台風一過の快晴★爽やかな秋風吹く高原の小さな山旅【霧ヶ峰】〜動画付き

2017年09月18日(月) [日帰り]

• GPS: 03:26
• 距離: 5.2km
• 登り: 78m
• 下り: 235m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:40
• 休憩: 0:40
• 合計: 3:20

12:10 車山肩分岐
12:50 13:10 蝶々深山
13:40 14:00 物見岩
14:30 14:30 八島湿原
15:30 八島湿原バス停・駐車場

天候

晴れ時々曇り

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

■行き
新宿方面→JR茅野茅野駅(9:00)　中央線特急あずさ
JR茅野茅野駅(9:20)→車山肩　アルピコ交通バス(\1750)

■帰り
八島湿原(15:50)→JR茅野駅　アルピコ交通バス(\1750)
JR茅野駅(17:40)→新宿方面　中央線

コース状況／危険箇所等

特になし

その他周辺情報

■コロボックル　ヒュッテ
車山肩にある山小屋。カフェが併設されており、軽食が食べられる。
テラス席もあり、天気の良い温かい日は気持ち良い。

写真

9/18 12:37

爽やかな秋風の高原歩き。たくさんの小さな出会いのあった小さな山旅を楽しんできました。

9/18 12:10

車山肩のコロボックルで昼食。

9/18 11:57

山小屋のレストラン。テラス席もあります。

9/18 11:49

ここの名物はボルシチ。数量限定だけど、間に合ってよかった。ドリップ珈琲もはずせません。

9/18 12:10

お昼ご飯を食べているうちに日が差してきた。

9/18 12:27

空はスッカリ快晴。広い広い平原の真ん中に、続く木道。

9/18 12:21

木道の脇にはちいさなノコンギクや、

9/18 13:09

さらに小さな花をあつめたような、ヤマハハコがまだ咲いていた。

9/18 12:37

キビタキのメス。ツバメたちもたくさん空を飛び交っていた。

9/18 13:00

ナッツのカケラを固めたお菓子。最近は体調管理を意識し、必要以上に糖質を摂らないようにしている。

9/18 13:07

高原に差し込む秋の光。そのまなざしは鋭くもどこか穏やか。

9/18 13:11

さらに道は進む。

9/18 13:21

蕾を広げ始めたリンドウはちょうど見頃。

9/18 13:54

マツムシソウは最後のちからを振り絞って花を咲かす。

9/18 14:01

高原を吹き抜ける秋の風がススキの穂を揺らす。

9/18 13:24

まるで昨日の台風などなかったのかのよう。

9/18 13:28

台風の足跡が所々に残っていた。。。

9/18 13:41

物見岩。高原にポツンと、積み上げられた遺跡のような積み石。

9/18 23:13

子供心に帰ったように登ってみよう。

9/18 23:02

気持ちいいよ！

9/18 14:16

八島湿原に向けてさらに歩みを進める。

9/18 14:02

草むらに目をやると、アキアカネと。。。

9/18 14:12

こっそり顔を覗かせるマムシグサ。

9/18 14:13

目の前に広がる高原は、どこか懐かしい気もする。

9/18 14:23

秋の光と風がそんな気持ちにさせるのかもしれない。

9/18 14:25

ミズナラの実が落ちていた。台風の仕業だろうか？

9/18 14:30

八島湿原は花の宝庫。

9/18 14:31

草むらにひっそり咲くハクサンフウロに。

9/18 14:35

可愛いフサフサのワレモコウ。

9/18 14:45

トリカブトも少し残っていた。

9/18 14:57

広大な八島湿原の木道を行く。

9/18 14:51

さらにヤマラッキョウ。

9/18 14:47

このボンボンは何？マツムシソウの花が終わった後。なんともかわいらしいたくさんのボンボンたちが風に揺られていた。。。

9/18 15:34

枯れたシシウドもアートしている。

9/18 15:04

ヒョウモンチョウたちがたくさん舞っていた。

小さな出会いがたくさんあった、小さな山旅でした。

撮影機器：

EOS 5D CANON

FinePix S5 Pro ボディ 富士フイルム

サイバーショット DSC-RX100M5 SONY

装備

個人装備

ベースレイヤー ソフトシェル 雨具 ズボン 靴下 インサレーション 靴 ザック 行動食 非常食 飲料 地図 コンパス 計画書 ヘッドランプ スマートフォンGPS 予備バッテリー 筆記用具 保険証 時計(高度計) ストック カメラ

