日岳(8/8)到着。…剣ヶ峰(7/8)はいつ越えた？しかし夢中だったせいか思ったよりあっさり来られた。

9/16 10:51

素晴らしい展望！

9/16 10:51

大日岳の下りも長いので気を抜かないように。

9/16 10:54

迂回路分岐。ここから八海山最高峰の入道岳を目指す。

9/16 10:55

入道岳までは特筆するような危険箇所は無い。景色を楽しみながら進む。

9/16 11:02

ずっと好展望が続く。踏み外すと落ちるようなところはあるので油断だけはしないように。

9/16 11:10

笹道を行く。ちょっとした藪漕ぎはある。

9/16 11:18

11:17 入道岳(丸ヶ岳)に到着！4時間見込んでいたが3時間で着いた。

9/16 11:21

山頂は先着5名様程。そこそこの広さがあり360度視界が開けている。ゆっくり昼飯タイム。

9/16 11:48

花を愛でつつ下山開始。こいつは…何だろう？

9/16 11:52

君はオヤマリンドウ…じゃないな…

9/16 12:05

続々と人が岩に張り付いてますね〜。岩の巨大さが良くわかる。

9/16 12:07

遠くの山々も美しい。…そういえば台風来てるんだっけ

9/16 12:11

迂回ルートで下山開始するも…なんじゃこりゃ。ハシゴが笹に埋もれてる。

9/16 12:12

藪漕ぎ…というか藪泳ぎだなこれは…。想定外の悪路にビックリ。

9/16 12:14

ハシゴのステップが折れてた…。これは本気の本気で危なかった…。落石よりハシゴがキケンでんがな。

9/16 12:19

足場不安定なトラバース…

9/16 12:20

足場のガチャガチャした鎖…

9/16 12:24

踏み草で不安定な細い足場歩き…

9/16 12:28

12:28 迂回路の中間地点まで来たようだ

9/16 12:30

綺麗なアザミに癒される

9/16 12:36

迂回路でも鎖渋滞が起きていた

9/16 12:40

鎖ルート程ではないが、迂回ルートも危険な鎖場は多い。

9/16 12:42

またもトラバース。注意すべきポイントの豊富さから鎖ルートより迂回路のほうが危険だと思う。

9/16 12:49

12:49 千本檜小屋が見えてきた。迂回路…疲れたぞ。次に登る機会があれば鎖ルートを往復するだろう。

9/16 12:53

あとは草花を愛でつつまったり下るだけ

9/16 13:25

13:24 女人堂に帰還

9/16 14:10

女人堂〜山頂駅間は団体客や私服散歩者で頻繁に渋滞していた

9/16 14:12

14:12 山頂駅にゴール！楽しかった！

9/16 14:22

(おまけ1)初めて見た泥落とし用エアーガン。威力があって便利。(注意しないと顔に泥が飛んでくる)

9/16 14:30

(おまけ2)山頂駅売店のアフォガード。アイス+エスプレッソが美味！

撮影機器：

OLYMPUS PEN Lite E-PL7 オリンパス

装備

個人装備

長袖シャツ ズボン 靴下 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 昼ご飯 行動食 飲料 レジャーシート 笛 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 保険証 携帯 タオル カメラ ウィンドブレーカー

備考

水2.5ℓ持参→2ℓ消費

感想

げんじゅ

台風の影響が無さそうな山域を探し求め辿り着いた新潟。東京からは遠い…。
やっぱり鎖のある山は楽しい。でも渋滞の頻発する山は楽しくない。
観光地と上級者向け登山道が混じる山だけに致し方無いのだが。

-鎖場の難易度
本数も多いし長い鎖もあるが、難易度自体は思っていたほどではなかった。
自分の経験だと妙義山(大の字〜相馬岳)のほうが難易度は上。
ある程度鎖慣れしていれば三点支持で十分安定する。

-迂回ルートをなめていた
往路に鎖、復路に迂回を選んだが、迂回ルートの難易度と危険度の高さにビックリした。
藪漕ぎしなきゃならんわハシゴは笹で埋もれて見えないわハシゴ折れてるわ
鎖場多いわ危険なトラバース多いわ踏み倒された草道で足場悪いわ…もう大変！
総合的な難易度ば鎖ルートより迂回ルートの方が上だと思う。
千本檜小屋の案内図に「初心者は(略)迂回コースをお通り下さい。」
って書いてあるけどあんなとこ初心者通っちゃダメでしょう。

-筋肉痛記録
9/17 太もも:(右)中(左)弱　ふくらはぎ:弱　腕:弱
9/18 太もも:(右)中　腕:微弱
9/19 太もも:(右)弱
9/20 完治
意識して歩いた結果としてふくらはぎ負荷を減らして太もも筋を使えたのは良いが
また左右で負荷が違う課題が出てきた…。無意識に軸足に頼ってるんだな…。