鳥海山

2011年08月04日(木) 〜 2011年08月05日(金)

• GPS: 32:00
• 距離: 10.5km
• 登り: 1,229m
• 下り: 1,214m

コースタイム

雪渓が多く、子供たちが苦戦しながらも、登山地図ガイドのコースタイム通りに
登れた。
正午より　登山開始して　休憩を多めに取りながらも　七高山山頂には　16:00着。外輪山を散策後、大物忌神社のある山小屋には　17:30着。

天候

晴れていたが　途中時々ガスが出る状況。　しかし、山頂に近づくにしたがい　晴れて
夕日、ご来光、影鳥海もバッチリ!

アクセス

利用交通機関：

自家用車

前日に　法体の滝でキャンプして　翌日　5合目、祓川より登山

コース状況／危険箇所等

コースタイムの欄でも記入したが、雪渓が多く　ブリッジになっている場所も多いので、くれぐれもラフな行動を避けて気をつけてもらいたい。
その他は　登山ルートのマークも整備されていて、本ルート上で注意するような場所は　特に見当たりません。

写真

8/4 12:35

祓川の登山口です。

8/4 13:45

大雪渓を登る子供たち。
2人とも、内心ドキドキです。

8/4 13:55

途中から　山頂を望むもガスで見えませんでした。

8/4 14:11

避難小屋にも立ち寄りました。
休んでいる方が居たので画像はありませんが　中はとっても綺麗です。

8/4 15:15

下界を望む・・・・・
この頃になると　ガスも無くなってきました。

8/4 15:37

山頂は　もうすぐそこです。

8/4 16:07

以前と違って　石畳が整備されていました。
8合目付近から9合目あたりにかけて
とても歩き易かったです。

8/4 16:09

上の方では　イワギキョウが咲き乱れていました。

8/4 16:10

白、ピンク、黄色、紫、緑、色とりどりの花が見事に出迎えてくれました。
とても素敵なお花畑です。

8/4 16:44

七高山より外輪山を望む。

8/4 16:44

子供たちの住む、湯沢市方面です。
晴れ渡って　素晴らしい眺望を見せてくれました。

8/4 16:59

3人で　パチリ!

8/4 17:13

外輪山より本日の宿泊地、大物忌神社のある山小屋へ急峻な鎖場を下るところです。

8/4 17:14

スケールが大きいです。
万年雪も見えます。

8/4 17:49

本日の宿泊地です。
当日は空いていて、宿泊者は30人ほどでした。
中2階、3階とあるので、MAX　100人ぐらいは泊まれそうです。

8/4 18:08

夕飯です。
以前、泊まった時より　おかずが豪華になっていました。

8/4 18:21

お茶です。
ティーバッグなので　3〜4杯は飲めます。
時代と共に　だんだん良くなります。
その分、宿泊の値段も上がりましたが・・・・・

8/4 18:27

もりもり食べてます。

8/4 18:27

同じく　もりもり食べてます。

8/4 18:45

夕日に染まる3人です。
見事に晴れてます。

8/4 18:50

間もなく　日没です。
新山のシルエットがとても綺麗でした。

8/5 4:39

やけに明るい画像なのは、日付が変わって　翌日のご来光間際の画像だからです。
3:30に起きて　荷物はそのままに、ピークハントしました。

8/5 4:42

記念に　3人で写してもらいました。
僕の後ろは崖なので　変な格好です。
2236m で見るご来光です。

8/5 4:46

その瞬間が来ました。

8/5 4:52

感動で涙が出そうでした。

ご来光を見た2人は　「また　富士山でご来光を見たい!」なんて事をぬかしておりました。

娘は　ディズニーランドより山登りの方が好きなんだそうです。
根っからの　山ガールみたいです。

8/5 4:57

影鳥海です。
日本海に浮かぶ、鳥海山の影です。
2回泊まって　2回見れたのは　けっこうツイてたみたいです。
僕にはアウトドアの神様が　降りてくるみたいです。

8/5 5:05

新山は　こんな感じのところです。
マークもしっかりしていて、見た目ほど危険な箇所はありません。

8/5 5:05

通常の登山経験がある方なら　心配ありませんが
、無理はいけません!
決まったルートを移動しましょう。

8/5 5:06

日本海側に突き出たピークからの画像です。
海岸線もハッキリ分かります。

8/5 5:10

影鳥海をバックに、ご満悦な2人です。

8/5 5:24

朝食は　5:30なので　一度　山小屋に戻ります。
それにしても　一番右側に見える建物は　個室です。1人、通常価格プラス￥1.000-で　個室に泊まれます。

8/5 5:29

「あと　10分だぞぉ〜〜!」
慎重に・・・
しかし　急いでます。

8/5 5:30

もう少しですが、子供には岩が大きく、苦労してました。

8/5 5:37

なんとか間に合い、朝食です。
玉子かけごはんで食べました。
朝食も　豪華です。

8/5 7:38

食後に小屋の周りを散策しながら　外輪山方向を撮ってみました。

8/5 7:41

再び、鎖場をへて、七高山へ戻るルートです。

8/5 7:43

上まで登らなければ　元の駐車場へは帰れません。

8/5 8:09

上がったところで　湯沢市方面です。
この日も　よく晴れ渡っています。

8/5 8:24

下山は　登りと違い　康新道からの下山です。
お花畑の中を　トラバース気味に下ります。

8/5 8:48

鳥海山の固有種、「チョウカイフスマ」です。
あちらこちらに咲き乱れていました。
康新道は　祓川ヒュッテの番人、佐藤 康さんが、このチョウカイフスマを多くの人に見てもらいたくて　秋田大学の山岳部の方々と作ったルートだそうです。

8/5 9:09

途中から　振り返ります。
手前が　七高山、奥が新山です。

8/5 9:30

こちらは　氷河期から生きていると言われてている　「チョウカイアザミ」です。

8/5 9:55

「ハクサンシャジン」と山頂を重ねてみました。

8/5 10:02

こちらも「ハクサンシャジン」ですが　通常は　薄紫の花を付けますが、ここでは非常に珍しく、白い花を付けていました。
長いルートの中でも　ここ1箇所だけでした。

8/5 11:14

途中にある雪渓のスノーブリッジです。

8/5 13:26

途中の　タッチラ坂の画像は省略しましたが、こうして3人、無事に下山してきました。
本当に　いい山でした。

いつも　無事に下山できると、山の神様に感謝です。

8/5 17:13

おまけです。
下山後にそのまま　海水浴に行きました。
「あわび」を採って　さしみで食べました。

海の神様にも　感謝です。

そしてこの後は　湯沢市に戻って　七夕まつりを見学しました。

まったく　タフな子供たちです。

2人とも　ありがとね!

撮影機器：

CX3 RICOH

感想

kehs555

中学校3年生の娘と小学校6年生の息子と3人で登ってきました。
子供たちは　途中の雪渓にビクビクしながらも　9合目付近のお花畑に感動し、山頂からの眺めを堪能し、翌日の新山への登頂、そして　ご来光、影鳥海、遠く月山、焼石岳、子供たちの住む湯沢市方面、岩手山、秋田駒ケ岳、酒田港より由利本荘沿岸の景色を　とても楽しんでくれました。
一度は　鳥海山に登らせたかったので　子供たちと一緒に登れて、僕自身も本当に
楽しい　幸せな山行となりました。