東北遠征初日・岩手山(山頂だけ強風地獄)


- GPS
- 05:49
- 距離
- 11.5km
- 登り
- 1,442m
- 下り
- 1,435m
コースタイム
- 山行
- 5:25
- 休憩
- 0:21
- 合計
- 5:46
天候 | 晴れ〜山頂外輪山は霧で強風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
旧道は溶岩のゴロゴロ、新道は泥。 外輪山への登りは砂で歩きにくい。 |
その他周辺情報 | 八甲田山へ向かったので、安比の綿帽子温泉館あずみの湯600円に入る。 西根、八幡平など日帰り入浴可能な温泉は多数あり |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
ズボン
靴下
雨具
靴
ザック
昼ご飯
行動食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
保険証
時計
サングラス
タオル
カメラ
ヘルメット
トレッキングポール
エマジェンシーシート
|
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備考 | 手袋は常に持っていること。強風でとにかく手が冷たかった |
感想
自分のデビュー作『High Life』の舞台にしていたのが八幡平。スキー、スノーボードでは何度も八幡平、安比には来ていて、岩手山は憧れの山だった。
「あの美しい山に登れる」東京からの長いドライブ中も心が浮き立っていた。
9時ぐらいに駐車場に着いて、9:18出発。東北っぽい白樺並木の道をキャンプ場を抜けて登山口(630m)へ。登山ポストには下山届まで置いてある(登山届けは出したけど)。
自衛隊演習地の横、濃い森の中を歩いて行く。すぐに一合目(910m)のベンチが並んでいる休憩広場へ。まだまだ元気なのでスルー。
10:03 2.5合目の新道・旧道分岐(1070m)に到着。登りは視界が開けているという旧道へ。しばらく登ると、むき出し溶岩の崩れが見えて視界が開ける。けっこう風が強い。四合目から五合目と溶岩地形の登山道を上っていく(ここが一番登りがキツイ)。白い大きな岩が見える七合目(1730m)まで登って新道と合流。七合目から八合目避難小屋まではすぐ。キレイなログハウス風の山小屋だ。テラスの前には鐘がある。
八合目避難小屋(1820m)からは平坦になって笹の間を縫うように歩く。所々、紅葉が始まっていて、緑、黄、赤と色彩がとても美しい。ただ外輪山にガスがかかってきたのが気になる。不動平避難小屋(石造り? 古い感じ)を過ぎて、シルクハットのように突きだした外輪山を目指す。この登りが(たぶん)風化した溶岩が砂のようになっていて滑って登りにくい。しかも、強い向かい風で押し戻される。1歩登って0.5歩下がるという感じ(逆に下りは泊まらないみたいだ)。キックステップを蹴り込んで確実に登るのが良い。
外輪山の縁に上がると、息が出来ないほどの強い風が横殴りに吹いていて、一言で言えば「暴力!」。手袋を忘れてきたのが痛い。あまりに風が強すぎて、レインウェアを出すことも出来ない。さっさと山頂まで行ってしまえと急ぐ。外輪山には縁に沿って仏様が並んでいる。
12:01 岩手山山頂(2032m)到着。あまりに風がキツイので記念撮影だけ、山頂に2分間しかいなかった。。山頂から少し下った辺り(時計回りに歩いている)で風が弱くなる場所があったので岩陰でレインウェアを着る。ほっとした(でもまだおにぎりも食べられない)。外輪山を回っていくと、変わっていく景色が面白い。噴気が上がっている場所があるし、風が白くなっているので何だろうと思って触ってみると地面が暖かったり、活火山であることが実感できる。
12:43 八合目避難小屋前のベンチで、いつものようにいなり寿司を食べる。避難小屋の前には御成清水という水場がある。素直な味の水だった。
下りは、7合目から新道を選ぶ。泥で滑りやすいのと少々段差がキツイけど、注意して下れば問題ない。
14:48 馬返しキャンプ到着。トイレの前に水場があって豊富な水が流れている。顔を洗って、タオルを濡らして汗を拭ってスッキリして駐車場に向かう。
憧れの山は登ってみても、本当に楽しかった。山頂の強風も下山したら良い思い出、素晴らしい景色の変化に感激した。
次は松川温泉から登ってみたい。
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