共同装備

ファーストエイドキット 常備薬

感想

cajaroa

↑相棒の選曲が良かったので、ぜひ！

三連休は台風のため、もともと予定していたクライミング山行を中止したが、同時に風邪をひいてしまい、土日ともに寝込んでしまう。

期限ギリギリの梓の回数券が2枚。

病み上がりだし、どこか軽くハイキングにでも出かけよう。
以前ガスで、何も見えなかった霧ヶ峰に行こうという決めた。

荷物も軽くして、カメラを持って、秋風の気持ち良い高原の散歩。
草花ももう終わりかとも思っていたが、秋の花や、実、そして鳥が
迎えてくれた。

四時間足らずの小さな旅だったが、
たくさんのちいさな発見がある。

そして何より、秋の気持ちの良い風を感じながら、
ただ広い高原の道をただ歩いているだけ。
それだけで、なんだかとても嬉しいきもちになった。

そう思える小さな山旅だった。

コメント

ak0211

映画のワンシーンのよう・・(^^)
cajaroaさん、おはようございます！

動画を拝見していて、「映画のワンシーンのよう」だと感じました
バックに流れる音楽も素敵ですね！
齢を重ねた旅人が、若い頃に訪れたこの場所を、当時の事を思い出しながら、ゆっくり歩いている・・そんな感じでしょうか ・・。

岩場が出てこなかったのは久々なような気がしますが・・（笑）

時々は、ゆっくり歩く山旅も素敵ですよね(*^◯^*)

cajaroa

Re: 映画のワンシーンのよう・・(^^)
ak0211さんこんにちは！

最近、岩と雪ばっかだったので、こういうのは久しぶりでした。

とにかく風が気持ちよくて、のんびりできました。
山っていいなーって改めて思いました。（笑）

映画のワンシーンとは恐縮です。
動画は今回maamの選曲が良かったので、随分雰囲気が出ました。

ようやく風邪も治ったので、今日からクライミング再開です。

wakatakeya

絵本みたい…
写真も動画も素敵ですね〜
先日、カメラ壊したので密かにDSC-RX100を狙ってます

僕もここ数日、風邪をひいてました
寝てる間に筋力が落ちた気がして、
ホールドを掴める自信がありません(笑)

cajaroa

Re: 絵本みたい…
wakatakeyaさんこんばんは！

クライミング通ってて、２週間くらい開いてしまうと、不安になりますよね。
指皮なんかは薄くなるような感触があります。
かといって、無理して登ろうとしても、結局登れなかったりするので、
我慢ですよね。先週無理やり登ろうとして失敗しました（汗）

うちはDSC-RX100のmarkVで動画撮影してますが、
4K動画はクライミングの撮影するときに重宝してます。
2人とも手がふさがっているので三脚で撮ってるのですが、
トリミングしても画質が落ちにくいので。
ファイル容量をめちゃめちゃ食いますが、、、

タイムラプス撮影も後からインストールできるので、写真にしたいときはそれを使ってます。

コンパクトな割に、なかなかいい絵を出してくるので、バリエーションルートとか行くときは良さそうですよ。

wakatakeya

Re[2]: 絵本みたい…
カジャさん、ども！

RX100は撮像素子が1型なのが魅力ですね★
綺麗なボケ味が出るのに惹かれます。
…が、markVは高すぎてまだ手が出ません
M3の値がもう少しこなれてくればなぁ…
レンズ沼にハマるのが怖くて一眼も手が出ないデスよ(笑)。
機材の前に、構図と露出の腕を磨けって話でもありますが…。
カジャさんのように写真が巧い人が羨ましいです

ちなみに「ドラゴンタトゥーの女」という映画で、主人公のリスベットがRX100を使っていたのを観て以来、欲しいカメラなのです

cajaroa

Re[3]: 絵本みたい…
そういうカメラの選び方いいですね。
かっこいいです。

相棒は森山大道さんがすきで、GR使ってました。

一眼も、レンズも中古。レンズキットについているような、標準レンズしか使いません。ファインダーを覗く行為をすると、写真が変わってくる感じがします。

RX100はファインダーがあるのがちょっと嬉しいです。

CGみたいにきれいに写した写真より、普通に写っている写真のほうが好きなので。梅佳代さんとか、荒木経惟さんのただ、日常を切り取ったような写真とか、そういうのが好きです。wakatakeyaさんのいろんな方が写っているような写真とかいいなと思ってみてます。

