伊吹山夜間登山


- GPS
- 32:00
- 距離
- 9.4km
- 登り
- 1,156m
- 下り
- 1,155m
コースタイム
03:20 頂上到着
05:40 下山開始
09:20 登山口到着
天候 | 晴れ→曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
周辺の個人駐車場・・500円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
ヒルが結構多かったので、コース途中での休憩が出来なかった。 |
写真
感想
22:00 登山口に到着。
単独行動がチョット怖かったので、他グループとの同行を願い三之宮神社前で準備を兼ねた時間つぶし。
しかし願い叶わず周辺の駐車場はガラガラのまま。
断念も考えたが、見上げると中腹にライトの動きが2つほどあるではないか。
勇気を振り絞って断念を断念。
23:00 三之宮神社前登山口出発。気温は28度。
予想以上に涼しく、快適な登山を予想した。
23:25 1合目到着。気温25度。
1合目までは樹林帯のため蒸し暑かったが、到着の瞬間、体に流れる汗みんなが乾きそうな涼しい風が吹いていた。
ここで伊吹高原荘の前のベンチをお借りし休憩。
この宿は賑やかで、ベンチから見える1階食堂では、クラブの合宿なのか30人ほどの女子高生(?)がえらく盛り上がっていた。
私の前に座っていた先生らしき男性が、暇そうにしていた姿が印象的だった。
00:45 3合目到着。
1合目から2合目までは元スキー場で、現在も草原が綺麗に管理されている。
その登山道も凸凹のない綺麗な道なので、ライトを消して進んでみる。
月灯りもあって麓の夜景がとても美しく映えて楽しい道のり。
2合目からは樹林帯に入るので、風になびく木々のしなる音に一々怯えた。
音が鳴ったら足を止め、音の方向にライトを向ける。
「ライトを向けた途端熊が襲ってくる」、「何か出てきたら今の体力で逃げ切れるのか」といった、マイナスな事ばかりを考えていた。
今書き込みながら自分の性が恨めしい。
通常の汗と、怯えの油汗とで、体中がビショビショ。
3合目の公衆トイレの灯りが見えた時は、到着した喜びよりも「助かった」という安堵感が9割ほどを占めていたと思う。
しかし、灯りの下でゆっくり休憩すると気分も落ち着いてくる。
落ち着いたところで山を見上げてみると、月灯りにうっすらと頂上が見える。
空は月が雲で見え隠れしているが、今日一日は充分持ちこたえそうな感じがした。
初めての「ご来光」の期待も高まってきた。
01:25 5合目到着。気温22度。
02:30 7合目到着。
下はグループ2〜3組のライトが見えている。
上は頂上がかなり近くに見えてきた。
03:20 頂上到着。気温20度。
結構時間がかかったが、今の私の体力では精一杯かな。
おおいに期待していたご来光は8合目で諦めた。8合目あたりで急にガスに包まれたため。
「出たっ!」と思って5分くらいで視界が利かなくなり、少しして雨も降ってきた。雨はすぐに収まったが、風も強いので念のため雨具を羽織る。
頂上は雨・風・霧。体感温度は15度くらいかな。とても寒かった。
到着した時は私一人だったが、ほどなくしてドライブウェイからこられた方と、登山の方で50人以上の人に。見た目、登山者は6〜7人。
唯一開いていた山小屋で夜明けを待った(店の人は寝ておられたので物音をたてずに)。
明るくなった空の状況は変わらなかったが、温かいコーヒーを淹れていただきタバコを吸いながら山小屋の雰囲気を感じただけでも満足感に浸れた。
05:40 下山開始。
09:20 登山口到着。
下山途中30組ほどのグループとすれ違いましたが、最新のファッションを装った若い女性がおられませんでした。
これも期待の一つだっただけに残念。
最後に今回の登山を振り返って、「登山は身の程に合ったものに」を痛感しました。
無事に帰ってこられたから良かったものの、山を登りながら「なんで登山保険に入らなかったのか」を何回悔やんだか。
これからの山登りの大きな糧にしつつ、行動記録とさせて頂きます。
夜間登山ご苦労様でした。
私も昨年から滋賀県の登山を始めて
今年の夏は北アルプスデビューしました。
まだデビューしたところですが北アに取り付かれてしまったようです。
現在山用テント物色中です。
今年は滋賀県の山でテン泊修行して来年夏には
北アテン泊デビューを計画してます 。
最終目標は剣岳登頂ですが
何時になることやら。
お互いマイペースでがんばっていきましょう。
初めての夜間登山おつかれさまでした。
夜の山、特に一合目の樹林帯は真っ暗なので入るのに躊躇しますね。
私も最初はそうでした。
が、もう慣れました(笑)
完全無灯火で登れないものか・・・とバカなことを考えています。
ヒルですか。
いるみたいですね・・・でも、幸いなことに、まだ伊吹の正面登山道では私は被害に有ったこともみたこともありません。
夏季休暇の方も多いとはいえ、平日では人が少ないのですかね。
土日はもう少し多いと思いますが。
暑くても夜より昼間の方が登山者は多いです。
もちろん山ガールも。
他の山もそうですが、伊吹はガスの出やすい山で、下から見て晴れていても夜や朝にガスがでたりして、御来光の期待は幾度となく裏切られています。
山での御来光は本当に運頼みに近いですが、夏よりも秋の方が晴れる確率が高いような気がします。
なので、根気良く登り続けること、あまり期待しないことをモットーに通っています。
秋以降の方が、空気が澄んできますので遠景も期待できますし。
それ以上に伊吹には花が多いので、移り変わる花を見る楽しみがあります。
伊吹はこの辺りでは標高差も距離も有り、それなりの体力が必要ですが、頑張れば初めてでも日帰りが可能です。
易しくもないけど難しくもない・・・そんな感じです。
ここを登って山頂周遊して下りるとだいたい16km・・・一日歩く距離としては良い距離です。
それをさほど無理なく歩けるようになると(と言っても結構疲労しますが)アルプスなどに行っても、そこそこ歩けると思ってます。
ガレ場とか岩場は少ないですが、まずは普通の山歩きが出来る体力が無ければ、どこに行っても一緒です。
保険に入っておられないなら、遭難保険ぐらいは入っておきましょう。
傷害付は高くなりますが、怪我した際の足しにはなるかも。
いづれも、入ったからと言って安全になるわけではありませんが、心の負担を少しは軽くしてくれます。
投稿ありがとうございます。
北アルプスに行かれたそうで、羨ましい限りです。
私の最終目標は鹿島槍ヶ岳ですが、いつになるのか皆目わかりません。
色々な条件が合致し、早く行けたらいいなと思っています。
投稿ありがとうござおます。
真っ暗は慣れますか? 私はどう考えても無理と思います。
ご来光を期待し何度もチャレンジしたい願望はありますが、体力と気力が許すかどうか?
当分もっと低い山で遊びます。
私も初めての夜間登山では鹿の足音と鳴き声に怯えて、二度と登るものかと思いながら登りました。
いつの間にか慣れたのか、最近はむしろ好んで夜間に登っているような気もします。
山で見る御来光や朝焼けは本当に素晴らしい(ことがある)ので、
懲りずに再チャレンジするといつかは当たりがでるはずです。
投稿ありがとうございます。
夜の山に慣れる:難しいですね。
オバケ等も全く信じていないわけでもないんで。小学生みたいで恥ずかしいですが現実です。
abeyさんは雪山も登られているみたいですが、私自身が出来ない記録を読むのはとても楽しいです。
今後の安全なご活躍を期待します。
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