駅ハイ＆ビエンナーレ★四万温泉と沢渡温泉でぶらり

2017年09月23日(土) [日帰り]

• GPS: 00:24
• 距離: 7.9km
• 登り: 135m
• 下り: 129m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:30
• 休憩: 0:00
• 合計: 3:30

11:30 四万駐在所前
12:10 12:10 四万温泉バス停
14:15 14:15 御夢想の湯
15:00 四万駐在所前

GPS、スマホともに忘れ、コースログは手書きです。（四万温泉）コースタイム3時間半程度には、昼食時間30分ほど、ビエンナーレの見学時間が含まれています。（沢渡温泉）コースタイムは40分ほど。周囲の里山には遊歩道が整備されているようでした。

天候

小雨、のち曇り、ときどき晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

（四万温泉）温泉口にある駐在所前のビエンナーレ用駐車場に車を駐めて、日向見薬師堂まで往復しました。（沢渡温泉）温泉街の奥にある「せせらぎ公園」から温泉街まで歩いて登りました。

コース状況／危険箇所等

温泉街は道が狭いですから、車の往来には注意しましょう。また、駐車スペースが限られますので、決められた場所以外に車を置かないようにしましょう。

その他周辺情報

両温泉ともに外湯、足湯などが充実しています。タオルがあると便利です。なお、無料外湯は入れる時間が限られています。入浴するつもりの人は調べてから訪問しましょう。

写真

9/23 11:27

滑り込みセーフで駅からハイキングの受付を済ませ、四万温泉ビエンナーレ駐車場からスタートします

9/23 11:34

さっそく会場29温泉口の家、懐かしいドキュメンタリー風の映像作品が流れています

9/23 11:38

古びた家並みを抜けて温泉街を登っていきます

9/23 11:40

シラネセンキュウかな

9/23 11:40

味のある会場28四万民家

9/23 11:44

シュウメイギクがきれいです

9/23 11:50

今日のランチは温泉街のうどん屋さん、もたせ、というキノコ（ナラタケ）の入ったうどんを頂きました→出汁が効いていて美味しかったよ

9/23 12:07

温泉街らしい川沿いの家

9/23 12:12

四万やまぐち館の奥には駅からハイキング受付所のある鍾寿館、宿の人はとても感じが良くてお泊まりで来てみたいと思いました

9/23 12:16

鍾寿館の先を右折し坂を上がると旧四万小学校（旧第三小学校）

9/23 12:20

味わいのある木造校舎には特設カフェあり、照明が素晴らしいです

9/23 12:20

懐かしい木の廊下、せっかくなのでカフェに立ち寄ります

9/23 12:25

大きな温泉街は外部から人がやって来て異文化交流の場、居合わせた人たちの話しは山奥の温泉場とは思えません

9/23 12:37

懐かしい書体のホーロー板が柱に打ち付けてありました

9/23 12:39

階段下のスペースから、お遍路さんの鈴の音のような音が響き渡ります

9/23 12:40

紙粘土が貼り付けられた机の並ぶ部屋、昔の記憶が呼び起こされるなぁ・・・

9/23 12:41

子どもたちが駆け上がったであろう木の階段

9/23 12:45

ショパンのエチュード革命をBGMに、果物が朽ちる様子が早送りで行ったり来たりする映像、人間のこと言われているようで、なんだか衝撃的でした

9/23 12:46

あかぎ国体のときのモザイク画、モデルは初代ぐんまちゃんです

9/23 12:47

校庭で音楽パフォーマンスする人が映し出された作品、同年代の若者たちが凝視していました

9/23 12:51

給食室に住み着いた動物たち

9/23 12:52

切ない気持ちにさせられる作品たち

9/23 12:53

音楽室の楽聖たちに囲まれて、アニメーション映像を鑑賞

9/23 12:55

錆び落ちそうな渡り廊下の奥には体育館

9/23 12:55

残された備品たちに、子どもの頃の記憶が呼び起こされそうになりました

9/23 12:56

ぽつんと起き去られたバレーボール、こういう場所で作家さんのインスピレーションが沸き起こされる気持ちが分かる気がしました

9/23 12:56

朽ちていく木造校舎、隙間から蔦が侵入し、蛇口捻るとまだ水が出る現役水道を蝕んでいきます

9/23 12:58

昭和37年、まだ生まれていなくてよかったと、なぜかひと安心（爆）

9/23 13:00

ベルリラ、鼓笛隊でこれを叩く女子になぜか憧れていました（＾＾；

9/23 13:03

しっとりと小雨に濡れるシュウカイドウ

9/23 13:05

山口川音の足湯と四万ブルー、美しいっ