荒木さんは、女性を撮るときはライカじゃないとだめだといっていましたが、撮るという行為にカメラの性格が関わってくるところがあるんでしょうかね。

wakatakeya

Re[4]: 絵本みたい…
おお、アラーキーは知っていますが、森山大道と梅佳代って知りませんでした。ググってみたら…面白いですねぇ なるほどな〜。
当時、高校生になって親父に譲り受けた「ミノルタSRT101」」ってカメラで撮りまくってた頃を何となく思い出しました。金がないからフィルムはネオパンSS、現像も自分でやってたな〜。懐かしい

cajaroa

Re[5]: 絵本みたい…
wakatakeyaさんは自家現像されていたのですね！
ネオパンSS・・・自分もモノクロの自家現像していたので思わずググってしまいました。ネオパンプレストの前のフィルムなのですね。

Wakatakeyaさんは人を撮れる方ですよね。私は内向きの写真になりがちなので、羨ましい。

りょう

お疲れさまでした
cajaroaさん、maamさん、こんばんは。
やっとPCの大きな画面で写真と映像を見ることが出来ました

ここ最近のお二人の山旅の中では逆に異色なトレッキングだったかと思いますが、とても良い時間を過ごされて何よりです。写真、映像のお花も草原も、夏が終わって秋の始まりを感じさせるものばかりで素晴らしいですね。秋風が草原の薫りと相まって吹かれていくのが伝わってくるようで。映像の音楽も良かったです。

霧ヶ峰は近年ご無沙汰なのですが、祖母の実家が下諏訪にあり、私が高校時代に叔父に連れられて八島湿原でキャンプをした覚えがあります。少しノスタルジックな気持ちも入り混じって観させて頂きました

cajaroa

Re: お疲れさまでした
Ryoさんこんばんは！

そんな、大画面で見ていただいて恐縮です。

元々は秋の花が咲いているという話を聞いて、その腹づもりで行ってはみたのですが、意外と終わりかけだったりしたのですが、台風一過ということもあり、秋風が気持ちよく、いい意味で裏切られた山行でした。

これから紅葉も始まりますし、歩きやすく、いい季節になりそうですね！

私も修学旅行か何かで高校くらいの時に来た覚えがありますが、当時は花や鳥に興味がなかったので、２年前の夏に来たときには、まるで初めて来たような感じでした。

特に夏の季節は花が咲き乱れているところなので、ご興味があれば、見ごたえのある山行になると思います。

machagon

空と草原と木、草、花…
cajaroaさん、maamさん、こんばんは☽
遅コメで恐縮です…

3連休、生憎の天気で、あ〜 って思いした方は沢山いらっしゃったことでしょうね… 　小生もその一人でしたが…
そこを、スマートに振り替えられたところにセンスを感じます
霧ヶ峰、ステキなお写真や動画で、自分もユルくやりたい時などには行きたい候補になりました

山行に求めるもの…難所をクリアする達成感も得難いもので、それはそれで素晴らしい感動もあるのですが、リスクも高い…
大元、山歩きを始めたきっかけって、ユルい、こういうスタイルを求めていたはす…
いつから、ストイックで先鋭的でないと満足できなくなってしまったのか…
そんな、そもそもの原点を思い起こさせる、ステキなレコでした

追伸：maamさんの動画の選曲、すごくいいです

cajaroa

Re: 空と草原と木、草、花…
machagonさんこんばんは

私の場合、こういったハイキングも、妙義山のような岩場もあまり変わらない感じなんです。

難所でも、どうやって登ろうかな？とか、こんなところにイワギキョウ咲いてるなーとか、、、その過程のほうが面白く、終わると、あーもう終わっちゃった。。。って思ってしまいます（笑）

自分も1人で山に登る時がたまにありますが、変に何かを達成させようとしてしまうことが多いです。以前、赤岳の山頂でmaamが1人残って、頂上山荘に泊まり、私は次の日仕事だからと県界尾根経由で清里駅まで下ったのですが、山頂から駅まで3時間ですっ飛ばしました。硫黄岳、横岳と縦走してきたあとで、しかもテント泊装備。すごいでしょ（笑）

達成感はありましたが、途中経過とかほとんど記憶になく、自慢話くらいにしかならなくって、なんか目標達成することで山に来た理由を埋め合わせている感じがして、何だかなぁ？という感じ。

唯一思い出に残ってるのが、途中、一息ついて日が傾きかけた赤岳を見ながらコーヒーを飲んでいた時間で、それがなんかよくって忘れられません。一人遊びって難しいなって思いました。

