北八甲田 小滝沢遡行〜高田大岳
- GPS
- --:--
- 距離
- 16.0km
- 登り
- 1,350m
- 下り
- 1,337m
コースタイム
- 山行
- 9:00
- 休憩
- 0:36
- 合計
- 9:36
- 山行
- 4:28
- 休憩
- 0:31
- 合計
- 4:59
天候 | 9/22:晴れのち曇り 9/23:曇りのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・高田大岳・小岳鞍部〜雛岳分岐間は滑りやすい ・小滝沢は基本的に水流の多い方を行く |
その他周辺情報 | 八甲田温泉:1人600円 黒石 温湯温泉:1人250円 |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
長袖インナー
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
ハイドレーション
地図(地形図)
トポ
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
保険証
携帯
時計
タオル
ナイフ
カメラ
ハーネス
ヘルメット
確保機
ロックカラビナ
カラビナ
スリング
ロープスリング
セルフビレイランヤード
ディッセンダー
ハンマーバイル
ロストアロー
ジャンピングキット
渓流シューズ
ルート図
|
---|---|
共同装備 |
ロープ
確保機
ロックカラビナ
カラビナ
クイックドロー
キャメロット
ストッパー
ナッツキー
ハンマーバイル
ロストアロー
|
感想
北八甲田の小滝沢を遡行してきた。北八甲田の沢は意外と行ったことがなく、今回は良い機会となった。昨年、我が大学の山岳部のパーティーが酷い目に遭った沢だと聞いているが、登って見た感じだと、しっかりとした計画であればそんなに難易度も高くない良い沢だと思った。
9/22
弘前市内から車で出発し、田代平駐車場に着いた。装備を整えて入渓する。最初はゴーロ帯が続き、傾斜もほとんどない冗長な渓相だ。1時間ほどで井戸沢との分岐に着く。ここで後輩Kにコンパスと地図を用いた支沢の方角の確認の方法をレクチャーした。沢登りでは重要な読図のテクニックだと思う。分岐から小滝沢の方へ進むといよいよ沢らしく、小滝が連続する。1時間ほどで小滝沢で1番大きな滝に着いた。この滝は左岸から楽に巻けるらしいが、今回は登攀練習の目的で直登した。カムやナッツで支点を構築する。この滝を超えるとナメが現れる。小滝沢の記録でよく見るナメだが、ずっと連続しているわけではなく、途切れ途切れだ。しかし、このナメは歩きやすく、見た目も良い。紅葉と相まってなかなか良い風景だ。途中に直登が厄介になる滝があり、これは左岸を巻いた。最後は本流から離れて涸れ沢を登山道へ詰める。登山道へ詰めるルートはたくさんあり、正解はなさそうだ。高田大岳〜小岳の稜線が目前に迫ったら、右岸方面を登って行くのが良いと思う。なかなか登山道に合流せず、ビバークも覚悟したが、最終的に登山道に出ることができて一安心する。高田大岳・小岳鞍部で登山靴に履き替えて登山道を歩き、小岳を越えて仙人岱ヒュッテで一泊した。
9/23
この日は朝からガスっていて思わしくない天気だったが、とりあえず高田大岳を目指すことにした。小岳を越えて、高田大岳・小岳鞍部に不要なものをデポし、高田大岳を目指した。急な斜面を登りきると山頂に着く。山頂はガスで何も見えず少々興ざめ… 高田大岳は北八甲田の主要な山々から離れているため、なかなか登る機会がなかった。今回登れて良かったと思う。その後は登山道をひたすら田代平まで下った。弘前への帰路の途中で後輩の希望により、雪中行軍 後藤伍長の銅像を見に行った。私は小学生の時以来見に行ってなかったので、懐かしかった。後輩Kは山岳部と兼部している映画研究会で八甲田山雪中行軍の映画を見て興味を持ったらしい。あの様な悲惨な遭難事故はもちろん繰り返されるべきではないし、あの遭難から現代の登山者も学ぶべきことは多いはずだ。
小滝 滝沢は難易度もそれほど高くなく、条件が良ければきれいな沢なので、初心者を連れて来るには良い沢だろう。
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