9/23 13:06

外湯のひとつ、上之湯

9/23 13:08

四万ブルーに赤ひとつ

9/23 13:12

会場24中屋、体験型の作品が並びます

9/23 13:14

元々は温泉宿だったようで、

9/23 13:17

湯船の跡にも作品が映し出されています

9/23 13:20

無料射的コーナーもあり、家族連れやカップルで賑わっていました

9/23 13:24

塩之湯飲泉所、ここのは癖のない飲みやすい味でした

9/23 13:25

懐かしの温泉街、チェックインの時間には早く、まだ平和なときが流れていました

9/23 13:26

洋品店のショーウインドウにリアルな古老の作品、こちらはビエンナーレとは関係ないようです（＾−＾）

9/23 13:28

四万たむら、の下にはそのまんまの河原の湯

9/23 13:30

よくも残ったなぁ、という古びた軒先の奥には、

9/23 13:30

千と千尋の舞台となった、と言われる赤い橋、奥には県重文の積善館本館

9/23 13:31

渡り廊下も風情がありますなぁ

9/23 13:34

先ほどの小学校跡といい、照明が当時のままというのが素晴らしいです

9/23 13:35

300円払って3階の廊下、湯治宿の歴史が垣間見れます

9/23 13:37

新館とを繋ぐ地下通路、泊まりで来てみたいですね

9/23 13:39

本館一番の見晴らしがいい部屋から見下ろす赤い橋

9/23 13:56

温泉街から日向見エリアへ向かう道、ハギの花が盛りでした

9/23 13:57

トネアザミかな

9/23 13:57

紫色のはヤブマメかな

9/23 14:00

ホオズキや、

9/23 14:02

秋の野菊も咲き誇ります

9/23 14:04

水晶山への登山口、一度きちんとこの辺りの山も登っておきたいです

9/23 14:10

四万温泉エリアの一番奥にある会場30は日向見公民館、子どもが入って遊べる段ボールオブジェがありました

9/23 14:17

せっかくなので日向見薬師、反り返った屋根が美しいこちらは国重文、真田信幸ゆかりのお堂です

9/23 14:18

日向見足湯の向こうには、外湯のひとつ、御夢想の湯

9/23 14:24

Uターンして戻る道すがら、日向見公民館の前から奥四万湖のダムサイトを見上げます

9/23 14:31

奥まって分かりにくいですが小泉の滝、この辺りは名瀑の宝庫のようです

9/23 14:32

帰ってきたらアド街で取り上げられていた、おんせんキャンプShimaBlue、子連れやグループで来たら楽しそうです

9/23 14:36

ツリフネソウ、キツリフネもありましたよ

9/23 14:37

ヒヨドリバナ、アサギマダラは居ませんでした

9/23 14:39

車道脇には熊避け鐘（怖）

9/23 14:40

目の錯覚でも、作家さんの作品でもなくて、ただ傾いています・・・

9/23 14:42

足下には栗の実、秋やね

9/23 14:49

ネコちゃんは居眠りしていましたよ

9/23 15:21

ここからは車で移動し旧沢田小学校、まだ新しい校舎には映像作品や現代アートが似合います

9/23 15:22

外の風景がこうでないと、アート作品も映えませんよね

9/23 15:24

長谷川等伯風の映像作品、雨の日の沢田小学校が延々と流されていました

9/23 15:27

桜が咲き乱れる校庭が思い起こされます

9/23 15:32

倒木ではありません、作品です（爆）

9/23 15:33

美しい映像作品、光芒のキラリが写って、撮った方も楽しくなった一枚

9/23 15:38

不規則に動く光は見ていて飽きないですね

9/23 15:43

小学校周辺の民家、軒先に収穫物が干してあります

9/23 15:43

キバナコスモスの奥に小学校

9/23 15:43

山のワンコは穏やかで、近づいても怒られません（＾＾）

9/23 15:43

庭には彼岸花や、

9/23 15:44

これは分かるかなぁ・・・（正解）こんにゃくです！

9/23 15:44

諏訪神社、右奥に何か見えますか？

9/23 15:45

神楽殿に鎮座する等身大の仏さま、こういうの見せられると見ちゃいけない何かの存在を感じざるを得なくなります

9/23 15:54

先ほどの仏さまと同じくらいインパクトのあった一枚、会場33寺社原田圃の風に揺れるオブジェ、蚕の棚板がシーソーみたいになっています

9/23 15:58

またまた曇っちゃいましたが秋桜はお構いなし

9/23 16:05

ここから沢渡温泉、会場39せせらぎ公園に咲く紙の花

9/23 16:09

共同浴場前の急坂を登ります

9/23 16:10

ムラサキシキブの秋

9/23 16:11