一年くらい前に「イノシシと登山をした話」という山レコ日記を書いたのですが、大月の滝子山で、登山口から子イノシシがついて来ちゃって、一緒にハイキングをしたことがあります。色々あったのですが、そのときは登山していて初めて込み上げてくるものがあって、泣きました。

私は、バリエーションだから、ハイキングだからといって、満足度は関係ないんじゃないかと思うんです。

りょう

↑↑イノシシの話
再びこんばんは。

イノシシのお話がたいへん気になってしまい 、過去の日記を探してしまいました。昨年の2月に書かれていたんですね。いや〜なんというか…cajaroaさん、メチャクチャ読ませますね この日記では無くてどこかの山岳雑誌の2〜3ページにコラムでそのまま掲載しても良いような素敵なお話でした。ほっこりさせて頂きありがとうございます。

人慣れしている野生の子イノシシがいるというもの驚きでしたが、最初から最後までついてきてしまったウリ坊の境遇（親とは完全に逸れてしまったのかな？）、別れの時に壁を登りかけてまで追おうとしたウリ坊の気持ち、そしてcajaroaさんの切ない想い、全て目に浮かぶようでしたよ。こんな奇跡のような一期一会も、数えきれないほど登っているといつか遭遇することもあるのかもしれませんね。

もし同じ山に今後登られる機会があるとして、そして奇跡の電撃再会があったとして、もう大人になってしまったウリ坊はすっかり忘れてcajaroaさんに猪突猛進になってしまうのか、それとも再び・・・。というところまで妄想してみました 大変失礼しました。

cajaroa

Re: ↑↑イノシシの話
Ryoさんこんばんは！

『イノシシと登山をした話』、読んでいただいてありがとうございます！
あそこまで人懐っこいと、捕まっちゃってるんじゃないかなんて、相棒と話したりしているのですが、元気にしていてくれたら、幸いだなぁと思っています。

動物写真家の岩合光昭さんは猫を撮影する時のコツとして目線を同じにするといいという話を聞いたことがあるのですが、じっさい、岩合さんは、地べたに寝っ転がって猫に話しかけながら撮影されているのです。

そんなこともあり、動物を撮影するときには、目線を下げて撮るという頭があったので、イノキチに会った時、つい、しゃがんで撮影してしまったのですが、なんかそれがきっかけになってしまったような気がしています。

以前、maamに高野 秀行さんの本をご紹介いただいたことがあったかと思いますが、結構2人でハマってしまいました。とくに東京漂流記と、ムベンベの本は面白かったです。ああいうノリって好きで、同じような感じで、『町内の山』という登山とクライミングをやっている方のブログがあって、そういうの意識して書いてました。もちろん内容は実話ですが、、、、

ブログの「あれこれ雑談」というコーナーはクライミングやっていなくても面白いと思います。ご存知かもしれませんが、、、

mocha-beat

ノスタルジック〜！
cajaroaさん、maamさん、こんばんは！mochaです🍀

写真も動画もまるで夢の中にいるようでした。素敵な景色ですね。岩に登るmaamさんもかっくいい✨✨

コロボックルヒュッテのボルシチと珈琲、同じものを狙って昨年食べに行きました。すごく美味しいですよね😋😋小屋のお土産も可愛いものがたくさんで、また行きたいなぁと思っているところです。

あっ、行動食にナッツが！自作でしょうか？ナイスチョイス！美味しそうです😆🎶

cajaroa

Re: ノスタルジック〜！
Mochaさんこんばんは！

あそこのボルシチ美味しいですよね！

八ヶ岳の美濃戸口のJ&Sというレストランもそうですが、最近は登山口に美味しいお店があるのが目につきます。

最近おしえていただいた栄養学的に、もう少しタンパク質となる肉が入っているといいかなとも思いましたが（笑）やはりこういう場所なので、味優先で舌を楽しんじゃいました。

ハイキングに行かずにもう帰ってもいいかなって思っちゃいましたよ。

みやげものはmaamも気にしていましたね。マグカップに後ろ髪を引かれていました。柄が可愛かったです。

ナッツは自作ではなく、売ってたものです。最近はこんなものがあるのですね。脂肪酸が良いとmaamに教えてくださったことをきっかけに、行動食にナッツを取り入れています。腹持ちもいい感じで、会社でも夕方ちょこっと食べるようになりましたよ。