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Yamareco

記録ID: 126573
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
富士・御坂

富士山(須走口ルート)

2011年08月06日(土) 〜 2011年08月07日(日)
情報量の目安: A
都道府県 山梨県 静岡県
 - 拍手
Qkuma その他6人
GPS
23:00
距離
13.2km
登り
1,826m
下り
1,812m

コースタイム

【1日目】
12:40[須走口五合目]-14:30[新六合目]-15:20[本六合目]-16:40[七合目]-17:40[本七合目]見晴館泊

【2日目】
23:40[本七合目]-00:10[八合目]-00:30[本八合目]-1:10[九合目]-2:45[山頂]5:40-7:20[剣ヶ峰]-
8:20[須走口下山道]-8:55[九合目]-9:10[本八合目]-9:25[八合目]-9:45[本七合目]-10:10[七合目]-10:40[本六合目分岐]-11:05[砂払五合目]-11:40[須走口五合目]
天候 1日目:曇り時々雨一時雷雨
2日目:曇りのち晴れ
過去天気図(気象庁) 2011年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
往路:新宿発高速バス→御殿場発登山バス→須走口五合目
復路:須走口五合目発登山バス→御殿場
予約できる山小屋
頂上富士館
江戸屋
胸突江戸屋
二度目の富士山。
須走口から山頂を目指します。
二度目の富士山。
須走口から山頂を目指します。
昨年の吉田口と違い、人も多すぎず
昨年の吉田口と違い、人も多すぎず
山らしい登山道を気持ちよく
歩く予定でしたが・・・
山らしい登山道を気持ちよく
歩く予定でしたが・・・
・・・あいにくの雨。
雷も鳴り始める。
真剣に進退を考えますが
・・・あいにくの雨。
雷も鳴り始める。
真剣に進退を考えますが
新六合目の瀬戸館まで来ると、
雨脚も弱まって一安心。
しかし頂は遥か遠く。
新六合目の瀬戸館まで来ると、
雨脚も弱まって一安心。
しかし頂は遥か遠く。
雲の中、本七合目
見晴館を目指します。
雲の中、本七合目
見晴館を目指します。
雲は晴れないものの、
振り返れば富士山に居ることを実感。
2011年08月06日 17:13撮影 by  934SH, SHARP
8/6 17:13
雲は晴れないものの、
振り返れば富士山に居ることを実感。
無事に第一の目的地であり、
今夜の宿、見晴館に到着。
無事に第一の目的地であり、
今夜の宿、見晴館に到着。
食事と仮眠を済ませ、
食事と仮眠を済ませ、
身支度を整えて
雨の中、山頂を目指して出発。
雨の中、山頂を目指して出発。
山頂の鳥居が見えてきた!
山頂の鳥居が見えてきた!
人のごった返す
富士山頂へ登頂!
人のごった返す
富士山頂へ登頂!
天候不良で心配していた御来光も
拝むことができました。
天候不良で心配していた御来光も
拝むことができました。
明るくなったところで、
お鉢巡りに出発。
明るくなったところで、
お鉢巡りに出発。
道中、多数の自衛官が。
意外とへばってる人もチラホラ。
道中、多数の自衛官が。
意外とへばってる人もチラホラ。
さぁ、日本最高峰へ。
さぁ、日本最高峰へ。
しかし剣が峰での、
写真撮影順番待ちの行列が。
しかし剣が峰での、
写真撮影順番待ちの行列が。
それでも、日本で一番高い頂は、
しっかり踏みしめる。
それでも、日本で一番高い頂は、
しっかり踏みしめる。
お鉢巡りを堪能し、下山します。
モザイクかけるのが楽。
お鉢巡りを堪能し、下山します。
モザイクかけるのが楽。
さらに楽。
須走口名物、砂走り。
思っていたより狭かったのですが
須走口名物、砂走り。
思っていたより狭かったのですが
慣れると凄まじい勢いで
駆け下りる事ができます。
楽しい。
慣れると凄まじい勢いで
駆け下りる事ができます。
楽しい。
砂払五合目にて小休止して
砂払五合目にて小休止して
須走口五合目へ向かいます。
須走口五合目へ向かいます。
お昼どうする?と話しながら
お昼どうする?と話しながら
到着する頃には、青空も顔を見せる。
ずっと悪天じゃなくてホント良かった・・・。
1
到着する頃には、青空も顔を見せる。
ずっと悪天じゃなくてホント良かった・・・。
温泉で長旅の疲れを癒し、帰路に着きます。

いい旅だった。
温泉で長旅の疲れを癒し、帰路に着きます。

いい旅だった。
撮影機器:

感想

山登りを始める切欠となった富士山。
丁度一年前、ツアーに参加しながらも高山病により本八合目でリタイア。
一年間山に登り続け、ひとりでもリベンジを果たすつもりでしたが賛同者が集まり、
7人で富士登頂を目指すことに。しかも主催者として。こんな事になろうとは一年前は夢にも思いませんでした。

山はほぼ初めてというメンバーもいる中、練習登山も含めて3ヶ月を準備に当てましたが、
天候が悪ければ全てが台無しに。しかし皮肉なもので予報は雨。一時雷。ひどすぎる。

須走口から登り始めると予報通り雨、そして雷が。日本の天気予報ってすごいね。
足元には濁流が流れ、ここから先は隠れる所も無い。真剣に下山を考えます。
大げさかもしれませんが、6人の命運を預かっていると思えば、必要以上に慎重になってしまいます。
皆の意見も聞き、ここは六合目まで登って様子を見ることに。
これが当たり、六合目からは雨脚も弱まってきます。
よし。行こう。

今夜の宿、見晴館まで順調に辿り着きます。具合が悪くなるメンバーもいない。
頭痛薬が効いているのかも。準備は大切だと改めて感じます。
食欲もあり、全員カレーをたいらげる。頼もしいなぁ。去年の僕は高山病で死んでたよ。

眠れない仮眠をとり、御来光を拝める事を信じて山頂を目指し、深夜に出発。
ここでも雨に降られます。天候が好転する保障は無い。唯でさえ寒い山頂で、さらに雨に降られれば危険すら伴います。
歩きながら何度も小屋まで引き返すべきか考えました。
本八合目で吉田口の登山者と合流すると、一気に賑やかになります。雨も霧に変わり、雲も切れてきました。メンバーの体力も問題無い様子。
よし、全員で山頂を踏もう。

登山道の道端では登山者が大勢座り込んでいます。中には死体と見紛うばかりの動かない人も。
そんな中を全員が土を踏みしめながら登っていきます。
正直なところ、誰かが何らかの理由でリタイアするのではないかと思っていました。自分かもしれないですし。
その時どうするべきかも考えて。
でも結果、誰も欠ける事なく山頂に登頂し、御来光を拝み、好天のお鉢巡りを堪能する事ができました。
いや、本当に良かった。これ以上は無い結果です。天気はちょっと残念だったけど。
そして何事も無く下山。
皆無事で本当にホっとしました。万一のことがあったら、会社にも顔向けできないし。

1年越しの富士山リベンジを果たせた喜びは勿論ありますが、
良い仲間に恵まれ、全員で登頂を果たせた事が何より嬉しい。
これまで、初心者に毛が生えた程度の僕によく協力してくれた皆に本当に感謝です。

今回は、僕自身全てがとても勉強になり、恐らく一生の思い出になる山行となりました。

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