会場37階段の家は廃屋に蔦が入り込んだイメージ、というか、リアルに入り込んでいてもおかしくない朽ちようです

9/23 16:13

いったん降りて民家の軒先から丸い岩はぐんま百名山の有笠山、あの岩山も登れるようです

9/23 16:16

こちらは白いシュウメイギク

9/23 16:18

ユガテ犬、かと思った（爆）

9/23 16:20

会場35は沢渡別邸

9/23 16:24

先ほどのユガテ犬、近づいても吠えずポーズまで取ってくれました

9/23 16:26

そしてこのニャンコ、30センチまで近づいても微動だにせず熟睡中・・・＾＾

9/23 16:28

会場36沢渡民家、3Gのゴーグルを付けると、トロンボーンをお母さんに吹いて聞かせる子どもや、懐かしいおばあちゃんの声が目の前で響きます

9/23 16:34

沢渡神社、万葉集に歌われた古い温泉であることを示す歌碑がありました

9/23 16:37

本日最後は会場38薪の家

9/23 16:37

動物の角が付いた弦楽器が並べられ、実際に音も出せるようでした

撮影機器：

α7 ILCE-7 SONY

感想

yamaonse

週末になると天気が悪くなる今年の夏。土日とも天気が悪ければ諦めも付くものの、用事がある日曜日には決まって天気が回復し、悔しい思いをすることが多かったですが、今週末もそんな天気予報。天を恨んでも仕方ないので、またビエンナーレです。

今回は本当なら霊山嵩山 （たけやま）と近くの会場をセットで歩くつもりでしたが、雨上がりの濡れた岩山や鎖場を登るのも気が引けたので、駅からハイキングも同時開催中の四万温泉を歩いて回ることにしました。帰路には沢渡温泉にも立ち寄ります。

四万温泉は四万の病も治る名湯、柔らかいお湯が気持ちまで優しくさせるいい温泉ですが、今日は温泉街入り口にあたる温泉口に車を駐め、歩いて温泉街と作品たちを見て回ります。本当ならお泊まりしたいところですが、近場だし我慢我慢・・・

中之条市街地でも古びた学校跡に感動しましたが、こちらにも漏れなく木造校舎が残されており、古びた校舎に妙にマッチングした作品たちに感動します。帰路に立ち寄った旧沢田小学校といい、学校は万人の記憶の隅をほじくり出す力があるのかも。

そして、音。夕暮れ時の温泉街では、タイルにお湯の流れる音、桶が床に当たる音。展示会場でもショパンにぴったり合った映像作品、雨の日の水しぶきの音。五感って本当はこんなに豊かだったんだと再認識させられた秋の一日となりました。

コメント

點

本日はうどんスタ−ト♪
yamaonseさん　こんばんは

お味のコメントが・・・
四万温泉はなぜか行った事がありません
一度は行きたい温泉ですが・・・
そちら側から登る山はヒル君の宝庫なので秋でしょうか

群馬には昔からのいい温泉がたくさん

沢渡、法師、川古などなど
たまにはゆっくりまったりしたいものです

yamaonse

Re: 本日はうどんスタ−ト♪
テンさん、こんばんわ！うどんスタートとなった四万温泉、キノコの出汁が出ていて美味しかったですが、うどんの汁がちょっと邪魔していたのが残念でした。キノコ汁はそれだけで味がしっかりとしているので、うどんの醤油汁がない方が美味しいですね。

谷川エリアの無色透明温泉、昔はありがたく思わず、硫黄泉や強酸性の温泉ばかり行っていましたが、最近はこういう癖のない温泉が落ち着いて感じられるようになりました。同じような透明泉も微妙に違うのがいいですね(^｡^)

そんな楽しい四万温泉エリアですが、群馬県内では裏妙義周辺などと並ぶ、ヒルがいるエリアでもあります。稲包山や今回登山口を通過した水晶山、みなかみ町の大峰山とかにもいるようですね。病気媒介するマダニよりはマシでも、有害動物はやはりイヤですね。

yakidango

四万温泉の駅ハイ
yamaonseさん、こんばんは^ ^四万温泉は群馬では草津、伊香保に次いで有名な温泉ですね。群馬は温泉大国で羨ましいです。比べて我が埼玉には誇れるものが何もないです(^^;; 今年の冬に四万温泉に行きましてyamaonseさんと同じマネキンと翁の写真を撮りました(^^;; そのときは千と千尋の宿、積善館に泊まりました。旧館はかなり年季が入っていましたが良い宿でした。

yamaonse

Re: 四万温泉の駅ハイ
yakidangoさん、こんばんわ。温泉県グンマーですが、意外とぬる湯が少ないのが温泉好きには玉に瑕。埼玉は温泉後発県ですが、日帰り温泉には源泉ぬる湯が設けられているところも多く、個人的には大好きです。混んでるのは頂けないですけどね（笑）

四万温泉は癖のない大人の湯。老人オブジェ、撮影したんですね。積善館は文化財、いちどお泊まりしてみたいです。今回は駅ハイコースで、受付所のある鍾寿館は、群馬には珍しい着飾らないご主人が好印象でした。自分の定宿見つけるのも楽しそうですね。